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本棚に積ん読な本を読了したらばの備忘録

上田和夫訳『小泉八雲集』内容と感想

2009-07-06 11:43:19 | 紙の書籍
新潮文庫 上田和夫訳『小泉八雲集』を読了しました。

内容と感想をざっくりと備忘録として書きます。
※ネタばれがありますのでご注意ください。
※文中の敬称は省略させていただきます。





【目次】
『影』(Shadowwings)
『日本雑記』(A Japanese Miscellany)
『骨董』(Kotto)
『怪談』(Kwaidan)
『天の川物語その他』(The Pomance of the Milky Way and Other Studies and Stories)
『知られぬ日本の面影』(Glimpses of Unfamiliar Japan)
『東の国より』(Out of the East)
『心』(Kokoro)
『仏陀の国の落穂』(Gleanings in Buddha-Fields)
『霊の日本にて』(In Ghostly Japan)
 注・解説・年譜 上田和夫


【内容】
小泉八雲ことラフカディオ・ハーン(Lafcadio Hearn)が来日後に収集した怪談・奇談の作品集。


【感想】
今は失われてしまった、かつての日本独特の文化・風習・精神性がそこにある。この何ともいえない感じや匂いのようなものに、私は心惹かれてしまう。
「耳なし芳一のはなし」、「ろくろ首」、「青柳のはなし」、「安芸之助の夢」などが面白かった。


【余談】
確か中学生の頃に、学校の図書館で借りて読んだ記憶がある。また改めて読んでみたいと思い、本棚に加えてみた。
やっぱり私は、何だかよくわからないけど不思議な話ーというのが好きなんだと思う。特に人が描かれているものに。