熟れているように見えますが今の時期は未熟です。秋になってほんとうに熟れてくると割れ目ができます。その割れ目の形が一個一個違うところが石榴の個性です。(mezzo kyoko)
実柘榴や自我といふ手におへぬもの 藤井淑子
新町に用があって青桐通りを歩いていたら、いちじくの木が歩道に陰を落としていました。その陰に入って、しばらくの間いちじくの香りの下で日盛りの日差しをよけました。 (mezzo kyoko)
いちじくの葉かげある おべんたうを持つてゐる
種田山頭火