お待たせしました。
「静かにできる合唱団員の鍛錬その2」です。
誰も待ってなんかいなかったかもしれませんが……。
前回、深呼吸の「吸」の途中までで、
終わってしまったので、
今回は、「呼」まで…、
あれ??
息って「吸う」と「吐く」なのに、
「呼吸」って書くんですね。
今、気づきました。
この疑問は置いておくとして……。
今回も、とても初歩的なことしか、
書けませんので、
「呼吸法は習得済み」の方は、
これ以上先に進まないで
引き返してくださいね。
さて、いざ、
鼻の上奥を広げるように息を吸おうとしても、
そんなにたくさんは吸えない、
かもしれません。
頑張ってたくさん吸おうとして
力を入れると、
身体が硬くなって逆効果、
なんて場合もあります。
体の中(肺の中??)に空気がいっぱい入っているのに、
吸おうとしても、それは無理です。
お腹いっぱいなのに、
さらに食べようとしているようなもんです。
「別腹」という便利なシステムもありますが、
「別肺」ってあるのでしょうか……????
たくさん吸うためには、
その前に、しっかり吐き出すことです。
気絶しそうになる限界の
ちょっと前まで、がんばって吐ききってから、
吸ってみてください。
身体が空気を求めてますから。
深呼吸としては
しっかり吐いて、たっぷり吸って、またしっかり吐く、
だけで成り立つのですが、
「合唱団員の鍛錬」としては、
まだまだです。
何回か、ひたすらたっぷり吐いて
リフレッシュができたら、
次のステップに移行です。
「吸う」のは素早く一気に、
「吐く」のはできるだけ時間をかけてゆっくりと……。
そうです、歌っているときの呼吸のしかたに、
近づけていくのです。
「吐く」息の量や勢いにムラがないように、
できるだけ同じぐらいの勢いで、
できるだけ同じぐらいの量で、
できるだけ長く……のつもりで、
息をコントロールしてみてください。