ヒガシさんの山猫軒

ようこそのお運びで厚く御礼申し上げます。宮沢賢治の理想郷(イーハトーブ)を訪ねて三千里。ヒガシさんの伝記。

ある男(平野啓一郎)他/9月の読書メーター

2019-10-05 | 本のススメ
仕事帰りに図書館へ行った。借りた本は3冊。

ある男(平野啓一郎)
神のダイスを見上げて(知念実希人)
もういちどベートーベン(中山七里)

















9月の読書メーター
読んだ本の数:3
読んだページ数:1030
ナイス数:28

銀河食堂の夜銀河食堂の夜感想
ひとり静かに亡くなっていた老女は、昭和の大スター・安斉美千代だった。愛した人を待ち続けた彼女の死の1週間前に届いた手紙に書かれていたのは…。「ヲトメのヘロシ始末『初恋心中』」2000枚のSPレコードから探し当てた「兄が最後に聴いた曲」に込められていたのは、あの戦争で飛び立った青年と妹と猫の、真っ青な空の下の切ない別れの物語。「むふふの和夫始末『ぴい』」ほか、全6篇。
読了日:09月23日 著者:さだ まさし
レフトハンド・ブラザーフッドレフトハンド・ブラザーフッド感想
左手に宿る“兄”と俺。奇妙な2人の逃避行が始まる―ある事故以来、左手から死んだ兄・海斗の声が聞こえるようになった岳士。家出した2人は殺人事件に巻き込まれ、容疑者として追われるはめに。濡れ衣を晴らそうと奔走する岳士と海斗だが、怪しいドラッグ「サファイヤ」、そして美しい彩夏との出会いで“兄弟”の思惑はすれ違いだす…予想不可能のラスト、切ない衝撃に涙があふれる。
読了日:09月15日 著者:知念 実希人
医者の本音 (SB新書)医者の本音 (SB新書)感想
本書は、がんの執刀医でありながら、医局に所属しない著者が、これまで誰も書けなかった「医療のブラックボックス」に切り込む企画! 「薬を減らしたいとき、なんといえばいいか?」「袖の下は渡したほうがいいのか?」といった切実な悩みから、「製薬会社からの賄賂は本当にあるのか?」「玉の輿に乗るならねらい目は?」のような、お金と恋愛の話題まで。面と向かっては聞けなかったギモンが、氷解する。
読了日:09月01日 著者:中山 祐次郎

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コメント
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