目覚めた孔雀。独り言三昧。

目覚めた孔雀の独り言です。

日本的な経済体質は変わらない。

2021-05-09 11:57:41 | 日本教徒のエトス
日本的な経済体質は変わらない。
人材派遣業は昔で言う口入れ屋。
公共事業は人足寄場。
そしてダブルワークをしている労働者は渡り中間。
これ以上書くと差別主義者と誤解されるのでこの辺で。

とにかく幕藩体制時代と経済体質は変わらないのだ。

経済体質が変わらないなら、政治体質も変わるまい。

政治体質が変わらないなら、かつて平安朝が武家政治に取って変わられ、武家政治が今の内閣体制に取って変わっられ、同じ病理で、内閣体制が崩壊し、ικμτには予測できない政治体制に取って代わると言うことだ。

しょうがない。
いかに「失敗の本質」のような本がゴロゴロ出版されようとも、その病理が我々日本人が持っている民族精神みたいな物なのであるから、これはしょうがない。

だったら物言わぬ仏像が幾千年の時を超えて時代の移り変わりを見てきたように、私もいらんことを言わずに時代の移り変わりを眺めることにする。

以上、管内霞ヶ関でικμτ。

日本教の主流セクト、日本教人並み派。

2021-02-04 08:02:13 | 日本教徒のエトス
日本教の主流セクトは人並み派だ。
このセクトは、超標準状態であることを以って涅槃とするセクトだ。

とにかく自分が集団の中に埋没し、目立たないことを以って涅槃とする。

ちょっとでも上に行ったり、下に行ったりすると、それこそ大騒ぎする。

上に行けば足を引っ張られて引きずり降ろされ、下に行けば再起不能になるまで叩かれる。

このセクトは自分たちがいかに他人にとって有害極まりない教義を持っているか意に介さない。

これが日本教の最大派閥にして主流セクトの、日本教人並み派だ。
オール3を以って、究極の涅槃となす人たちである。

さあ、日本教人並み派の信者たちは、今日は誰を超標準状態から逸脱したとして、集団リンチにかけるのであろう?

桑原桑原である。
以上、管内王子区でικμτ。

日本教は受け入れる。が、禁戒ではなく勧戒に戒を変えてみよう!

2020-08-29 07:10:27 | 日本教徒のエトス
悪をなすなと言うより、善をなせということ。
どっちが簡単であろう?

札幌農学校の話をネットで調べてみると、
クラーク博士の赴任前は、
やれ「何々するな!」
そんな小姑みたいな張り紙が、ベタベタと張ってあったが、
さっぱり効き目はなかったという。

ところがクラーク博士がやってきて、
「紳士たれ!」
そう言ったら、学生たちの品行は改まったという。

だったら、日本教の戒律も、
「人に迷惑をかけるな!」
そんな禁戒よりも、
「世のため人のためになることをせよ!」
そんな勧戒に改めるべきであろう。

禁戒というのは、糞狭い牢獄のようなものだ。
が、勧戒というものは、広々とした大広間のようなものだ。

どちらの方が居心地がいいか、それは明らかであろう。



日本教の三宝、あるいは三学。

2020-07-03 00:50:50 | 日本教徒のエトス
日本教は空気教と書いたが、別な言い方をすれば、「迷惑教」なのである。
とかく気に食わない輩をやっつけるためには、
「あいつははた迷惑なやつだ!」
そう、主張すれば、言ったモン勝ちの国なのだ!

具体的な被害はどうでもいい。
客観的事実などどうでもいい。
それが迷惑教のエッセンス。すなわち肝である。

日常のストレスでみんなイライラしている。
逆に考えれば、みんな爆発寸前なのだ!

そんなシチュエーションそこで、プロタゴニスト(提唱者)が、「あいつは迷惑なやつだ!」と、そう主張するだけで、他の連中が、我らに一つの律法あり、その律法によれば、彼(彼女)は死に値すべきものなり、なぜなら彼(彼女)は〜。
という塩梅で、社会から葬り去られ、孤独死に追い込まれるのだ!

読者さんの中で、いいえИкэмотоさん、それは違う! と言いたい人たちもいることでしょう。
でも、そういうあなた方に言いたい。
あなた方は、たまたまこんな目に遭わなかっただけ。
思い返してみれば、学校や職場で、そんなレッテルを貼られて、組織から排除された人々を多々見てきたことでしょう。

それとも、あなた方自身が、バイブルに出てくる頑強な民のごとく、「迷惑な人たち」を葬ってきたからこそ、彼らの流した涙、はたまた流した血の復讐を恐れているのでしょうか?

