太陽磁場が強かった時期に、「鉄不足の注意喚起」を繰り返しました。
こちらで推奨している鉄サプリは、土(植物・鉱物)由来のVORですが、お盆過ぎにガクッと鉄レベルが落ちた方には3~4個/日摂ってもらうようお伝えしました。
しかし、このように多量に使うのは、せいぜい2~3週間、長くても1か月です。それ以上使うと、過剰鉄によって身体がさびやすくなる可能性もあるからです。
また一般的に2週間鉄サプリを増量しても鉄レベルが変わらない場合、鉄を摂り続けても将来的に上がることは期待できませんので、その場合も鉄サプリの量は通常量に戻します。
基本的にVORの通常量は「エアコン使っていれば2個/日、使っていなければ1個/日」です。
だからエアコンのリモコンにそう書いた紙を貼っておいてください、と言っていたのです。
エアコン使用の有無は環境ストレス、およびその人の感染源の活性度の状態を反映しますからね。
どなたにとっても「鉄は重要、だけど同時に諸刃の剣」ですから、使えば何でも解決!と言いきれないところが、栄養療法をされている先生方の見解がばらつくところなんでしょうね。鉄はたくさん摂りなさい派、鉄はサプリで摂らない方がいい派、キレートサプリ派、ヘム鉄サプリ派など、いろいろ見解が異なるから、患者の立場とすればどうすべきか迷われる方も多いように思います。
どうしたらいいのか迷っている方がいたら、もしくは鉄補給がうまくいっていない方がいたら、その「答えは自分の体に聴けばいい」ですね。
血液データを診たとしても、それはあくまでも「一般論+担当医師(または医療者)の経験論」ですから、そこには自分の体の声との「誤差」がどうしてもでてきます。
鉄足りてる?って聴いて、「足りていれば」筋力検査は「YES」ですから、「NAETでは弱化」します。
「足りていなければ」筋力検査は「NO」ですから、「NAETでは筋力は強いまま」です。
その他に、「他に足りないものある?」「食事で足す?サプリで足す?」「このサプリ使ってOK?」など、自分が知りたい事を自分の体に質問したらいいのです。自分でできれば楽ですから、自分の知っていることや、テレビのクイズなどで練習してみましょう。
筋力検査は、皆さんアレルギーがそこそこ除去できて「どっちでもいいよ」の状態に近くなればよりうまくできるようになるでしょう。
どっちでもいいよ、何でも体の声は受け入れるよ、というスタンスであれば、「自分の意識」が邪魔することなく安定して検査することが可能ですが、アレルギー性が大きく残っていたり、こうしたい・こうしたくない・こうしてはいけない・こうあるべきといった自分の意志や知識による固定概念が強ければ、筋力検査(ペンジュラムも)は正確には出せないでしょう。
また筋力検査で大事なことは、「強い」と「弱い」がはっきりわかる事です。
どっちかな?という真ん中の答えはありません。
なかなかうまくできないという方は、まず「強い」と「弱い」の状態を繰り返し、何度も何度も体に覚えさせることですね。
実際に練習しながら、質問・疑問点がありましたら、クリニックで個別にご質問ください。
そしてアレルギー除去が完璧にできて、身体機能に必要な栄養素が十分量確保できていれば、余った鉄は尿・便・汗から排泄されます。よって一般に言われるような副作用は起きませんが、肝臓をはじめとする内臓に負担がかからないとは言い切れません。
ただ、空気を吸っただけでも体は酸化します(それが老化です)ので、「さび止め」としての抗酸化物質を摂っておくことは利益になるでしょう。
「タンパクと鉄」で丈夫な粘膜が作られますが、粘膜表面をつるつるに仕上げるには「ビタミンA」が必要です。
粘膜表面がガサガサだと、もちろん皮膚も爪も髪もガサガサです。
ガサガサの粘膜表面には、ごみや感染源が引っかかりやすく、感染しやすくなります。かつ栄養素の吸収が上手くできず、細胞からごみを出すこともできませんから、目・耳・鼻・のど・気管支・肺・口・胃腸・肛門・子宮・膀胱・血管・髄膜・内臓表面など、爪・髪・骨以外の組織・細胞機能にも影響してきます。
