うつ病など精神的な病気で休職の教員 昨年度過去最多
12月22日 22時50分・NHKニュース
うつ病などの精神的な病気で昨年度、休職した公立学校の教員は5478人と、3年連続で増加し過去最多となりました。文部科学省では「業務量の多さの影響と見られコロナ禍でさらに負担が増す中、働き方改革を急ぐ必要がある」としています。
文部科学省によりますと、昨年度、うつ病などの精神的な病気で休職した公立学校の教員は5478人で、前の年度より266人増えて過去最多となりました。
内訳は、小学校で2647人、中学校で1387人、高校で768人、特別支援学校で649人などとなっていて、在職者数に対する割合は特別支援学校の教員が最も高く、次いで小学校が高くなりました。
都道府県別に教員数に対する休職者の割合を見ると、沖縄県が最も高く、次いで東京都、大阪府が高くなっています。
このほかにも精神的な病気により有給などを使って1か月以上休んでいる教員も4164人と、調査を始めた平成28年度以降、増え続けていて、休職中の教員と合わせると9642人に上ります。
文部科学省は「過去最多となり大変遺憾だ。業務量の多さなどが影響しているとみられ、さらにコロナ禍での対応で精神的な緊張や過度な負担が懸念される。教員の働き方改革に向けて取り組みを急ぐ必要がある」と話しています。
12月22日 22時50分・NHKニュース
うつ病などの精神的な病気で昨年度、休職した公立学校の教員は5478人と、3年連続で増加し過去最多となりました。文部科学省では「業務量の多さの影響と見られコロナ禍でさらに負担が増す中、働き方改革を急ぐ必要がある」としています。
文部科学省によりますと、昨年度、うつ病などの精神的な病気で休職した公立学校の教員は5478人で、前の年度より266人増えて過去最多となりました。
内訳は、小学校で2647人、中学校で1387人、高校で768人、特別支援学校で649人などとなっていて、在職者数に対する割合は特別支援学校の教員が最も高く、次いで小学校が高くなりました。
都道府県別に教員数に対する休職者の割合を見ると、沖縄県が最も高く、次いで東京都、大阪府が高くなっています。
このほかにも精神的な病気により有給などを使って1か月以上休んでいる教員も4164人と、調査を始めた平成28年度以降、増え続けていて、休職中の教員と合わせると9642人に上ります。
文部科学省は「過去最多となり大変遺憾だ。業務量の多さなどが影響しているとみられ、さらにコロナ禍での対応で精神的な緊張や過度な負担が懸念される。教員の働き方改革に向けて取り組みを急ぐ必要がある」と話しています。