浜田省吾の歌を聴いていた。
オトコがカラオケで歌いたい歌ベスト3にはいるといわれている「もう一つの土曜日」
「コイツ シバジュンのオトコ版だよ」なんて考えながらいろいろ調べていたら「誰がために鐘は鳴る」なんてアルバム出している。
この「誰がために鐘は鳴る」はヘミングウエーの小説で有名なんだが・・・・。
ネットをうろついていろいろ見てみたがこの鐘をカンチガイしている人が多い。
この鐘は弔鐘なんだ。誰かが死んで葬式の弔鐘が聞こえてくる状況。
元々はイギリスの詩人John Donneの詩から来ている。
昔この詩の一節が好きだったというか共感を覚えた。
それがこの部分。
ゆえに問うなかれ、
誰がために鐘は鳴るやと、
そは汝がために鳴るなれば
誰が死んだんかね。誰のために弔鐘はなっているんかね。
なんて聞いちゃいけないよ。
人の死は自分の死に等しいんだよ。
それはアンタのためになっているんだから・・・・・
なんて意味なんだろうね。
No man is an island,
Entire of itself.
Each is a piece of the continent,
A part of the main.
If a clod be washed away by the sea,
Europe is the less.
As well as if a promontory were.
As well as if a manner of thine own
Or of thine friend's were.
Each man's death diminishes me,
For I am involved in mankind.
Therefore, send not to know
For whom the bell tolls,
It tolls for thee.
John Donne
Devotions upon Emergent Occasions, no. 17 (Meditation)
1624 (published)
勉強だ。ayubuさん訳してみてね。
できたら「愛弟子」にしてやるよ (笑)
もう一つの土曜日
昨夜眠れずに泣いていたんだろう
彼からの電話待ち続けて
テーブルの向こうで君は笑うけど
瞳ふちどる悲しみの影
息がつまる程 人波に押されて
夕暮れ電車でアパートへ帰る
ただ週末の僅かな彼との時を
つなぎ合わせて君は生きてる
もう彼のことは忘れてしまえよ
まだ君は若く その頬の涙
乾かせる誰かがこの町のどこかで
君のことを待ち続けてる
振り向いて
探して
君を想う時 喜びと悲しみ
ふたつの思いに揺れ動いている
君を裁こうとする その心が
時におれを傷つけてしまう
今夜町に出よう 友達に借りた
オンボロ車で海まで走ろう
この週末の夜は おれにくれないか
たとえ最初で最後の夜でも
真っ直ぐに
見つめて
子供の頃 君が夢見てたもの
叶えることなど出来ないかもしれない
ただいつも傍にいて手をかしてあげよう
受け取って欲しい この指輪を
受け取って欲しい この心を