ポーチャイファンといえば中国版“釜飯”のようなもの。少しオコゲになった部分を土鍋から剥ぎ取り腸詰と一緒に頬張ると、香ばしい香りが口内に広がって美味しさを一層ひき立ててくれる。 このポーチャイファンを作るには、土鍋に米、腸詰、鶏肉などを入れて炊き込み、甘い醤油をかけてかき混ぜ蒸らすという、面倒な過程を経なければならない。注文してから食べるまでには、かなり時間のかかる料理なのである。 私はこれまでに「大珍楼」で何度かポーチャイファンを食べたことがあるのだが、それは決まって夜の宴会時。時間的に余裕のあるときでないと食べられないからだ。 そんな面倒なものを、1時間という短い昼休み中に食べに行くことができないものだろうか?と思い悩んで数か月。勤務地が中華街の中ならまだしも、私が働いているのは関内。往復の時間を含めたらかなり厳しい。 でも、昼メシで食べてみたいなぁ…。 ああ、食べたい食べたい、食べた~い。 ということで思い切って実験してみた。 13時00分。自転車に乗って仕事場を出発。「大珍楼」までフルスピードで走る。 13時07分、店頭に自転車を投げ出し、階段を駆け上る。着席するなり即注文。 お店の方に『少々お時間がかかりますけど…』と言われるが、そんなことは承知のうえだ。時計とニラメッコしながら出来上がりを待つ。 25分後、待望のボーチャイ飯が到着! 13時32分、食事開始。当然、美味しい。夢中でパクつく。 だが、アツアツなので時間が気になり焦る、焦る。 13時47分、食事終了。食後のお茶も飲まずに階段を駆け下りお会計。 13時49分、「大珍楼」を出発。フルスピードでペダルをこぎ、14時前、仕事場に到着。 なんとか1時間の休憩時間内でボーチャイ飯を食べてくることができた。だが、それも13時から14時という間の1時間だったわけで、これが12時から13時というコアな時間帯だったらどうなるのだろうか。 だれか挑戦してみてほしいなぁ。 ←素晴らしき横浜中華街にクリックしてね |
かなり時間が節約できるんじゃないでしょうか?
あんまり急ぐと食べた気もしないでしょうし、行き帰りで事故を起こすのも
怖いのでお店に予告して余力を持って出かけた方がよさそうですね。
そうでするなぁ…これじゃあ食事自体の愉しみがないでするなぁ。
でも、美味しゅうござった。
寒い時期だけですよね。
昨日今日なんか寒くて、ちょうど良かったのかもしれません。
そんな手がありましたねぇ。
そういえば呑み屋さんで、よくやったっけ。
「今から行くので作っておいてね」なんて予告注文。
これだと1時間でも充分ですね。
いや、旨いので、可能かもしれませんが、午後、もたれそうです。
一人で食べました。
ちょうど良い分量ですね。
午後は、全く問題なしでした。
大珍楼一度一度夜に行って、ボーチャイ飯食べましたけど、本当に美味しいですね。
香港では、冬限定でしかも、提供時間も限られている店もあるようです。大珍楼は年間通してのメニューなんでしょうか?
この料理は、土鍋で具材と一緒に米を炊いているからこそ、美味しいのであって、以前、某なんちゃってチェーン店では、なんと既に炊いてあるご飯を土鍋に入れるという、全くもってお客を舐めている代物を出していました。怒りを通り越して、情けなくなった事がありました。
しかし、いいなー お昼にこんなもの食べられる酔華さん。