『合宿2日目は冷たい雨で始まりました。
朝食準備の為道場に到着し、子供達の寝顔を楽しみに部屋へ向かうと
ヒソヒソ話し声や笑い声が…!?
ドアを開けると、すでにパッチリ起きて隣同士で楽しそうに話をしている子供達が!
昨日早く眠った為なのか(?)目覚め良く活動開始です。
キャプテンの指示のもと寝袋を片付け、洗面を済ませる子供達と同時進行で
朝食の準備も着々と進みます。
中でも「何故かいつも朝食の係なのよね~」と笑顔で話す先輩お母さんの手際の良さは格別です。
「いただきます!」で朝食開始。皆残す事なく、しっかり食べてくれました。
午後の館内大会に向けて、各々闘志を胸に、体育館へ出発していく子供達でした。』
(記事 にじ色アフロ)
子供達を送り出した後は昼食係が準備に取り掛かります。
おにぎりは手間がかかるので、当番以外のお母さん方も沢山駆けつけ、手伝ってくれました。
豚汁が美味しく出来上がっています。
シャケ、ゆかり、おかかのおにぎりも、ご飯が炊けたのと同時に、物凄い手早さで
握られていきます。
すごいな~!
コロッケと唐揚げを個々の皿に並べ、午前の稽古から帰った子供達が席について食事が始まりました。
「美味しい人!」の問いかけに、気持ち良く手を上げて答えてくれる子供達でした。
『さぁ、合宿のお勤めも最終日!家事諸々を済ませいざ出陣(少し大げさか…)道場に着くと食事も終わりマッタリムード。お当番のお母さん達もの~んびり。ガーン。やっちゃいました!!お当番開始の時間の勘違いみなさん、失礼しました。「ふぅーっ正規の当番の時でなくって良かった」と自分に言い聞かせ御勝手の隅へと退散させていただきました
気を取り直し、午後の部の稽古の応援に体育館へ館内大会も控えているせいか一段と気合が入っていました。一連の稽古が終わり大会の時間です。対外試合と違い、手の内を知った同士。応援する私たちもいつもと違った緊張感をおぼえます。低学年については、あの子がこんなに?!とびっくりの変身振りが見られたり、高学年を見ては成長に改めて感動したり、その横で稽古する中学生を見ては、基本バッチリの安定感に、いつかはこの子達(小学生以下)も…と期待を膨らませてみたり 一人ドタバタ劇もありましたが今年の冬合宿も無事、終える事ができました。有難うございました 』(記事 今、何時)
合宿の全日程を終え、帰館した館生達。さすがに少し疲れた面持ちです。
着替えを済ませ先生方の前に集合して、先生からお言葉をいただきます。
そして、館内大会の表彰式へ。
【館内大会結果】
★榎本杯(低学年女子)
優勝 新藤柚香 準優勝 水島杏美 第三位 藤本春菜 貫井琳華
★内田杯(低学年男子)
優勝 貫井北斗 準優勝 土田峻輔 第三位 藤本幹也
★水島杯(高学年)
優勝 水島昴平 準優勝 萬徳伸之 第三位 萬徳弘美
勝った人も負けた人も、来年の館内大会に向け、稽古に励んで頑張って下さい。
『小学生高学年と中学生は、小さい子の面倒をちゃんとみました。
1班はすごくちゃんとやっていました。
キャプテンとして皆をまとめられたので良かったです。
でも、言うことを聞いてくれない子もいて、ちょっと残念でした』(1班 ひかる)
『●食事がおいしかった
●牛乳がきつかった
●いっぱい食べた
●骨が一本多くできた気がする
●トマトとかおいしかった
食後の後片付けもしっかりできました。小さい子の面倒を見れて良かった。
みんな元気で楽しかった』(2班 かつや)
『・好き嫌いなく完食できました
・温かい料理がおいしかったです
・3班は楽しく食事ができました
おいしい料理、ありがとうございました』(3班 いずみ)
こうして今年の冬合宿も、無事終えることができました。
安堵してじゃれ合っている子供達を見ている、中3の先輩の保護者の方の優しい眼差しが印象的でした。
そう、毎年の事ですが、中3の館生にとっては館生としての最後の合宿となるのです。
ポツリと座ってニコニコと子供達を見つめる副会長を見て
急に3年生や先輩の保護者の方達がいなくなってしまう寂しさを感じてしまいました。
「来年はいないんだねぇ。寂しいな」
「時の経つのは早いよ。子供達の成長も過ぎてみると早いよ」
「みんな、真面目で頑張り屋だったもんね」
「ここにいる子供達は、皆良くやっているよ。始めたばかりの小さかった皆が
こうして辛い合宿も乗り越えて、仲良くしてるんだからさ」
「ここの子供達みんなが、子供みたいなもんだね」
「そうだよ。こんな子供達を見るのが、嬉しかったよ。ほんと、楽しかったよ」
「さびしくなるねぇ」
「おれ、来年も来ちゃうかも」
フッフッフッ、言っちゃいましたね、副会長!
副会長も先輩保護者の方々も、是非来年も来て下さい!
今よりまた少し成長しているであろう子供達を、是非是非見てやって下さい!
終わりは同時に始まりでもあります。
また、明日からも頑張っていきましょう!
(記事 かりんこ)