世の中にはたくさんの「抗酸化物質」があります。
特にビタミンA・C・Eは有名ですが、中でも有効度が高いのはビタミンAの中の「βカロテン」です。
ビタミンCは重曹クエン酸水を摂ったり、ビタミンCサプリを2~4g/日摂っていれば十分です。ビタミンEはハイオレイックひまわり油にたくさん含まれていますし、食事からも十分摂ることができます。ただし臨床的には、ビタミンAが十分でないとビタミンEは機能しないように感じています。
そしてビタミンAは鉄同様、動物性と植物性があります。
動物性のビタミンA(レチノイド)は皮膚症状改善やがん予防に使われますが、アレルギーが強い人も多いため、サプリメントで皮膚状態を悪化させたり、がん化したりという人も結構いると思います。海外ではそういう論文が出てニュースになったこともありました。
肉・魚・卵・乳、これらすべてに動物性のビタミンAが含まれていますから、タンパク源確保の為にも、動物性のビタミンAに対するアレルギー除去は絶対に抜かしてはいけません。にも拘わらず、改めて振り返ってみると、動物性ビタミンAに対するアレルギー除去はこれまで不十分でしたので、これからしっかり見直していかないと、と思っているところです。
植物性のビタミンA(プロビタミンA)は、体内でビタミンAが足りないときにビタミンAに変換される物質です。理論的にはプロビタミンAによって、ビタミンAの過剰摂取は起こらないものですが、それは「アレルギーがなければ」の話です。プロビタミンAには、α・β・γカロテン、クリプトキサンチンなどが含まれます。
中でも有効度の高いのがβカロテンで、オレンジ色の野菜・果物や緑の濃い野菜に多く含まれます。
ニンジンジュースの断食道場もありますね。血糖コントロールができている中で、無理ない範囲での断食は悪くないと思います。自分は仕事を休んでも、自分の胃腸は365日休みなしですからね。たまには胃腸を休ませることができれば、消化・吸収に使っているパワー・エネルギー・栄養を他に廻すことができますからね。
個人的には近所のKOマートに売っている「雪の下ニンジンジュース」がお勧め(ネットではいろいろな会社が出してます)ですが、毎日だとありがたみがないから「たまのご褒美に」という感じで頂いています。飲むというよりも食べるニンジンジュースですし、リンゴ果汁も入っているので、自分で断食するときに使うのもありかなと思っています。
本格的な断食には最低3日くらいは必要ですから、やるとしてもあくまでも「プチ断食」ですね。と言っても、「今日は断食だ!」と私が思っていても、院長がお腹をさすって「ごはん頂戴」のサインを出してきます。そして気づけば一緒に食べてますから、意志の弱い私にはできそうにない・・・ですね。
当院で使っているβカロテンのサプリメントは、ドナリエラという赤い藻を原料に作られています。
*Now社 ナチュラルβカロテン
粒が大きい人、お子さんは、ネイチャーメイドのβカロテンサプリ(4個でNow社サプリ1個分)を試してもらっています。
βカロテン自体にアレルギーがなくても、ドナリエラのサプリメントにアレルギーがある場合は、サプリメント自体のアレルギー除去をしてから摂るようにしてください。アレルギー除去が必要な人は臨床的にそこそこいます。サプリにアレルギーがあれば、始めの2~4週間くらいは良くても、その後副作用が必ず出てきますから。飲み始めてから出てくる人もいますので、使いながら1か月くらいで、改めてアレルギーの有無をチェックし、不快感などあればストップしておくことも大事でしょう。
ビタミンAおよびβカロテンのサプリメントの副作用は、皮膚粘膜症状(粘膜症状、皮膚症状、目・鼻・耳・喉・胃腸・膀胱・子宮・血管症状など)、柑皮症(皮膚が黄染)、肝機能低下、眼症状などがあります。
さび止めと共に鉄をちょうどいい具合に使っていきましょう。
簡単そうで難しいですけど、身体の声(症状)をうまく聴きながら、必要に応じて使ってみてください。
