所詮人間知などたかだか有限に過ぎない。
有限の知恵で物事をはかったって疎漏があるし限界がある。
だったら手に余る問題は無限の知性にゆだねてほったらかしにしておくに限る。
無限の知性には定義通り限界がないから、どんなにランダムに打った手でも、後でつながりが出てきて、よきに計らってくれる。
実はこの「どんなにランダムに打った手でも、後でつながりが出てきて、よきに計らってくれる。」との信仰が大事で、この信仰がなければ、単につながりのない悪手である。
相手は無限の知性であり、たかだか有限な人間の淺知恵ではない。
だからこそ、人の予想を超えた効果が出てくるものだ。
故に私はこの無限の知性に帰依するのである。
かつて神とか仏とか呼ばれた無限の知性に。
以上である。