楽にいきたいのであれば、無理をしないことだ。
喜怒哀楽をほしいままにせよ。
喜びたいのに喜べないのは、これ、生き物の本性にあらず。
怒りたいのに怒りたいのは、これ、生き物の本性にあらず。
悲しいときに泣けないのは、これ、生き物の本性にあらず。
楽しむべき時に楽しめないのは、これ、生き物の本性にあらず。
喜怒哀楽を押し殺して、お人好しとあざ笑われて、
当の私やあなたは鬱憤がたまり、具合が悪くなる。
自分を痛めつけて、相手を喜ばせる。
そんなのは、コント芸人のやることだ!
コント芸人はギャラがもらえて、生活の足しになるが、
俺らはノーギャラで、コント芸人まがいのことをして、
しまいにゃ、医者だ!薬だ!と銭を使う羽目になる。
実に愚かしいことこの上ない。
さて、人が死ぬときに後悔することは、
やりたいことをしておけばよかった。
それにつきるそうだ!
臨終の一念が「残念無念」だったら、いくら坊さんが枕経を読もうが、ご遺族の方々が追善供養をしたって、成仏はできませんぜ!
そんなことを思った、邪曲小弟でありました。