横浜公園から日本大通りを海側に進むと海岸通りにぶつかる。正面は現在空き地になっているが、その両サイドには昭和初期のビルがまだ健在だ。 このT字路を左に曲がったすぐの古いビル。その2階に創作厨華「春夏秋冬」はある。 ビル2階へ上がる階段の前で弁当(上の写真)を売っていて、それは何度か食べたことがあるのだが、店内へは一度も入ったことがなかった。 というのも、見ていると、階段を登っていくのはほとんどが若い女性だからだ。おそらく近隣の会社の従業員なのだろう。おじさんが入るには、ちょっと勇気が必要な気がしていた。 でも、ず~っと気になっているのだ。2階はどんななのか。こんなビルだから当然、内部もレトロなんだろうな。しかも創作厨華だからな。そして若い女性ばっかりなんだからな。と、想いは募る一方。 そして先月、とうとう内部に潜入してきてしまった。 これが、その秘密の花園への入口。いかにも昭和初期の雰囲気が漂っている。この先はどうなっているのか、もしかしたら店内に男はいないのかもしれない、なんてことを考えながら階段を登る。 店の前で振り返ると、こんな踊り場が見えた。壁のタイルがなんともいい味を出している。 外壁は典型的なスクラッチタイルを貼っていたと思うが、内部の壁で使用しているタイルは何ていう種類なのか。 拡大してみた。専門外なので分からないが、これもスクラッチタイルの一種なのだろうか。こんなのを関内の古いビル内でときどき見かける。この不ぞろいな凹凸が、逆に美しさを演出しているようだ。 ランチメニューは、これ。↓ ・肉団子カレー ・白菜のカニ肉煮込み ・厨華オリジナルカレー ・五目そば ・五目かけご飯 ・五目焼きそば ・担担麺 ・サンマーメン ・麻婆豆腐 ・陳麻婆豆腐 ・ニラ玉ご飯 ※すべてスープ、サラダ、デザート付きで850円。 ※女性4名ならドリンク無料サービス。 この中から、ずっと気になっていた厨華カレーを注文。まずは彩りも鮮やかなサラダが運ばれてきた。赤・黄色はパプリカ、オレンジ色は人参、紫と白色は玉ネギ、緑色はピーマン、レタス、ミズナだ。それに甘酸っぱいドレッシングがかけられ、全体的に女性好みのサラダに仕立てられていた。 スープは、何だろう。よく分からないが美味しかった。 漬物も単なるザーサイではなく、それを千切りして高菜のみじん切りとひき肉とあえてある。結構、手間隙かけているようだ。 続いて、メインの厨華カレーが来た。色合いは、普通のカレーと変わらない。中の具は中華らしく、鶏肉・玉ネギ・ピーマンだ。 お店のコンセプトが“本格シノワースタイル四川料理”ということなので、結構辛い。その素は、カレーの中にポツポツと見られる赤い斑点、唐辛子に違いない。 どこがシノワーなのか分からないが、まあまあ美味しかった。 食後は頭頂部が汗でビチョビチョになっていた。おかげでグリグリとハンカチで拭いたため、残り少ない毛髪が十数本、抜け落ちたかもね。ハゲの方は要注意だ。 食後のデザート。これはうまい! 毎日、日替わりの杏仁豆腐を出しているとか。テイクアウトも可。 この日は自分を入れてお客さんが19名だったが、そのうち男は2人!! ここはやはり花園だった。 そんな店だから、テーブルに爪楊枝なんかは当然置いていない。だから食後は、歯の間に挟まった鶏肉をシーハーシーハーしたくてもできないのだ。 ニラ玉ご飯なんか食べたひにゃ、最悪の結果が待っているぜ。おじさん達は気をつけようね。 ←ヌーベルシノワに乾杯! 「ハマる横浜中華街」ランチ情報はコチラ⇒ |
ここは私が横浜で一番好きな交差点です。
昭和なビルが残っていて、それをうまく利用していますよね。
いくつか飲食店がありますが、まだどこも入っていないので、近々行って見ようと思います。
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。。
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φ(*∂-∂*)メモメモ 今度行ってみなくちゃ♪ (笑)
ここには、飲食店がいくつかあります。早く行かないと消滅しかねません。急げ~~~~~~!
◇小径のヌシ(^-^)様
花園
報告を待っていますよ。
保昌に行った以来、食べてません。
久々に春夏秋冬に行きたくなっちゃいました。
昔はサラダの量が1.5倍くらいあったので
男性向けにボリュームを持たせてるのかなって
思ったんですが、やっぱりターゲットは女性みたいですね。
今度は陳麻婆豆腐を食べてみます。