長篠の戦いで織田信長は鉄砲の三段撃ちしたとされているが、
そのような記録が残っておらず嘘だったという説が有力に。
実は、紀州雑賀衆が戦国最強の鉄砲隊だと言われている。
織田信長は天下統一しようとしたが、紀州だけは収める事ができないまま亡くなる。
羽柴(豊臣)秀吉も紀州を恐れていたが、刀狩令により紀州雑賀衆は滅ぼされてしまうのだが・・・
戦国鉄砲・傭兵隊
天下人に逆らった紀州雑賀衆
紀州雑賀荘を根拠地とした地侍集団「雑賀衆」。
早くから大量の鉄砲を使いこなす戦術に長けていた彼らは、その技術を駆使して自らの領土を防衛するばかりでなく、
石山本願寺や戦国大名の傭兵として各地を転戦していた。
信長・秀吉・家康などの天下人権力とは一線を画し、独立性を最後まで保ち続けた雑賀衆とはどのような人々だったのか。
鈴木孫一や佐武伊賀守という領袖の真実の姿をはじめ、戦国をたくましく生き抜いた雑賀衆の興亡の軌跡を描く。