2008年は、私にとって、最大の向かい風が吹いていた時期でした。
春一番 目つぶし 手縛り 足すくう
砂嵐 風と撃ち合う 子の笑顔
春一番 ビル風 おりしも 道を断ち
春一番 受ける背中を わしづかみ
春一番 桜の梢 知らぬげに
春一番 神の力を 思い知り
砂嵐 巻き込まれても まだ遊ぶ
人の子のさち 尽きることなく
焼きアジに レモン切り添え 祈るとき
今日の幸い まぶたに浮かぶ
栄光を お返しできる よろこびに
とぼしい夕餉も 光りかがやき
苦しみにあったことは、私にとって幸せでした。それにより、私はあなたのおきてを学びました。(詩篇119篇71節)