スローな生活 in富良野

富良野の陶芸家 恒枝直豆 
楽葉窯のブログです。
備前の土を富良野で焼きながら
マイペースに過ごしています。

土作り

2007-06-14 | お仕事は陶芸
先日 備前から原土を送ってきたものを 粘土のしているところです。

原土とは 堆積していた粘土そのままと言うことです。それには 石や草も混ざっているので、一度 乾燥させて、それをバケツに水と一緒に入れています。
そうすることでバケツの底には石が溜まり、水の上には草が浮きます。その両方を取り除いていく作業を「水簸(すいひ)」と言います。
そして 取り除かれた土を乾かしている所です。
虫やゴミが入らないようにネットをかけています。

これまでは 原土は練ったものを使っていましたが、 私もようやく水簸をするようになり、妻に「ようやく 陶芸家らしくなってきたね」と言われてしまいました。