ノアの小窓から

日々の思いを祈りとともに語りたい

夏やなぎ

2016年07月18日 | 自然





            熱中症 やっと立ってる 夏やなぎ

            夏やなぎ きょうは何人 見送った

            雲間から 落ちる陽光 夏やなぎ

            梅雨明けの 知らせも知らず 夏やなぎ











            

気づかれないもの

2016年05月24日 | 自然



        ほんとうに、自分の眼は節穴だと思いました。

        花のピンクに惹かれて、同じ場所で、3回もカメラのシャッターを押しました。

        パソコンに落として見ると、

        なんと小さな虫が写っていました。





        


        



      

蜘蛛

2015年12月07日 | 自然



      小さな虫が一匹、白い壁を這っている。
      体長5ミリほど。

      ギョッとして、睨みつけると、先方はピタッと止った。
      ゴキブリの幼生のようにも見える。

      これは捨て置けない。ゴキブリはいないはずだったし、もし
      一匹いるなら、たくさんいるはずだ。

      メガネを掛けて見直した。
      なんと、蜘蛛だった。
      間違いなく、足が8本あるのを、何度も確かめた。

      さて・・・ゴキブリなら、ティッシュでつかんで潰してくれようぞ!と思うのだけど、

      蜘蛛はどうすべきなんだろう。
      それにしても、どこから入ってきたのか。
      「親はどこにいるの~」
       と聞きたい気分だった。

      大きな蜘蛛など見たこともないし、第一こんな家の中では、
      将来巣を張っても、やぶ蚊もかからないよ。
      きっと飢え死にする・・・。

      つまんで外に捨てるのが一番いいけど、ティッシュでつまんだら潰れそうだし、

      どうしよう。どうしようと、考えている間に
      見えなくなった!

      でも、半日も経って、ふと、進入路の見当がついた。
      一か月ほど前、古道具屋で古い小さな戸棚を買った、と言うより、もらった。

      ちょっとアンティークで、ぬりは剥げ、形はびくともしていないけれど、とても汚かった。
      何度も拭いたつもりだっが、抽斗すべてと枠を、半日でも陽の下で干したわけではない。

      明日は、ベランダに出して、日差しと風に当ててみよう。
      まだ、中に、蜘蛛の兄弟姉妹がぞろぞろ残っているかもしれないし。


        神様!



       
      

狂い咲き

2015年11月12日 | 自然




          なんだか、切ないタイトルにしてしまいましたが、ご笑覧下さい。


         



      何故かわかりませんが、今ごろつつじが咲いているのです。


         

         


      ネットで調べてみると、別に珍しいことではなく、どこででも見られることなんですね。

      日照と気温が適切ならば、秋でも花を咲かせるとのことです。

      自然は正直ですね。

      狂い咲きとは、あるサイトの方の「形容」です。同感!











青虫

2015年11月08日 | 自然




       いつも、割合、ヘーゼンとしていると言われたりするさとうですが、
       じつは、けっこう、ドーテンするのです。

       昨夜は、カンタンに揺らぐ、小心の自分の傷心を経験したのです。

       一昨日、たくさんの野菜を近所の農家から買ったと、この記事でも書きました。
       ご主人が無農薬野菜を作っておられるために、
      「蝶追う人」となって頑張っておられるのです。


                                 
                ミニ白菜として売られていた白菜は、真っ白で、とても美しいのです。




       さて、何を作りましょう、と私は、もみ手をして眺めました。
       鍋?、八宝菜? ゆずと合わせた即席漬け? 

       まず、一番簡単な鍋から始めました。
       豚肉とアジの切り身を入れて、簡素だけれど、おいしい!にちがいない!と。

       アツアツの土鍋をテーブルに運んで、ベン・ハーを見ながら、機嫌よく箸を運んでいました。
       魚を入れたので、多少小骨があって用心深く具材をつまみ上げるひと箸、ひと箸。

       とつぜん、魚の「部分」にしては見慣れぬ形が・・・。

       なんと、れっきと節がある青虫! しっかりと茹で上がっていますが、
       口から尾(肛門?)までちゃんと残っています。

       三センチほどもあるのですから、生のときはもう少し大きかったはず。

       ヒスイ細工に見るようなきれいな白菜。
       どこにもアナなんか開いていなかったあの白菜。

       それを一枚一枚はがして切ったのに、どうして気がつかなかったのだろう。

       多分、私の顔も白菜と同じような色になっていたかも。

       すっかり、食欲を失って、ベン・ハーの画面を見つめていたのでした。

       幸い、映画は素晴らしかったのですが、!!!