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戦争の愚かさと平和の大切さを知るⅣ~忘れてはならない大切な日~

2019-08-15 21:19:42 | 歴史
天皇陛下、平成の思いを踏襲 戦没者追悼式で初のおことば

8/15(木) 12:29配信・毎日新聞
 注目が集まった全国戦没者追悼式での天皇陛下の初めてのおことばは、上皇さまが平成の30年をかけて積み上げた内容をほぼ踏襲されたものだった。字数も同じ300字弱。ただ、言葉遣いを細かく見ると、戦争を直接経験していない世代としての平和を願う気持ちを込めて変更したと受け取れる部分もあった。
 戦没者と遺族への思いを述べる第1段落は、上皇さまの文言をそのまま用いた。続く、戦後の人々の努力を振り返る段落で、昭和天皇を父に持ち疎開生活も経験した上皇さまが「苦難に満ちた往時をしのぶとき」とした部分は「多くの苦難に満ちた国民の歩みを思うとき」とした。

 最終段落では、上皇さまが最後の追悼式で盛り込んだ「戦後の長きにわたる平和な歳月に思いを致しつつ」との一節を引き継ぐ一方、戦後70年の2015年から言及した「深い反省とともに」を「深い反省の上に立って」と表現を変えた。先人の苦難の歴史を忘れてはならないとの思いを示したともいえる。

 宮内庁幹部は「上皇さまの戦争や平和への考えを最も身近に感じてきた陛下が内容を引き継ぐのは自然なこと。戦争を経験していない立場で述べられないことは、表現を見直したのではないか」と受け止めた。

 代替わりで公務から退いた上皇ご夫妻は追悼式に出席せず、住まいで式典の様子を見ながら黙とうしたという。