COCO ISLAND

自由 気ままに のんびりと・・・

四国旅行(10)

2006-09-04 20:00:51 | 旅行日記(国内)
8月15日

今日は観光予定地があまりないので少しゆっくりめの出発に
なりました。

まずは鳴門市にあるドイツ館へ・・・
「バルトの楽園」っていう映画観ました??マツケンサンバで有名な
松平健が主役のテレビでも宣伝をしていたので私は映画は観ていなかった
んですが知っていました。

その映画の舞台がここ鳴門市だったんです。

第1次世界大戦の時日本も参戦し、ドイツの租借地だった中国の青島を攻撃
しました。敗れたドイツ兵士約5000人が俘虜となり、日本各地の収容所
に送られました。その内約1000人が1917年(大正6年)から1920年までの3
年間をこの鳴門の板東俘虜収容所で過ごしました。
しかしココの収容所長、松江豊寿の人道的な運営や地元市民の協力によって、
収容所の中では人権が守られドイツ兵たちは快適で自由な収容所生活を楽しむ
ことができたそうです。
特に音楽活動は盛んでいくつもの楽団が結成されたそうです。
ベートーベンの「第九」が日本で初めて演奏されたのも、ここ板東俘虜収容所
なんです。
さらにドイツ文化を広く紹介し牧畜や建築、製パン、洋菓子などのさまざまな
技術を当時の市民にもたらしたそうです。

・・・・で、その松江豊寿の役を松平健がやっていたそうです。
1972年に旧ドイツ館が建設され今の「ドイツ館」は1993年に新しく建てられたそうです。

              


ドイツ兵は収容所の近くに11つの橋を作り、そのうちの2つが今も残されています。
大麻比古神社の裏手にある「ドイツ橋」「めがね橋」は、地域住民が遠回りをしなくて
すむようにと、ドイツ兵俘虜たちが3カ月間かけて造った橋だそうです。


この橋の碑をよ~~く見てください。「ドイツ 」という文字がいろいろと・・・・
最初は何となく見てたんですが・・・・おもしろいでしょう!
どうしてこうなったんでしょうねぇ?????


      左「独逸橋」右「どい津橋」ってね!       

                    
コメント (4)
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