盗み 2015年04月29日 | 聖書 無人の野菜スタンドの囲いの板に、貼り紙がありました。 「最近、売れた野菜の数と箱の中のお金が合わないことが増えています。 お間違えのないように、よく金額を確かめてお入れください」 やっぱりここでも・・・と、暗い気持ちになりました。 野菜スタンドの売り方はどこでも同じようなものだと思います。 簡単な棚の上に、野菜を並べて売っているのです。 野菜は農家が自家用に作っておられるもので、余る分をそこで売っているのです。 棚の隅に鍵のかかった小さな箱があって、そこに買った額の小銭を投入する仕組みです。 野菜は、一束や一袋になっていて、だいたい100円から300円の値段がついています。 品数が多い時には、500円~800円と買うこともあるでしょう。 それにしても、間違う額ではありません。 ● 〇 ● 〇 野菜スタンドを覗いてみようと思うのは、無人だからではありません。 採りたての新鮮な野菜が売られているからです。どれほど新鮮かは、じっさいに使ってみるとわかります。 採りたて野菜には、いのちがやどっています。その手触り、舌触り、刻んで、煮て、焼いて、炒めて 食べて、飲み込んだ後まで、満足があるのです。 だから、春になって、野菜スタンドが開くと行ってみようと思うのです。 労働しなかったのに、種蒔きもしなかったのに、100円で美味しいものが手に入るのです。 その100円をごまかす人がいる・・・! ● ●● ● 貼り紙は、せっかくの野菜を台無しにしています。 盗んでいった人は、100円を盗んだのではないですね。 そこで楽しく買う人の心に影を落とさせ、ごちそうを手に入れたのに暗い気持ちにさせます。 まして、やっと収穫して、きれいに洗って、束に作って、売る人たちの善意を引き落とすのです。 盗む人は100円を盗んでいるだけではないのです。 神と人の愛の結晶である宝物を盗んでいる、と思うのですが。 「盗んではならない」 (旧約聖書・出エジプト記20章15節)
筍を炊きました 2015年04月28日 | 季節の味 筍を炊きました。 この季節の歓びです。 近所の農家が売っていたのですが、ここで買ったのは初めてでした。 竹林が良いのでしょうか。とてもおいしい筍でした。 買いに行ったときに、まだ、竹の皮がしっとりと濡れていて、いかにも、 いま、掘ってきた!という感じです。 三回買いましたが、今回は少し小さくなっていました。 代わりに掘り方が上手になったのでしょうか。根元がきれいでした。 姫皮がたくさん採れたので、筍を煮た煮汁にさらに、 砂糖とみりんとしょうゆを加えて、油揚げと佃煮風に。ごまを振りかけてみました。 箸休め、お酒のお供にもいいと思います。 同じところで買った蕗は、さっとゆでて薄味をつけただけですが、こちらもお勧めです
国画会 2015年04月27日 | 観る 国画会をご存知でしょうか。 Wikipediaに、次のような紹介があります。 伝統的な文展の審査のありかたに不満・疑問を持った京都在住の日本画家、入江波光 ・小野竹喬・榊原紫峰・土田麦僊・野長瀬晩花・村上華岳によって、“西洋美術と 東洋美術の融合と、新しい日本画の創造”を目指し、大正7年(1918年)に「国画創作協会」として 結成された。展覧会は「国展」と称する。 当初、日本画部と洋画部の2部を擁したが昭和3年(1928年)に解散、第2部が国画会として独立。 以後、絵画部に版画部・彫刻部・工芸部・写真部を加え、5部による美術団体として、 昭和20年(1945年)を除き、毎年春期に東京都立美術館にて公募展を開催。 平成19年(2007年)より、国立新美術館に国展の会場を移している。 このブログにリンクして下さっている安富信也さんは、1971年以来の国画会会員で、毎年、 展覧会に合わせて大作を発表しています。 安富信也さんのプロフィール http://yasutomishinya.web.fc2.com/index6.html ● 五月の連休の一日、 緑に包まれたモダンな国立新美術館、六本木にあるとは思えない ゆったりとした空間で、 大作、力作ぞろいの、 国展をごらんになりませんか。 、
教会総会 2015年04月26日 | 日記 教会では、四月に新年度が始まります。 役員が改選され、様々なプログラムが更新されたり、廃止になったりするのもこの時期です。 きょうは、一年に一度の「教会総会」でした。 教会員に対して、会計役員から、一四年度の会計報告、一五年度の予算案が報告され、 反対、保留、承認などの採決を取ります。 会計については、毎月、何十項目にもわたって、円単位に至るまで収支報告がされています。 献金は複数の目で確認し、監査も厳しいのです。 その使途についても、いつも役員会などが監督していますから、紛糾するなんてことはありません。 、 会計報告のあとは、牧師から新しい年度への抱負、計画、決心などが語られます。 また、新役員の紹介も行われます。 なんだか、すっきりと終ってしまうことが多いのですが、 無事に新しい年度が滑り出すことは、感謝です。 じつは、お弁当におにぎりを作っていき、 近所の農家が売って下さった筍を炊いてもっていったのですが、 調理写真を撮る時間がありませんでした。 とてもおいしい筍で、みなさんにも好評でした。(といっても、一切れずつ・・・) 、