トランジションバスケが爆発した車いすバスケ男子日本代表が史上初の快挙、イギリスを破り銀メダル以上が確定
9/3(金) 22:30配信・バスケットカウント
車いすバスケ男子日本代表がメダル獲得を懸けて、イギリスとの準決勝に挑んだ。
日本の先発は豊島英、鳥海連志、藤本怜央、秋田啓、川原凜の5人。日本はリー・マニングにいきなり3点プレーとなるバスケット・カウントを許したが、すぐさま藤本が3ポイントシュートをお返しする。だが、高さとスピードを兼ね備えるハイポインターのマニングを止められず、彼にマークが偏った際には他の選手に確実にミドルシュートを決められてしまい先行された。岩井孝義と宮島徹也を投入しディフェンスを立て直そうとするが、シュート力で上回るイギリスのミドルシュートがなかなか落ちない。それでも、トランジションに活路を見いだし、8点差で第1クォーターを終えた。
第2クォーターに入り、日本は香西宏昭と藤澤潔、赤石竜我を投入。香西が3ポイントシュートを決めて期待に応えると、オールコートプレスでプレッシャーを仕掛けてリズムを速める。トランジションが決まるなど日本のペースになりつつあったが、プレーイングマネジャーのギャズ・チャウドリーに3ポイントシュートを決め返されてしまい、主導権を握るには至らなかった。それでも、日本はマニングとチャウドリーに人数をかけ、素早いローテーションで数的不利を覆すディフェンスが機能し始めると、香西の2本目の3ポイントシュート、鳥海のバスケット・カウント、そして古澤拓也が交代直後に3ポイントシュートを沈めて、33-36と1ポゼッション差に詰め寄って前半を終えた。
後半出だし、トランジションから古澤が2本連続で速攻を決めてついに日本が逆転。そしてここから一進一退の攻防が長く続いた。第3クォーター終了時点で速攻の得点で14-2と大きく上回ったように、日本はトランジションが大いに機能。さらにローポインターの川原がタフショットを沈めたことで52-48とリードして最終クォーターを迎えた。
香西とチャウドリーが互いに高確率で点を取り合い互角の展開が続いたが、日本は鳥海も速攻から得点を重ね2、3ポゼッション差のリードを保つ。そして、残り3分30秒、香西の速攻でこの日最大となる9点のリードを奪った。その後、勝利への執念を見せるイギリスの反撃を受けるが、その都度速攻で突き放し、最終スコア79-68で勝利した。
これで日本は史上初のメダル獲得が決定するとともに、銀メダル以上が確定。9月5日の決勝で前回王者のアメリカと戦う。
9/3(金) 22:30配信・バスケットカウント
車いすバスケ男子日本代表がメダル獲得を懸けて、イギリスとの準決勝に挑んだ。
日本の先発は豊島英、鳥海連志、藤本怜央、秋田啓、川原凜の5人。日本はリー・マニングにいきなり3点プレーとなるバスケット・カウントを許したが、すぐさま藤本が3ポイントシュートをお返しする。だが、高さとスピードを兼ね備えるハイポインターのマニングを止められず、彼にマークが偏った際には他の選手に確実にミドルシュートを決められてしまい先行された。岩井孝義と宮島徹也を投入しディフェンスを立て直そうとするが、シュート力で上回るイギリスのミドルシュートがなかなか落ちない。それでも、トランジションに活路を見いだし、8点差で第1クォーターを終えた。
第2クォーターに入り、日本は香西宏昭と藤澤潔、赤石竜我を投入。香西が3ポイントシュートを決めて期待に応えると、オールコートプレスでプレッシャーを仕掛けてリズムを速める。トランジションが決まるなど日本のペースになりつつあったが、プレーイングマネジャーのギャズ・チャウドリーに3ポイントシュートを決め返されてしまい、主導権を握るには至らなかった。それでも、日本はマニングとチャウドリーに人数をかけ、素早いローテーションで数的不利を覆すディフェンスが機能し始めると、香西の2本目の3ポイントシュート、鳥海のバスケット・カウント、そして古澤拓也が交代直後に3ポイントシュートを沈めて、33-36と1ポゼッション差に詰め寄って前半を終えた。
後半出だし、トランジションから古澤が2本連続で速攻を決めてついに日本が逆転。そしてここから一進一退の攻防が長く続いた。第3クォーター終了時点で速攻の得点で14-2と大きく上回ったように、日本はトランジションが大いに機能。さらにローポインターの川原がタフショットを沈めたことで52-48とリードして最終クォーターを迎えた。
香西とチャウドリーが互いに高確率で点を取り合い互角の展開が続いたが、日本は鳥海も速攻から得点を重ね2、3ポゼッション差のリードを保つ。そして、残り3分30秒、香西の速攻でこの日最大となる9点のリードを奪った。その後、勝利への執念を見せるイギリスの反撃を受けるが、その都度速攻で突き放し、最終スコア79-68で勝利した。
これで日本は史上初のメダル獲得が決定するとともに、銀メダル以上が確定。9月5日の決勝で前回王者のアメリカと戦う。