北斗星で行く旭川・美瑛の旅 ～その４ 東川の美味しいパン～

前回の記事を読んでいない方は　その１　その２　その３からどうぞ。 　美瑛でサイクリング＆ジャガイモ料理三昧を楽しんだあと、妻の友人（Ａさん）の車で旭川に戻る。 　ここでは「山頭火」か「梅光軒」でラーメンを食べようと考えていたのだが、もはや腹一杯。ホテルに荷物を置いたら、そのまま寝込んでしまった。 　翌日。 　Ａさんの車で、まだ行ったことのない場所に案内してもらうことになった。 　まずは、屯田兵や北海道開拓に関する史料を展示している「兵村記念館」。冒頭の写真がそれだ。 　北海道新聞によれば、ここは、東旭川地区の人たちが中心になって建設した道内唯一の屯田兵記念館で、生活道具や農機具などを展示して当時の生活が再現されており、貴重な記録も残っているそうだ。 　ということで楽しみにして行ったのだが、なんと休館！ 　こういった施設では月曜休館というケースが多いのだが、ここのはちょっと違っていた。いや、ちょっとどころではない。 　なんと毎年、１０月２１日から４月２８日まで半年も休館しているのだ。 　ここは諦めて旭山動物園に向かう。 　なんと、こちらも休館！ 　冬用の展示に切り替えるため、長期休業に入ったばかりだった。 　仕方ない… 　ならば、美味しいパン屋さんのある東川へ、ということでそちらへ向かう。 　途中の道。どこかウィーンの森に似た雰囲気がある。 　白樺林が美しい。 《こんなところに別荘があったらいいな》 　ここが目的地、《北の住まい設計社》のショールームだ。 　目標となるものがほとんどなく、看板も出ていない。 　初めて行く人はなかなか探し出せないかもしれない。 　このときは地元のＡさんに案内していただいたので、簡単にたどり着いたが、車から外の風景を見ていても、まったくどこをどう走ったのか分からないくらいだ。 　広い敷地に入ると何棟か建物が建っていた。 　右の白いのが物販部門。 　北欧風の生活にピッタリのものが売られていた。 　この会社は、家から生活用品まで、“暮らし”をまるごと扱っているようだ。 　美味しそうなロウソク。もちろん食べられない。 　こちらは喫茶・レストラン棟。パン・ジャム等の販売もしている。 　パンは当然、天然酵母使用だ。 　ひとつ買ってその場で食べてみた。 　美味しい～～！ 　これを翌日の朝食用として大量に買い込んだ。 　外に出ると小さな白い虫がたくさん飛んでいた。 　雪虫だ！ 　これが飛び出すと、もうすぐ雪が降るという。 　なんだか寒くなってきた。 　旭川に戻り、ラーメンを食べるとしよう。 　で、入ったのが「○○○○ヤ」。ここは旭川のグルメ情報誌で１位にランクされているラーメン屋である。 　チャーシューメンみそ。 　ネギラーメンみそ。 　みそラーメン。 　どれも普通のラーメンだった。 　ただ、化学調味料が気になった。スープを作る専用の部屋があって、その傍にたくさん積まれていたのだ。 　どのくらい使っているのだろうか。 　 　それから、この専用部屋とトイレが近いことも気になった。この辺は目隠しするとか、もう少し配慮がほしいところだ。 　続いて「麦々堂」へ。ここのパンも旨いらしい。さらに何個か追加購入。そのうちの１個を食べてみたら、たしかに美味しい。 　やっぱり天然酵母だと違うんだねえ。 　お土産で買った「夕張メロンのピンキー」、「十勝あずきキャラメル」と「パン」。 　そして北海道限定の「ジャガリコ」と「ぶっちょ」。 （最終回へ） ←美味しい北海道にバンザイ！ 「ハマる横浜中華街」ランチ情報はコチラ⇒