フレンドリーコンサートで
「海の記憶」を披露すると決定したので、
早速本気の練習に入ることに・・・。
もちろん今までも本気だったのですが、
なおいっそう本気・・・ということで。
私は「海の記憶」派だったので、
思いが実ってほくそ笑んでいました。
しかし、すぐに
航海ではなくて公開でもなくて
後悔するはめに。
なぜって、なぜって・・・・。
はかなげで物憂げで
虚空を漂うような前奏
そのあとの歌の冒頭は
アルトパートソロ
しかも長い。
フレーズも長い・・・。
「熱い砂を踏み・・・」と
ドラマの始まりを予感させる
意味深な歌詞。
ごめんなさい。力不足で・・・。
やっぱり筋トレですね。
パートごとにずれ込んで入る部分の
「入りが 弱い!!遅い!!歌詞が聞こえない!!」
と指摘を受けました。
「おそるおそる入っていてはいつまでもそのまま。
間違ってもいいからびしっと入って、
違ったら違ったとはっきり認識しましょう」
と指導されるのですが・・・。
長年生きていると
こっそり目立たないように入って
一見卒なくこなす
ずるい習性が身についているんです。
歌う時だけでも、
純粋だったころに戻って、
駆け引きなしに、
真正面から向き合っていきたいです。