皆さんこんにちは。
そして、お久しぶりです!
4年 宮下真衣です。
ついに、卒業ブログとなってしまいました。
きっと、コロナの影響も大きいと思いますが
あの時入部してから、もう4年間も経ったということが未だに信じられません。
入部当初、コロナ渦で心細かった中、
4年生の先輩方がとっても優しくしてくれたのを今でもずっと覚えています。
この1年は、そんな4年生のようになりたい
と思って過ごしてきましたが、
そのようになれていたのかなと振り返っているところです。
そして、先日は冬季公認お疲れ様でした!
今回は学生ラストレースの試合でした。
本当は、他の種目でもタイムを出したかったのですが
何とかラストの1ブレで
やっっと 1分20秒を割ることができました✨
まだまだ未熟な部分もあったと思いますが
自分の中でずっと目標として定めていたタイムだったので
大台に乗れたのは嬉しかったです!!
ただ、元の体質と病み上がりが相まって
代償に(?)脚と気管支を痛めてしまい
最後はボロボロになってしまったのが悔やまれますが
もう引退なので、これからじっくり休むことにします💭
また、出場人数も多く2年生の幹部らしさを感じた良い試合だったなという風に思います。
みんな、2日間お疲れ様!
そして、この卒業ブログは
恐らく人生最後のブログになると思うので、
これまでの水泳人生を振り返りつつ、
お世話になった方々へ感謝の思いを
綴れたらと思っています。
途中自伝みたいになってしまいましたが
温かく見守っていただけたら嬉しいです💦笑
〈水泳生活と入部のきっかけ〉
水泳を始めたのは4歳で、
ここから私の長い水泳生活が始まりました。
始めは、泳げるようになったら良いなと思い始めた水泳も
いつの日かもっと速く泳げるようになりたいの一心で
小学校1年生から選手コースの一員となり、
週6~7回の水泳漬け生活が始まりました。
その時の専門はバタフライで
JOに出場することを目標に取り組み、
小学生ながらも
日々の厳しい練習や試合での大きなプレッシャーと戦いながら、
全身全霊を注いで水泳に打ち込んできました。
その結果、小学校3年生~6年生までの4年間は毎年JOに出場することができ、
どんなに辛い日々も
目標を果たした時の喜びによって
何とか乗り越えてくることができました。
しかし、小学校6年生の時
当時S2だった平泳ぎをやりすぎてしまい
右膝の半月板を損傷してしまいました。
そこから休養を挟んだこともあり
身体的にも精神的にもバランスを崩してしまい、
悩んだ末、水泳から離れることにしました。
今でこそ、どんなに速い選手にもスランプはあって
あれはもっと強くなるための高い壁だったのかなという風にも思えますが
その時は、ちょうど中学生にもなり
勉強との両立への不安や
部活にも入ってみたい思いなど
色々な気持ちと葛藤して結果的に気持ちが負けてしまいました。
日々の練習が厳しすぎて
あんなに毎日辞めたかった水泳も
いざ離れてみると、やっぱり水泳をやっていたかったなと思うこともありました。
そんな中、月日は経ち
中学3年生と高校生の頃
勉強や部活の息抜きで泳いでいた際に、それぞれ別の場所で
その当時の千葉大水泳部の先輩方と出会いました。
中学生の頃は、当時やついこの前まで千葉大が冬場に拠点として
活動していたクラブで泳いでいた際に
アルバイトの部員の方と仲良くなり、
一緒に泳いだり、時には受験勉強を教えてくれたりすることもありました。
当時はありがとうございました!
そして、土日は横で千葉大水泳部の方々が実際に活動していて、
ハキハキと挨拶をしていたりタイムを取っていたりする姿に
中学生ながらも憧れを感じていました。
そして、高校生になるとまた別のプールで
別の部員の方(結子さん(21卒))と出会い、よく部活での話を教えてくれました。
お話を重ねるうちに
・部活には部活ならではの水泳の良さがあること
が段々とわかってきました。
今まで、クラブで競泳をやってきた私にとって、部活での水泳は新鮮で、
「東部」や「全国公」などチームとして戦うのが面白そうだな、と思うようになりました。
そこから、ご縁あって実際に関わらせていただいたこともあり
皆で練習前に円陣を組んで声を張り上げていた姿や一緒に優しくストレッチをしていただいたことなど
凄く良い意味で体育会系の活気ある雰囲気だったことをよく覚えています。
そして、この部活に入ってもう一度水泳を本気でやりたいなという思いが強くなり、千葉大を目指すことにしました。
〈入部してから〉
そして実際に受験を終え無事に合格でき、直ぐに入部できたものの、
大きな障壁が「コロナ」でした。
入部してから1.2年(長いですね笑)は
制限が多く、思うように練習もできず
試合にも出れず、のはがゆい期間でした。
しかし、先輩方がオンラインでの交流の機会を作ってくださったり
部活外で会ってくださったりもしたので、不安も少なく
楽しく過ごすことができたこと
とても感謝しています。
そのため、部活としての初めての活動は、
「オンライン筋トレ」でした。
泳げなくても、部活の雰囲気を味わえて嬉しかったのを覚えています。
ここでは、オンラインならではの、身長当てクイズ?等もしました笑
その時、健太朗さんには180くらいですかね..?と答えた記憶があります笑
私の身長も、オンライン上では高く見えていました笑
人間、なかなか顔を見ただけでは人の身長ってわからないですよね〜😌
コロナが少し落ち着いてからは朝練も徐々に再開し
先輩方が
練習後ご飯に連れて行ってくださったり、
時には遠出をして遊んだり
一緒にディズニーにも行ったり..と
とても有り難かったです!
