生活管理・日用品ブログ

増田カイロの臨床における生活指導内容。NAET施術と併用して弱アルカリ体質を維持しましょう。

アミノ酸サプリは「無理して」「がんばって」飲まないでください

2023-09-23 | 斉藤の独り言
8月に入って暑さに加えて湿度が上がってきて、体力(タンパク)の消耗度が高まったので、こちらでもタンパク摂取を意識的にあげておくように勧めました。
一番効率の良いのが「アミノ酸」ですから、アミノ酸にアレルギーがない人には、アミノ酸サプリメント使ってもらいました。
プロテインやペプチドスープなども、食事由来のタンパク源(卵・肉・魚・豆・乳)に合わせて、好みに応じて使ってもらいました。

そして前回の記事にも挙げていますが、2週間~4週間くらいサプリメントを使っていると、初めのうちは「だるさが消えた」「よく眠れる」「疲れにくい」「良く動ける」と感じていたのが、だんだんとわからなくなっていきます。「慣れ」もあるのでしょうが、大体サプリメントはアレルギーがあればそんな感じの経過をたどるのです。

使っているうちに負荷がかかって、身体にアレルギー症状が出てきたり、アレルギー症状まではなくても効果を感じにくくなるのです。
痛み・かゆみ・アトピー・しびれ・むくみ・喘息・頭痛・鼻炎・不眠・メンタル症状・免疫低下・治癒力低下・判断力低下・集中力低下など、本来はアミノ酸で解決できる症状が、アミノ酸のアレルギーによって出てくるのです。何十年となかった症状が再発…、なんていうこともありますが、ピンチはチャンスですね。

毎日飲んでいる「アミノ酸サプリ実物」を使ってアレルギーを除去しても、まだ個々のアミノ酸に対するアレルギーが残っている場合がほとんどです。
必須・非必須アミノ酸、およびその詳細をひとつひとつ確認しながら、アレルギーを除去していきます。

必須アミノ酸は、食物から摂らないといけないため「必須アミノ酸」と呼ばれています。
非必須アミノ酸は、体内でつくることができるから絶対に食物から摂らなければいけないものではないので「非必須アミノ酸」になっています。

しかし、これまでの進化の過程を考えれば、食物から十分な栄養が摂れないことも十分あり得る訳で、食物が十分摂れなくても自力調達可能な非必須アミノ酸のほうが、必須アミノ酸よりも重要度が高いと判断できると思います。全てはバランスであり、もちろん全て重要であることに間違いはないのですが。

そしてその非必須アミノ酸のほうが、必須アミノ酸よりもアレルギー(食物におけるアレルギーがあれば、その栄養素は摂っても入ってない・使えない)が強いと日々の臨床から感じます。
必須アミノ酸でアレルギーがあるのは、多くの人はヒスチジンだけですが、非必須アミノ酸においては、半分~すべてにアレルギー性のある方がほとんどです。

ですから、それだけアレルギー除去なしにアミノ酸を安全・確実に確保することは難しいのです。
アミノ酸のサプリをアレルギー除去したうえで、安全・確実に使うことができれば、それは身体と心の材料になりますから、今のように不安材料だらけの世の中においてはとても心強いのです。

とはいえ、飲んで引っかかるとか、飲んだらかゆくなるとか、飲んだら咳が出る…、という人は、「自分の身体の声」=違和感・不快症状を無視しませんように
一旦ストップ、もしくは減量して様子を見るか、早いうちにアレルギー性が出てきていないかどうかを確認しましょう。

アミノ酸に対するアレルギーがあるかどうかは、「筋力検査」「Oリング検査」で調べます。
筋力検査が自分でできない、もしくは調べてくれる人がいない場合は、自分が摂っているアミノ酸サプリメントを使って、「脈拍検査」をしてみたらいいですね。
サプリメントをガラス瓶に入れ、それを手に持つ前と、手に持って30分くらいしてからの脈拍が10%以上増加・低下していれば、「自分にとって問題あり」(=アレルギーあり)と判断する手法です。10%の変化とは、70の人が77以上もしくは63以下になるということです。
これはどんなものでも調べることができますので、知っておいて損はない昔からある検査です。

サプリメントに限らず、塩・自分の尿・家族・ペット・洗濯機のごみ・掃除機のごみ・新しいもの(家や車の空気・衣類・靴・飲食物)などを使って、自分で調べてみてもいいですね。
実験みたいで楽しいかもしれません。もちろん30分経つ前に不快症状が強くあるものは、その時点で手から離してくださいね。
少し変化はあるけど10%ほどではないなら、アレルギー度はごくわずかと判断できます。

血液検査ではアミノインデックスというものがありますが、これはアレルギーを調べているのではなく、がんなどの病理になりやすいかどうかをみるものです。興味のある方は、一度受けてどんな結果がでるか見てみたらいいですよ。私も院長と共にずいぶん前に検査しましたが、特別異常がなかったことしか覚えていません。

不快症状があっても、その症状と自分が飲んでいるサプリメント(薬や毎日の食事も同じ)が結びつかない人も多いですから、そんなこともあるので気を付けてください、というお知らせの意味で改めて挙げておきました。
自分ではよくわからないという人は、遠慮なく施術者に、来院時に聞いてください。
斉藤 記



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