こちらで推奨している鉄サプリは、土(植物・鉱物)由来のVORですが、お盆過ぎにガクッと鉄レベルが落ちた方には3~4個/日摂ってもらうようお伝えしました。
しかし、このように多量に使うのは、せいぜい2~3週間、長くても1か月です。それ以上使うと、過剰鉄によって身体がさびやすくなる可能性もあるからです。
また一般的に2週間鉄サプリを増量しても鉄レベルが変わらない場合、鉄を摂り続けても将来的に上がることは期待できませんので、その場合も鉄サプリの量は通常量に戻します。
基本的にVORの通常量は「エアコン使っていれば2個/日、使っていなければ1個/日」です。
だからエアコンのリモコンにそう書いた紙を貼っておいてください、と言っていたのです。
エアコン使用の有無は環境ストレス、およびその人の感染源の活性度の状態を反映しますからね。
どなたにとっても「鉄は重要、だけど同時に諸刃の剣」ですから、使えば何でも解決!と言いきれないところが、栄養療法をされている先生方の見解がばらつくところなんでしょうね。鉄はたくさん摂りなさい派、鉄はサプリで摂らない方がいい派、キレートサプリ派、ヘム鉄サプリ派など、いろいろ見解が異なるから、患者の立場とすればどうすべきか迷われる方も多いように思います。
どうしたらいいのか迷っている方がいたら、もしくは鉄補給がうまくいっていない方がいたら、その「答えは自分の体に聴けばいい」ですね。
血液データを診たとしても、それはあくまでも「一般論+担当医師(または医療者)の経験論」ですから、そこには自分の体の声との「誤差」がどうしてもでてきます。
鉄足りてる?って聴いて、「足りていれば」筋力検査は「YES」ですから、「NAETでは弱化」します。
「足りていなければ」筋力検査は「NO」ですから、「NAETでは筋力は強いまま」です。
その他に、「他に足りないものある?」「食事で足す?サプリで足す?」「このサプリ使ってOK?」など、自分が知りたい事を自分の体に質問したらいいのです。自分でできれば楽ですから、自分の知っていることや、テレビのクイズなどで練習してみましょう。
筋力検査は、皆さんアレルギーがそこそこ除去できて「どっちでもいいよ」の状態に近くなればよりうまくできるようになるでしょう。
どっちでもいいよ、何でも体の声は受け入れるよ、というスタンスであれば、「自分の意識」が邪魔することなく安定して検査することが可能ですが、アレルギー性が大きく残っていたり、こうしたい・こうしたくない・こうしてはいけない・こうあるべきといった自分の意志や知識による固定概念が強ければ、筋力検査(ペンジュラムも)は正確には出せないでしょう。
また筋力検査で大事なことは、「強い」と「弱い」がはっきりわかる事です。
どっちかな?という真ん中の答えはありません。
なかなかうまくできないという方は、まず「強い」と「弱い」の状態を繰り返し、何度も何度も体に覚えさせることですね。
実際に練習しながら、質問・疑問点がありましたら、クリニックで個別にご質問ください。
そしてアレルギー除去が完璧にできて、身体機能に必要な栄養素が十分量確保できていれば、余った鉄は尿・便・汗から排泄されます。よって一般に言われるような副作用は起きませんが、肝臓をはじめとする内臓に負担がかからないとは言い切れません。
ただ、空気を吸っただけでも体は酸化します(それが老化です)ので、「さび止め」としての抗酸化物質を摂っておくことは利益になるでしょう。
「タンパクと鉄」で丈夫な粘膜が作られますが、粘膜表面をつるつるに仕上げるには「ビタミンA」が必要です。
粘膜表面がガサガサだと、もちろん皮膚も爪も髪もガサガサです。
ガサガサの粘膜表面には、ごみや感染源が引っかかりやすく、感染しやすくなります。かつ栄養素の吸収が上手くできず、細胞からごみを出すこともできませんから、目・耳・鼻・のど・気管支・肺・口・胃腸・肛門・子宮・膀胱・血管・髄膜・内臓表面など、爪・髪・骨以外の組織・細胞機能にも影響してきます。
