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本棚に積ん読な本を読了したらばの備忘録

エドガー・アラン・ポー『黒猫/モルグ街の殺人』あらすじと感想

2009-07-09 16:26:11 | 紙の書籍
光文社文庫 エドガー・アラン・ポー 小川高義 訳 『黒猫/モルグ街の殺人』を読了しました。

あらすじと感想をざっくりと備忘録として書きます。
※ネタばれがありますのでご注意ください。
※文中の敬称は省略させていただきます。





【目次】
黒猫
本能 vs. 理性ー黒い猫について
アモンティリャードの樽
告げ口心臓
邪鬼
ウィリアム・ウィルソン
早すぎた埋葬
モルグ街の殺人
解説 小川高義
年譜
訳者あとがき


【あらすじ】
パリの架空の街に無惨な母娘殺人事件が起こる。由緒ある名門の末である探偵デュパンが、警察も見落としていた証拠を探し、推理を組み立て、見事に事件を解決していく。
捕まったあまりにも意外な犯人とは‥?


【感想】
八編の短編集だが一番面白いのは、『モルグ街の殺人』(1841) The Murders in the Rue Morgue だと思う。推理小説の元祖として名高く、後の作家に多大な影響を与えた作品だといわれているし。
サー・アーサー・コナン・ドイル『唇のねじれた男』(シャーロック・ホームズの冒険)に似たシュチュエーションがみられる。
推理小説のクラシックとして楽しめる作品。


【余談】
中高生の頃に読んでいるので再読。読んでいると内容を思い出す。それまではわりと忘れているんだが。