ドライブを兼ね日本ラインゴルフクラブへ、打ちっ放しでも行くかと出かけ、時々行く八百津町人道の丘公園へ足を延ばした。
八百津町・和知という地区を通って、突然どうしたことか右後ろタイヤにゴツゴツした音と感触が出た。
何かおかしいなと思いながら20分ほど走って、人道の丘公園手前の第4駐車場に車を停め降りてみたら、何とタイヤに針金が刺さっていた。鋼鉄製のZ型で首が違う角度に曲がっていて、いかにもタイヤのパンクを狙ったような10センチ弱の針金だった。
(昔流行ったタイヤ釘という悪質な犯罪釘だった)
タイヤ交換の工具を使って刺さった針金を引く抜くと、空気がいっぺんに抜けペシャンコになってしまった。
困ったことになったと、近年やったこともない予備タイヤへの交換作業を始めた。
ホイールを苦労して外し、ジャッキアップしタイヤのボルトを緩めようにもビクとも回らない。車体に体を預け、足をレンチに乗せ体重を掛け回そうにもビクともしない。
万事休す。
幸い傍に民家が3軒あり老いたお婆ちゃんが表へ出て、何かやっておられたので事情を話し「男手で助けて貰える人がおられないか」、聞くと「皆仕事に行っている。私はもう電話も掛けられなのよ」と嘆かれ「駐車場の少し上に大きな建物があるのでそこで聞くように」言われた。
行ってみると木曽川中流漁業協同組合で、玄関を入り部屋のドアをノックしたら管理人の女性が出て来られた。事情を話し「近くに自動車会社があれば、出張修理を頼んでください」とお願いした。
電話帳らしいファイルをめくり、自動車会社に頼んでくださった。
「あ~助かった」、二人で駐車場で待つこと10分足らず、ライトバンで業者さんが来てくれた。ジャッキ持参で車体ごと車を持ち上げ、電動ネジ回しでアッという間に予備タイヤに交換してくださった。
お聞きするとタイヤ修理もできるとのこと、一緒に工場まで付いて降り、修理もお願いした。工場で待つこと10分足らずでパンク修理もしてくださった。
「助かりました、ありがとうございます」と心からお礼を申し上げた。修理代は出張料、税込で3,080円だった。(修理店のご主人は釘は当方で処分しますと言われた)
木曽川中流漁協の方にはお礼に50円硬貨を差し出したが、電話料の10円でいいと言われた。皆さまに心からお礼申し上げます。
昨日は犬山の国道で少し危ない場面もあった。反省します。