世の中にはたくさんの「抗酸化物質」があります。
特にビタミンA・C・Eは有名ですが、中でも有効度が高いのはビタミンAの中の「βカロテン」です。
ビタミンCは重曹クエン酸水を摂ったり、ビタミンCサプリを2~4g/日摂っていれば十分です。ビタミンEはハイオレイックひまわり油にたくさん含まれていますし、食事からも十分摂ることができます。ただし臨床的には、ビタミンAが十分でないとビタミンEは機能しないように感じています。
そしてビタミンAは鉄同様、動物性と植物性があります。
動物性のビタミンA(レチノイド)は皮膚症状改善やがん予防に使われますが、アレルギーが強い人も多いため、サプリメントで皮膚状態を悪化させたり、がん化したりという人も結構いると思います。海外ではそういう論文が出てニュースになったこともありました。
肉・魚・卵・乳、これらすべてに動物性のビタミンAが含まれていますから、タンパク源確保の為にも、動物性のビタミンAに対するアレルギー除去は絶対に抜かしてはいけません。にも拘わらず、改めて振り返ってみると、動物性ビタミンAに対するアレルギー除去はこれまで不十分でしたので、これからしっかり見直していかないと、と思っているところです。
植物性のビタミンA(プロビタミンA)は、体内でビタミンAが足りないときにビタミンAに変換される物質です。理論的にはプロビタミンAによって、ビタミンAの過剰摂取は起こらないものですが、それは「アレルギーがなければ」の話です。プロビタミンAには、α・β・γカロテン、クリプトキサンチンなどが含まれます。
中でも有効度の高いのがβカロテンで、オレンジ色の野菜・果物や緑の濃い野菜に多く含まれます。
ニンジンジュースの断食道場もありますね。血糖コントロールができている中で、無理ない範囲での断食は悪くないと思います。自分は仕事を休んでも、自分の胃腸は365日休みなしですからね。たまには胃腸を休ませることができれば、消化・吸収に使っているパワー・エネルギー・栄養を他に廻すことができますからね。
個人的には近所のKOマートに売っている「雪の下ニンジンジュース」がお勧め(ネットではいろいろな会社が出してます)ですが、毎日だとありがたみがないから「たまのご褒美に」という感じで頂いています。飲むというよりも食べるニンジンジュースですし、リンゴ果汁も入っているので、自分で断食するときに使うのもありかなと思っています。
本格的な断食には最低3日くらいは必要ですから、やるとしてもあくまでも「プチ断食」ですね。と言っても、「今日は断食だ!」と私が思っていても、院長がお腹をさすって「ごはん頂戴」のサインを出してきます。そして気づけば一緒に食べてますから、意志の弱い私にはできそうにない・・・ですね。
当院で使っているβカロテンのサプリメントは、ドナリエラという赤い藻を原料に作られています。
*Now社 ナチュラルβカロテン
粒が大きい人、お子さんは、ネイチャーメイドのβカロテンサプリ(4個でNow社サプリ1個分)を試してもらっています。
βカロテン自体にアレルギーがなくても、ドナリエラのサプリメントにアレルギーがある場合は、サプリメント自体のアレルギー除去をしてから摂るようにしてください。アレルギー除去が必要な人は臨床的にそこそこいます。サプリにアレルギーがあれば、始めの2~4週間くらいは良くても、その後副作用が必ず出てきますから。飲み始めてから出てくる人もいますので、使いながら1か月くらいで、改めてアレルギーの有無をチェックし、不快感などあればストップしておくことも大事でしょう。
ビタミンAおよびβカロテンのサプリメントの副作用は、皮膚粘膜症状(粘膜症状、皮膚症状、目・鼻・耳・喉・胃腸・膀胱・子宮・血管症状など)、柑皮症(皮膚が黄染)、肝機能低下、眼症状などがあります。
さび止めと共に鉄をちょうどいい具合に使っていきましょう。
簡単そうで難しいですけど、身体の声(症状)をうまく聴きながら、必要に応じて使ってみてください。
斉藤 記