新屋敷に「大井手」という灌漑水路があるのを御存知でしょうか。この時期「大井手」は満々と水を湛えて流れています。河畔の柳が薫風に靡いて川面に影を落としている風景はなかなか風趣があって、心安らぐ景観を作っています。
この井手は400年以上も昔に加藤清正によって開削されたと言われ、一ノ井手、二ノ井手、三ノ井手を合わせて「大井手」と称します。渡鹿堰から取り入れた水量は最大で4.3トン/秒、灌漑面積は240町歩。昔は1,000町歩を灌漑していたそうですが、戦後の急激な都市化によって農地が減り続けてついに240町歩に。農地の減少はいまも続いていて毎年3町歩の水田が宅地化によって失われているとか。
一ノ井手は東バイパスを越えて近見あたりまで、二ノ井手は本庄方面、三ノ井手は本山方面へ、いずれも熊本市南郊の田園地帯を潤しています。(何もないのでカンリニン)
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新屋敷、九品寺、大江は今では熊本市の文京地区となっていますが、昔は桑畑の広がる純農村地帯でした。
わたしは新老人の会で「城下町を歩く会」の代表をしていますが、5月には「大井手を歩く」を企画していましたが、コロナ騒ぎで中止になって残念に思っていました。その時にいろいろ調べましたので、その一端をアップした次第です。
ブログは更新が命ですから、今後も折りに触れてアップさせていただきますので、お見守りいただければ幸甚です。