主にあおいさん!
本当にありがとうございました。
そして、あっという間に1年がたち
4年生の先輩方がいなくなってしまうのとともに、女子選手の先輩方も(コロナの影響で)殆どいない状態になってしまって…
同性の選手の先輩があまりにもすぐいなくなってしまったことは、その後
大会が徐々に始まっていくに当たり
辛いことがとても多かったです。
そして、部活自体もコロナの影響でほぼゼロからのスタートになってしまい、
頑張って入部したものの、雰囲気や出席回数などは今までとはガラリと変わり
自由で楽な反面、どこにもぶつけようがない寂しい気持ちもありました。
そんな中、2年生からは、制限はあったものの徐々に試合に出場しても良いこととなりました。
そこからは、本格的に大学で頑張る種目も考え始め、結果的にはBrを、膝には気を付けつつS1として取り組んでいくこととしました。
競泳の種目の中でも、Brは本当に難しくて、やればやるほど結果にそのまま直結するわけではない複雑さに、最後の最後まで苦戦しました。
少し出てみる位が一番気持ちよく速く泳げちゃうことも多い、異例な種目な気がしています。笑
妹もBrがS1で、ここ1年以上も停滞期に苦しめられているのですが、レベルは違えどその気持ちがやっと少し分かってあげられたような気がしました。
そして、2年生で思い出に残っている大会が関チャレ(@立教)です。
↑この時、実は長水路でした。笑
ここで初めて個人の全国公割りをしました。
その時の夏からやっと大学プールが使用できるようになり、泳げることが凄く嬉しく、その成果がそのまま発揮された試合でした。
この試合までは長年のブランク&コロナ禍で泳力が戻っていなかったので、ここにきてやっとスタートラインに立てた気分でした。
好タイムを出して全国公を割ることができ、先輩方が喜んでくれて、夜ごはんもご馳走してくれたのが印象的です。
そして、3年生になり、試合が出場可能なものとなり、やっと、東部や全国公を体感することができました。
しかし、初めてという部分が大きく消化不良の形で終わってしまいました。
きっと、多くの1年生が体感するような気持ちを3年生にして味わうというのが何とも言えない複雑な気持ちになりました。
そして、あっという間に4年生になり、考えられないスピードで泣いても笑っても最後の代が来ました。本当に不思議な代ですよね。笑
恐らく歴代の4年生だったら既に3年間必死にやってきてお腹いっぱいだと思う人も多かったと思うのですが、今まで出場できなかった分、4年生でも出場しました。
最後の年になって、ようやく応援等も解禁され、すべてが戻りつつあったため、嬉しくも、水泳以外も含めた全てを両立しないと叶えられないのが本当に大変でした。
3年冬から4年夏にかけては、
就活×水泳×教育実習
のトリプルパンチで何度も心が折れそうになりました。
どこか少しでも挫けてしまったら
ドミノ倒しのようにすべて崩れてしまいそうだったので、
そんな恐怖と戦いながら張り詰めて頑張りぬくしかありませんでした。
そして人数枠もあるため、現役生と同じように部活の代表として出場したいと思う以上、練習への出席や姿勢から引っ張るつもりで頑張ろうと決めました。
加えて、どの大学もそうだと思いますが笑、この時期は部の状況的にも落ちつかず、
次から次にいろいろなことが起こるため、
精神的にも身体的にも
かなりキャパオーバーな状態でした。
しかし、そんな時支えてくれたのが周りの人たちでした。
まずは、後輩。
入部したばかりだけど、大会に向けてやる気を出してくれて一緒に頑張ってくれた子たちの存在。
悩みを打ち明けたら、解決に向けて行動をしてくれた後輩。
そして、他大なのにいつも辛いときに寄り添ってくれた後輩。
本当に皆には感謝しています。
慕ってくれたことも、仲良くしてくれたことも全部嬉しかったよ。心からありがとう。
そして、OBの先輩方。
社会人で忙しい中、先輩方の時の大会の事や経験をたくさん教えてくれたり、励ましてくれたりしたことで、もの凄く助けられていました。
先輩方の励ましや応援に応えたい気持ちの一心で、最後は踏ん張り切れました。
本当にありがとうございました。
そして、最後は同級生の水泳仲間の存在。
小学生時代から一緒に厳しい時を乗り越えてきた仲間の存在やその子たちの水泳への向き合い方は、私にとってかけがえのないものでした。
そして、今でもずっと大きなものと戦っている子たちを目の当たりにして、何度も励まされました。
また、今は学連の立場で活動し大会で会う度に応援してくれた友達もいました。
本当に、昔から今までずっとありがとうね。
同期もありがとう。
時には、水泳部には関係なく
応援してくれたり、結果を気にしてくれたりする大学の友達や先生、同級生もいました。
本当にありがとう!