だいぶ話は脱線しましたが。
さて、ここまでで、空気が仏、人に迷惑をかけるな。が法、そして、プロタゴニスト(提唱者)が、僧。
戒が人に迷惑をかけるな。定はおもしろいことに実態のない空気。そして慧が言ったもん勝ち。
そんな塩梅で、日本教の三宝と三学を述べてきました。
以上です。

ちなみにИкэмотоは、特定の宗教には属してありません。
あしからずご了承ください。

山本七平氏提唱した日本教の受け売りですが。

2020-06-05 09:24:43 | 日本教徒のエトス
そもそもこの国の民族の考え方は、
お上に頼る隣百姓精神。(目上の人に頼りみんなやるなら私がやる。)
そして事の善悪や当否など無視して、空気マンセー主義が跋扈している。(正しかろうが間違っていようが、集団のムードに合っていれば何をしても構わない。)

だから、お上よ、経済補償をしてください!
そう言い出せば、普段は赤字国債云々と言っている自称財政通の連中も、お金頂戴と言い出して、あとの膨大な財政赤字など、あたしゃ知りません!

そんな惚けたことが言ってられるんでしょうねえ。
それが極左政党ならともかく、新自由主義経済を標榜している連中も言っているのだから、笑止千万。

それが、最近もてはやされている、都民ファーストの会や日本維新の会の知事連中の正体であります。

さて、話は変わりますが、日本の政治は君主制でも民主制でもない。
有り体に言えば、空気なる得体のしれない流行神(はやりがみ)を本尊とする、一種の神政政治(テオクラシー)だと言っても言い切って構わないだろうと私は思うのであります。

その証左に、神であるから、目には見えず実体もない。
そしてこの神がいきなりこの国の民に憑依する。
憑依した連中に逆らえばこっぴどい目に合う。
そして神が去ったあとの惨事の責任を取る実体は誰もおらず、反対者までをも巻き込んだ集団自己批判を行えばそれで済んでしまう。

この思考原理や行動原理を解明したい研究者は、暴動とは全く違う概念である、お祭りなる習慣を研究してみると良い。

日常のストレスを、定期的で非日常的な集団運動で解消し、さらに氏子なる概念でとかくバラバラになりがちな成員の心を一致団結させる。

こんなことを神代の昔に思いついた人は大天才だと言っても過言ではない。

これを利用して、プラザ合意恐慌から始まる、日本ゼニくんちぇキャンペーンをひもとけば、大地主ー小作人ならぬ、独占資本-自営業者の構図が、透けて見える。

これは余談ですが、アメリカが430兆円の財政出動をして、赤字国債を発行すると言いました。
その赤字国債を引き受ける金持ちは、いったいどなた?
また日本が買わされるんでしょうかねえ?
ふざけんな! アメリカ!
池本はそう言いたいわけです。

それはさておき、独占資本ー自営労働者?。それって、最近叩かれている、令和の御代の口入れ屋である派遣会社とそれに登録する契約社員であります。

その新しい地代は、消費税ちゃんでございます。
規制緩和・税制改革・働き改革などなどで、独占資本さんは、中世の荘園領主よろしく不輸不入の特権によりやりたい放題の儲け放題!
そして税金は、生きるために必要な商品購入から搾り取って、その買い物袋にまでお金を取る。
誰が得するんでしょうかねえ?

日本版ペレストロイカ(新思考)キャンペーンで、だまされてはいけません。

その後の阿鼻叫喚末端ゼニくんちぇキャンペーンで、人民が苦しんでも官も資本も知らぬの半兵衛と来たわけだ!

こんなこと極左正当の某党だってその機関誌には書けません。
実際それを国家レベルでやって見せたのが、旧ソ連のソホーズ・コルホーズだからでありますから、兄弟党のソ連共産党のやったことを批判なんてできませんがな?
逆立ちしたって(笑)

こんなこと、国家レベルでやれば共産党だの社会主義だのと叩かれますが、小泉純一郎流の、官でできることは官で、民でできることは民でといえば、新自由主義の名を借りた社会主義経済をやっているということは、世界史を学んだ人たちの目枯見れば火を見るより明らかだからであります。

その証明として小泉の手下である竹中がパソナの会長をやっていることをみれば、見事に証明しているよなものであります。

これは余談ですが、小泉の言った痛み。
言った本人である、小泉や竹中がそれを感じているかどうかと言わせれば、はなはだ疑問であります。

そんなわけであります。

以上、Икэмото!