ノアの小窓から

日々の思いを祈りとともに語りたい

星野さん

2018年01月06日 | 日記



       訃報の入らない日はないのですが、大ニュースになる方は、それほどいない。
       大ニュースになっていても、自分の中でさほどの衝撃のないときもある。

       星野さんの訃報は、久しぶりに「えっ!!」と受け止め、ニュースを
       わざわざ、はしごしたりしたのです。

       もともと、好きなキャラではありませんでした。若い時からアスリート系は、
       あまり好きではなかったのです。
       あの頃、運動部の男子は、汗臭くて泥臭くて武骨で、しょっちゅう怒鳴り声をあげて走り回っていて、
       今なら大問題になりそうなビンタ、パワハラ、いじめもありそうで、わざわざ、
       文武両道ということばがあるくらいですから、大体は、「文」のほうはわからない?

       自分の能力を横に置いて、そんな風に勝手なことを考えていたりしたものです。
       運動選手は、男たちの間では、人気者だったり尊敬の対象だったりしたかもしれないけれど、
       あの世界は、あの世界! 

       ところが、そんな思いが、プロ野球選手によって変えられたのです。

       上京して何年かして妹一家と神宮へ(なぜか妹も結婚して東京へ)、阪神ーヤクルト戦を見に行きました。
       あちらは、高校時代からの熱狂的な阪神ファン、
       私は、東京にいるので、ちょっとばかり故郷に義理立てした阪神ファン。

       勝っても負けても、夜スポーツニュースを見るようになりました。
       アップになった野球選手はみな、とてもかっこいい。
       きびきびしていて、きっぱりしていて、顔もスタイルもよくて、何より、
       抜群の運動能力は、運動音痴のさとうでも感激したのです。

           

       星野さんのイメージはあまり良くなかった。すぐに、何かを蹴飛ばす、
       審判と大喧嘩する、やっぱり運動部!だあ・・・。
       顔とスタイルは良さそうだけれど、ワンマンそうだし、
       第一打倒巨人とかで、阪神タイガーズを軽んじている風さえある。

       その星野さんが、阪神の監督になってくれた時は、「信じられなーい」と思い、
       さらに優勝をさせて下さったときは、
       「男は、結局、結果だよ」と、のたまう家人に深ーく、うなずいたのでした。

       その後、楽天でいろいろ貢献されたようですが、私の中では、「その後」はあまり気にならなくて、
       今も、タイガーズの監督をされた星野さんが、燦然と輝いています。

       星野さん
       ありがとうございました!
       お疲れ様でした。
       ゆっくりおやすみください!







       


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