札幌駅前の「ラーメン共和国」で味噌ラーメンを食べたあと、みんなと別れて大通り方面に向かいます。 まずは「大丸」の地下食品売り場を偵察。 買うべきものを把握し、外に出てデパート全体を眺めると、冒頭の写真のような姿が。 銀連カード! この光景を撮影したのは8月上旬だったので、尖閣諸島問題が大騒ぎになっていないときでした。 今、この懸垂幕はどうなっているのでしょうか。 手前は駅前広場を利用したビアガーデン。まだ早い時間帯なのでお客さんはほとんどいません。 中国からの観光客でごった返すデパートをあとに、北海道庁へ向かいました。 先週来、日本の領土である尖閣諸島を巡って、騒々しいことになってきていますが… こっちも忘れてはいけません! 四島というのは歯舞、色丹、国後、択捉。 現在はロシア(旧ソ連)が支配していますが、この島々は明らかに日本固有の領土なのです。 このうち歯舞と色丹は、どう見たって完全に根室半島の先に連続する島々だと思うでしょ。 本当は北方四島だけではなく、全千島列島を返還させなければいけないんですが… な~んてことを考えながら北海道庁旧庁舎へ。 いい建物です。 美しいですね~。 横浜の開港記念会館よりもいい感じ。 屋根の下に赤い星が一つ。 これは何なのでしょうか… 札幌市のマークだという一般的な話もありますが… サッポロビールのマークだという人もいます。 中華人民共和国の旗? これはないでしょう。 ソ連の赤軍の旗! いえいえ、これはやっぱり札幌市のマークなのでしょうね。 そして、このマークが描かれた建物が市内にいくつかあります。 それらの建物を地図上で線を引いてお互いを結んでいくと… そこに現れるものは… こちらで調べてみましょう。 北海道立文書館。 文書館のほかに樺太関係資料館や北方領土館もあります。 まず、入口で靴底の消毒です。 この時期はまだまだ大変だったのです。 どこでも○○学が大流行ですね。 横浜学、横浜検定。 漢検というのもありましたが… 情報誌がすごいです。 しかもシティガイドが常駐。 横浜とは違いますね。 全国の公文書館配置図。 大阪市、神戸市、名古屋市、川崎市などにはあるのに、なんで横浜市には無いのでしょうか! 松浦武四郎という人は、北海道だけでなく樺太(サハリン)でも調査を行い地図を作っています。 これは彼が作成した北海道の地図。 近づいてみると… すごいですねぇ~。 こんな時代に、よくも調べたもんです。 コチラは樺太関係資料館の展示物です。 現在はドリンスクといわれている旧落合町の風景写真。 かなり賑わっていたようですね。 そして真岡郵便電信局事件の交換手9名。 事件の概要:1945年8月15日の玉音放送後、ソ連軍による樺太への侵攻が迫る中で、真岡郵便局の電話交換手たちは引き揚げをせずに残留して、非常時における電話通信業務を続けたが、同年8月20日にソ連軍の艦砲射撃がついに始まり、ソ連兵が間近に迫ったことで、勤務中の女性電話交換手12名のうち9名が局内で自決をした事件。【ウィキペディアより】 このときの砲撃の音は、島の反対側にあった落合町まで響き渡ったといいます。 なにをもって終戦とするかは意見の分かれるところでありますが、一般国民は8月15日で戦争が終わったと思っていたに違いありません。 この日、3,000人以上の日本人が犠牲になったとも言われています。 真岡郵便電信局事件を描いた映画「樺太1945年夏 氷雪の門」が、ジャック&ベティで上映されています。 この映画は1974年に劇場での上映が予定されていたのですが、当時のソ連が日本政府に対して、劇場公開を中止するよう圧力をかけ、結果的に配給会社は中止を余儀なくされたという、いわく付きの映画です。 話が長くなってしまいました。 大通り公園のビールについては、次回に。 ←素晴らしき横浜中華街にクリックしてね 「ハマる横浜中華街」情報はコチラ⇒ |
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