2004/04/30 (金) 日本人がやって来た。(4)

電話の主はAge(オーゲ)さんという建築関係の仕事をしている方だった。
日本にとても興味があり、日本語も多少話せるとの事で、Kristin同様通訳を頼まれて電話をくれたらしい。で、今度は今晩公開録音中のラジオ番組(確かnrk 1とか)にゲストで出て欲しいとの事。今回も断る理由など何もないので、ホテルのレセプションでオーゲさんと待ち合わせる事に。

 ただライブ見に来ただけなのにな、私。

 数分後、待ち合わの場所にいらしたオーゲさんは、物腰の柔らかい紳士という感じの方だった。とても丁寧な日本語でゆっくり話してくれる中、ホテルのスタッフが一枚の紙を私にくれた。途端にプッと噴出すオーゲさん。それは数時間前に彼が私宛てにホテルにFAXした今日の件の依頼文書だったから。会ってから渡されてもね。そりゃ笑うしかないわ。

 というわけで、オーゲさんと共にいざ公開録音をしているホテルノルゲへ。歩いて3分。散策ルートの中にあるのに気づかなかったその会場からは、連日行われているOle Fesのライブの模様や出演したアーティストに来てもらってインタビューや公開録音をしているのだそう。会場の中に入ると、若いバンドが丁度公開ライブを行っていた。スタッフの方に案内され、そのステージ横のテーブルについてオーゲさんと共に、これからの流れをちょっと聞く。

 としているうちに、私達の横に陽気な二人組が現れる。ステージサイドでは、アメリカから来たヒップホップアーティスト(恐らくERICK SERMON かと)がインタビューされてるっていうのに、鼻歌まじりでアンプを通して音出しをしてしまうやら、ERICKの新曲らしきものをフロアでかけてるっていうのに、それをもじって違う曲をリハがてら演奏してしまったり・・・。

 あっけにとられているうちに、その後ろではペダル・スティールをケースから出している男性が・・・。

 もしかして、もしかして、彼らって・・・。

 といううちに、ステージサイドに呼ばれてしまった。オーゲさんに引っ張られてインタビュアーのもとへ。「大丈夫、心配要りません。」って言われても、それより何より、私はバンジョー片手に“ム~ヴメント!!”とパフォーマンスするステージ上の彼らが気になってしょうがないんだけど。
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