スローな生活 in富良野

富良野の陶芸家 恒枝直豆 
楽葉窯のブログです。
備前の土を富良野で焼きながら
マイペースに過ごしています。

ガラス管の上が開いて 下が膨らんで閉じてるもの

2012-01-29 | 日記
アオの小学校の授業で 「昔の道具を見つけてこよう」という宿題があって
火鉢とか 振り子時計とか けんだま とかの写真を撮っていたのですが
「もうないの?」と 工房を探索 工房は昭和初期の建物ですが ほぼ何もない状態で入っているので
特に無いなあと思ってましたが ありました。

この写真に写ってる道具。
ガラス管の上がラッパ状に開いていて 下がちょっと風船状に膨らんでいる道具
その膨らんでいる部分にはちょっと液体が溜まってる

分かります?



私もこの道具の存在は数年気が付かなかったもの
近所の年配の方に聞いてみました。
すると意外な答え。











答えは「ハエ取り器」しかも天井のハエ限定

取り方は 天井にいるハエをラッパ状に開いた部分のガラス管で囲う
囲まれるとハエは飛び すぐにガラス管に当たって下の管へ
下の管へ行くと もうハエは上には飛べない
一番下に洗剤などを入れておくと しばらくするとハエは死ぬ

単純だけど この道具 すごいね

アオは下に溜まったハエ数匹が 怖くてちゃんと見れませんでした。