中学校の授業参観と学年懇談会がありました。
懇談会のレジュメは・・・あいさつ、学年の様子、進路について。
中でも進路についての先生の話はなかなか私にはよかったです。
「お母さん方は、どんな進路の話が聞きたかったですか?
どんなランクならどこの高校とか? どれくらいならどこへ行けるとか?
そんな話ですか?・・・」
先生は 私が以前お手伝いで1年間介助していた子の担任。
熱い、生徒思いの先生だなぁ~とは思っていました。
「勉強せい! ゲームばっかするな! どこどこの学校へ行ってほしいなぁ~!」
ついついこんなセリフばっかり言いたくなる・・・。
図星です。
進路には 高校や就職 仕事しながらの進学 いろんな進む路があります。
いい学校へ入ることができて そこでやりがいのある毎日を送れればいいけれど、
そうでない場合だってある・・・。
例えば今まではずっとトップを走っていたのに、そこでは赤点・追試・補習・・・。
失敗してランクを落としたとしてもそこで充実した楽しい毎日を送れて
結果的には、がんばってものすごく伸びることもあるかもしれない。
将来はみんなひとりひとり全員に用意されているけれど
今からそれがなんなのか?
それがいいものなのか?そうでないものなのか?
そんなことは その将来になってみなければわからないもの。
何かわからない将来に行くために 今があって、今はその準備でしかない。
この今・今・今の積み重ねで将来が決まってくる。
やりたいことが 今 見つかっているなら それを目指せばいい。
たとえ やりたいことにたどり着けなくても
それまでの努力は決して無駄にはならない。
失敗することはすごくいいことだ。
何も失敗しなければ 何も気づくこともなく ただ過ぎていくだけ。
失敗を恐れて 失敗を避けることにだけ気をつけていたら 何も学べないことも
挫折をすることで そこから立ち直る術を見につけることもできる。
学校では 勉強だけでなく みんなで何かを作り上げる 協力することなどを学べる。
勉強だけするなら 塾へ行って勉強すればいい。
社会へ出て いろんな人たちの中で 生きていく術を学べるのが学校である。
あ~・・・
でも 次の学校行くためにはまずお勉強もできなければ 高校へ行けないんだな・・・。
と、ふと思ってしまう・・・。
話戻って・・・
体育祭や文化祭、合唱コンクールなどなど・・・
ほんの 数十分の発表のために 何時間もかけて練習・準備をする。
このわずかな時間のために一生懸命にみんなでぶつかり合いながら
何かを作り上ることが、この時期の子供たちにしかできない大切な時間であること。
それを 親は見守ること。 見てあげること。
子供たちが 「見に来るなよ!」と言っても 見てあげて欲しい・・・。
「実はすごく見てもらいたいんです!」
・・・
「なんだかんだ言いながら 彼ら本当に いい顔して がんばりますよ♪」
15歳~18歳
この年齢で体験できることは このときにしかできないものがたくさんある。
時にはやんちゃすることもあるかもしれない。
イライラすることもあるかもしれない。
それは子供たちも同じ事。
何をすればいいのか?どうしたらいいのか?不安に思って傷ついたりもする。
ただぼんやりと過ごすのではなく、
いろんな体験をして 失敗をして 乗り越えて・・・
やがて大人になったとき いつか この経験が支えになることでしょう・・・。
大人がレールを敷いてあげるのではなく、
子供たちが自ら選んで 路を切り開いて行くのを見守り
必要なときには 手を差し伸べてあげてるくらいで・・・。
ただ・・・
子供たちの様子は見ていてあげて・・・
なんだか 今 悩んでるのかな? とか
いつもとちがって 落ち込んでるのかな? とか・・・
その小さなサインに気が付いてあげられるのが 親 ではないでしょうか?
そうね・・・
「私には誰もいない・・・」
そう 落ち込んだときに 家族の存在があったからこそ 乗り越えられた・・・
確かに そんな時期もありました。
普段は うざったい存在でもいいじゃないですか!
邪魔にされたって・・・
それでも ここには味方がいるぞっ!!
って・・・ 思い出してもらえる存在でありたい・・・

あ~ら・・・ なんだか思いつくまま書いてたら長くなりました。
ひょっとして 最後まで読んじゃって がっかりしました?
お疲れ様

読んでくれてありがとねぇ~