ノアの小窓から

日々の思いを祈りとともに語りたい

レモン

2014年12月30日 | 食べ物





              私はレモン
             あばた面のレモン

             まだ青くて、ツンと澄ましているけれど、
             じつは、売るに売れなくて、
             「もらってちょうだい」と、運ばれてきたレモン

             「枝にいっぱいなっているのよ。
             でも、棘がすごくって、もぐのは大変!」



           




             お前はレモン
             かじるにかじれないレモン

             ツンとしている役立たず

             君もみかんの仲間なの。

             酸っぱくて、そっけなくて、
             そうそう、料理にちょっと使うけど、
             決して主役にはなれない。

             いいのよ。食べたくなければ食べてくれなくても。

             私はレモン、あばた面だけど、酸っぱいけれど、
             でも、猫に食べてもらわなくていいの。

             でも、忘れないで。
             私だって、あなたと同じ。
             神様が造ってくださったの。







        

プレゼント

2014年12月27日 | 季節





            イギリスの友人が送って下さったクリスマス・プレゼントです。
            エリザベス女王戴冠記念のマグカップです。
            イギリスでは、多くの人が持っているかもしれませんが、
            わざわざ見つけて送って下さったのです。
            1953年のものですから、アンティークですよね。
            
            


           




        

             左のカップは以前にいただいたもの。チャールズ皇太子とダイアナ元妃の
             ご成婚(1981年)記念マグカップです。

             このようにシリーズでプレゼントを選んで下さるセンスには、いつも敬服しています。


                    ◎   ◎   ◎



           昨日は、紫花豆を1,2Kg炊いて、今日、包装して、ある方にお送りしました。
           豆を炊くのは、なかなか緊張感があって楽しいのです。
           しかし、人に差し上げる場合は、衛生面、見た目、味、すべてに気を使います。
           段ボールに入れる都合上、あえて形の違う容器になりました。

           どうか、お口に合いますように!!と祈りつつ。


            
             



           










バッキンガム宮殿

2014年12月26日 | 旅行



    本当は写真をアップするつもりでしたが、ちょっと出かけたりして、まだ、うまくカメラが扱えません。
    アップする予定だったものと、多少関係のある記事をアップします。


    1991年9月でした。それ以上正確な日時は覚えていません。
    私は、一か月ほどのショートステイでロンドン郊外のベッケンハムという町にいました。
    ウィークデイは英語学校に、休日は観光にと気楽なホリディを楽しんでいました。

    それは土曜日か日曜日でしょう。私は、バッキンガム宮殿の衛兵交代を観に行こうと思いt立ち、 
    イギリス国鉄と地下鉄を乗り継いで、なんとかバッキンガム宮殿の門の前までたどり着いたのです。
    ところが、予定が狂って、もうその日の儀式は終わっていました。あまり人もいないがらんとした門前で、
    「さて、どうしたものかしら」と思案してしまいました。
    「きちんと時刻表を調べて、早めに出てこないから衛兵交代を観そびれてしまった。
     相変わらず、ドジだね。あんたは。さて・・・」

     吹っ切れない気持ちで丈の高いいかめしい門扉から、遠くに見える宮殿の玄関を見つめました。

     ふと、玄関を回る車寄せに黒塗りの大きな車が待機しているのが、目に留まりました。
     そばに正装の運転手が立っています。
     車に詳しくない私でも、それが特別の「御用車」だとわかりました。

     「どなたが出てくるのかしら。エリザベス女王さま? エジンバラ公?」

      しばらくすると、正面玄関が開いて、男性がお二人出てきました。
      なんと、お一人は、日本の皇太子殿下でした。

      すぐ後から出ておいでになった背の高い紳士が、エジンバラ公なのは遠目にもわかりました。

      お二人はさりげなく立ち話でもするように言葉を交わされている様子で、やがて握手をされました。
      タイミングを計ったように、黒塗りの車が玄関前に回っていきました。皇太子殿下が乗られると、
      車が動き出し、ちょうど開いたバッキンガム宮殿の門にむかってくるのです。

      こういう時は、私もやはり日本国民ですね。
      思わず、手を振って見送っていました。
      何か叫んだかも知れませんが、覚えていません。
      なにしろ、ふだんは日本人観光客がいっぱいいるはずのあたりに、
      まるで日本人がいなくて、
      まばらな外国人観光客たちは、だれも車の中の方が
      日本の皇太子だとは気付かないようでした。

      車が消え去った後も、私はしばらく呆然と門扉の前に立っていました。

      こういうことがあると、思うのです。

      旅行はスケジュール通りでなくてもいい。ハプニングがあるから、楽しい!!





     
         

新しいカメラ

2014年12月25日 | Goods



                    Merry Christmas!!



        ヨドバシに行って、新しいカメラを買ってきました。

        Canon IXY 630です。
        「使い方はシンプルです。難しくありません。性能はとてもいいですよ」
        感じの良い店員さんに励まされて、やっと決心したのです。

        もともと写真は撮るのも、撮られるのも、苦手でしたが、PCもやっとやっとだったんですが、
        こんな私が、曲がりなりにもブログを出したり、仕方なく写真を出したりするのも、 
        時代でしょうか。

        アナログの時代の記憶が長くて、デジカメに対する苦手意識が強くて、
       そのデジカメが、これまで(7年間)使っていたのと比べて、進化しています。
        目下、写真をアップする方法を調べています


        明日には、イギリスの友人が送って下さった小包の中身をご紹介できます。
        ちょっと「アンティーク」もあるのです!!

                    Guess what!









        

アッシジの聖フランシスコの祈り

2014年12月24日 | 聖書




        平和を求める祈り 
                 アッシジの聖フランシスコ



        主よ わたしをあなたの平和の道具としてお使い下さい

        憎しみのあるところに愛を
        いさかいのあるところにゆるしを
        分裂のあるところに一致を
        疑惑のあるところに信仰を
        誤っているところに真理
        絶望のあるところに希望を
        闇に光りを

        悲しみのあるところによろこびをもたらすものとしてください
        
        慰められるよりは慰めることを
        理解されるよりは理解することを
        愛されるよりは愛することを
        わたしが求めますように
        わたしたちは与えるから受け
        ゆるすからゆるされ
        自分を捨てて死に
        永遠の命をいただくのですから




           きょうのクリスマスイブ礼拝は、キリスト降誕にかかわりのある聖書箇所を
           何人もの教会員でチェーン朗読し、その間に、賛美歌をみんなで歌いました。

           最後にアッシジのフランシスコの「平和の祈り」を、みんなで読み上げました。
           アッシジのフランシスコは、12世紀~13世紀のイタリヤの修道士で、
           フランシスコ会の創始者。
           カトリック教会の聖人。