こうした周りの人たちの存在が
引退までどんなに辛くても乗り越えられる大きな力になりました。
また、こうして頑張ってきたことが、
あれから1年たった今、
同じように様々な事の両立に悩んでいる後輩が、励みになっていると言ってくれて、頼って相談してくれたりもして
誰かひとりにでも勇気を与えられる存在になれたことがとても嬉しかったです。
ここで、最後に思い出に残っている試合を...
・大4での関甲信
ここでは、停滞していたBrのタイムがやっと更新でき、表彰台にも滑り込む事ができて、小さい大会ながらも自分にとって印象に残る試合になりました。
この大会では他大の仲良い後輩も一緒に出ていて、その子は惜しくも表彰台を逃してしまったため、どうしても心の底からは喜べずにいました。
そんな時、その子から声をかけてきてくれて自分の事のように喜んでくれて...
その事がとても印象的でした。
写真まで一生懸命撮ってくれました。
小さい頃、母からずっと
「自分が勝ったってことは負けた子が必ずいるんだから、思いやれないとだめだよ。」
と言われてきたことを思い出し
自分が勝ったときこそ相手を思いやれないといけないというスポーツマンシップの大切さを改めて感じました。
そして、これは今の部活にも大事な事ではないかと思っていて、
今の千葉大は人数も経験者も豊富でとても恵まれています。
だけど、将来の部員は誰も分からず
この先ずっと強いかは分かりません。
だからこそ、
自分自身や部活の成績が調子の良いときこそ
色んな立場に立って、視点を広げて
取り組んでいって欲しいなと強く感じています。
そうすることで、きっと、部活内外から愛される事に繋がるのではないかなと思います✌
加えて、今年やここ数年は、コロナやいろいろな環境の変化もあり
部として悩まされる事も多かったと思います。
以前の部活と練習回数等の差はあったとしても
「挨拶、礼儀、返事」等の
伝統はぜひ受け継いでいって欲しいなと思っています。
自分は速いから..もしくは遅いから..
とタイムに捉われることなく、
挨拶や返事、練習中の号令等の
「声を出す」という部分は
やる気を出せば誰でも可能な事だからこそ、
誰しもが大切にしていって欲しいなと思ってます。
今率先して引っ張ってくれてる人たち
本当にありがとうね。
チームとしての「部活」だから、
たった1人の誰かの言動が部のイメージを
良くすることにも悪くすることにも
どちらにも繋がることがあると思います。
そのような中で、
一人一人が丁寧に人と接する事で
印象として良い方向に変わっていくものが
きっとあるのではないかなと思います。
そして、部員ひとりひとりが
部の雰囲気を高められるような部活であり続けられることを心から願っています。
最後の最後までありがとう。
これからも応援していますね🔥
では、最後になりますが、
本当にコロナの影響が大きくて、入部前から思い描いていた4年間とは大きく違ったけれど、自分なりに掲げていた幾つかの目標が達成できたり、沢山の出逢いがあったりと、結果的にはとても充実した部活生活になりました。
また、大学で水泳部に入部してから、
東京オリンピックを始め、
学連の大会、県大会、等々
様々な場面で役員を経験でき
水泳を「運営」の立場から見ることもでき
とても貴重な経験をすることができました。
無観客のなかでで開催された自国でのオリンピックに直接携われたことや
コロナ禍で数多くの制限がある中、役員同士で力を合わせて頑張った経験は、自分の中で忘れられないものになりました。
「水泳」に出会えて
沢山の濃い経験をすることができて、
辛いことも乗り越えられるような力や
ここぞという時に出す力も身について、
何より素敵な方々と出会うことができて
本当に幸せです🍀
水泳に出会うきっかけを作ってくれて
これまでずっと応援し続けてくれた家族
厳しくも愛情を持って育ててくれたコーチ
どこまでも面倒を見てくれる優しい先輩方
常に励まし合える同学年の仲間
大学問わず慕ってくれる可愛い後輩たち
水泳人生を通して関わってくれた
全ての人たちに感謝の気持ちを込めて、
終わりにしたいと思います。
数多くの人の支えのお陰で
無事卒業まで頑張りきることができました。
本当にありがとうございました。
またどこかで!👋👋
(ここからは思い出アルバムです📸)
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