![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/e9/88d9cc258e2fef2823f99df1bcf7fe31.jpg)
今年オープンした「東北人家」。その名が現すように中国東北料理をメインとするお店だ。 ここのメニューを見ていたら、犬肉の鍋料理とか、蚕の蛹(さなぎ)とか、毛血旺とか、微妙な料理が並んでいて、当初からずっと気になっていた。 なかなか呑みに行く機会がなかったのだが、先日、やっと少しだけ時間がとれて晩酌と相成った。 お通しは、「美楽一杯」でも出てくる豆。 これをポリポリかじりながら、生ビールとウーロンハイをあおる。 ![]() 酒の肴はまず、羊肉串。 クミンの香りだろうか、まあまあ美味しい。 これは人によって好みが分かれると思うが、自分としては「延明」の方が好きかな。 ![]() 続いて豚マメ。 ![]() そして、カイコの蛹。 「延明」のは素揚げっぽい感じで皿に盛って出てくるが、ここのはスパイスがまぶされた串焼き。 ![]() まず1個、かじってみる。 表面はカリカリで、中は湿ったスポンジのような食感。 ![]() 2個目をアップで。 スパイスのコロモを通して、本体の縞模様が見える。 ![]() 断面のアップ! 齧り取った半分を口中でクチャクチャしてみる。 殻というのか、皮というのか、なかなか咀嚼できず、中身だけ吸い出すようにして呑みこむ。 ![]() もうちょっと齧っていくと、胴体の中心部から黒っぽいものが現れた。 白いスポンジ状の身というか、本体というか、そこを噛み切った中心部にあるもの。 どうやら、それが口蓋をヌメッとさせたようで、スポンジ部分とは違った微妙な味が舌の奥に流れ込んできた。 蛹の内臓だろうか。 ![]() いや~、見なきゃよかった…… このての食べ物は、丸ごと1個そのまま口中に放り込むのがいいようだ。 ヘタに興味を持って半分だけ齧って断面を眺めてみる…なんてことは止めておいた方が無難。 ![]() こちらは「延明」で食べたカイコの蛹。 川エビのような食感だった。 ![]() 「満福大飯店」で食べたサソリ焼きそば。 ![]() 同じ店で食べた蟻春雨。 ![]() 「横浜大世界」で食べたサソリ。 さすが中華料理、いろいろな虫が食材になっているが、日本だって負けていない。 イナゴ、ザザムシ、蜂の子なんかがある。 そういえば昔、八ヶ岳の麓で蜂の子を天ぷらにして食べたことを思い出した。 蛆虫みたいなやつを大量に集め、かき揚げのようにして揚げたのだが、食べているうちに棘が舌や歯にあたるのを感じた。 ペッと吐き出すと、黄色と黒の縞模様の成虫になりかかった蜂だった。 あれは不味かったなぁ。 でも、そのあとに食べたザザムシは甘じょっぱい味付けで大変おいしく、「真澄」の熱燗がどんどん進み、二人で1升も呑んでしまった。 あれは和風の珍味といったものだったが、はたして中華料理でもザザムシを調理するんだろうか。 ![]() |
イナゴぐらいは食べますけどね。
という人が多いでしょうねえ。
しかし今後重要なタンパク源になるかもしれませんね。
イナゴの甘露煮は大好きです。
ザザムシも。
でもカイコはちょっとねぇ…
子どもの頃、ミノムシを間違って食べてしまったことがあります…
やっぱりミノムシは美味しくなかったです…
muhuhu・・・