横浜中華街には、いろいろな音が溢れています。それは天津甘栗の客引きや手相占いの呼び込みの声だったり、あるいは、「しごろく、しごろくっ! しごろく~ ちゃ~しゅっ!」という、けたたましい宣伝スピーカーだったりしますが、どれも癒される“音”ではありませんよね。
耳に心地よいのは、やっぱり音楽です。中華街でそれを求めるとしたら、店でやっている生演奏を聴くしかないのですが、そのためには、それなりの軍資金が必要です。
ちなみに「萬珍樓」での生演奏がいくらなのか、ちょっとお値段をのぞいてみましょうか。料理代以上ですよ。
しかし、小遣いの少ないおじさん達は、そんなに行けるわけありません。そこで用意されているのが街頭スピーカーです。
お店でやっている生演奏が流れたり、あるいはCDが流れたりしています。
同發新館の外部スピーカー その日の生演奏が流れています。 |
チャイハネの外部スピーカー ジャズが聞こえてきます。 |
アンティークガレージの外部スピーカー レゲエだったりジャズだったり、いろいろ聴けます。 |
ウインドジャマーの外部スピーカー ジャズライブの店としては老舗です。 |
テイクアウトの肉まんでも買って、中の雰囲気を想像しながらスピーカーに耳を傾けると、どうです、老舗の中華料理店で豪華料理を食べて生演奏を聴いている気が……
するかどうか、ちょっと聴いてみましょうか。では、クリックしてみてください。
横浜バザール(関帝廟通り)
ウインドジャマー(西門通り)
…やっぱり、豪華料理を食べて生演奏を聴いている気、してきませんね。でも、これらの使い方は別にあるのです。それは「待ち合わせ場所」。
誰かと待ち合わせたとき、時間をもてあますことって、よくありますよね。そんな時、ここなら音楽を聴きながら待っていられるので、相手がなかなか来なくてもイライラすることがありません。善隣門だけが「待ち合わせ場所」ではないのです。
今日は音楽の話をしたので、最後に、中華街で買える中国楽器のご紹介をしておきましょう。
南門通り「志成」の楽器売り場 | 「チャイハネ」の楽器売り場 |
急にドシャバキグシャ!という大音響が。
壁にかかっていた帆船の絵が、
お客の頭の上に落っこちていました。
ベルファーレか!?と思いました。。。
お客さん、血が出なくてよかったですぅ!!
ここに限らず、中華料理店でも大きな絵や装飾を壁にかけているところがあるので、いつも気になっていましたが、ウインドジャマーで事件が発生していたんですね。
この日は吉兆でアサリ食べた後、
ウインドジャマーに流れたのでした。。。