竹中平蔵君。
君が事としている「中抜き」が横行するこの国で、欧米流のトリクルダウンがうまくいくと思ったのかね?
もちろん、君の頭の中では、そんなことは読み筋だろうが。
読めないのなら、小泉内閣で財政金融担当の大臣をやったのは誤りであり、読んでやったのなら、君は確信犯の知能犯だ。
だが、あまりにも日本に根強く残っている商慣習である「中抜き」であるから、さすがの東京地検特捜部も警視庁捜査二課も、君やそのお仲間たちを立件するわけにはいかないだろうが。
さてこの話題はここまでにしておこう。
今日は搾取について書いてみようと思う。
皆さん、いきら大企業がもうけたとしたって、一万円を一人で分けたら一万円。一万円を一万人で分けたら一円。さらに人数を増やしていったら?
さて、税込み百十円の駄菓子があったとする。
これでお上は濡れ手に粟で子供一人あたり十円儲けるのだ。お上がこの駄菓子屋さんや子供たちのために具体的に何をしているのかは知らないが。
十人の子供が集まれば、百円、百人の子供が集まれば千円。
こんな感じで上がりが増えていく。
さて某衣料販売メイカーのごとく、東南アジアでトン千円ぐらいで衣料品を作らせ、三枚百円にして売りさばいたって、お上は十円の消費税の税収だ。
メイカー等にしたって、考えられない利益率だ。
逆に現地の労働者や直営店の人たちの賃金は、一体いくらだろう?
借入金のある企業は納税義務はなく、零細販売店に至っては、消費税の納税義務は免除されます。
直営店の連結決算云々に関する、会計法上、税法上の問題については、私は知りませんが、畏友・ハローさんは詳しいはず?
そこに労働分配率ではわからない、労働者の貧困があるのです。
以上、管内三宅坂?または代々木?でいけもと。
嘘です。(;^^)ヘ..