たそがれ時のつれづれに

人生のたそがれ時を迎えて折々の記を・・思うままに

墓参

2021年01月23日 | 日記

週末の3日間は雨の予報通りだ。まだ昨日の方が少なかった。
昨日午後は雨が止んだので正月の花を捨てるため墓参したら、既に管理人の方が処分してくれていた。
珍しく車のCDカセットに「杉本真人・吾亦紅」を挿し聞きながら行った。
酒ばかり飲んで、勝手なことばかりやっていた自分が先に逝かないで、なぜかあさんが先に逝ったのよ。

「私の分まで長生きするのよ」との遺言どおり、23回忌も迎えたのに、コロナもあって法事もやらなかった。許してくれとお参りした。

良いことをかあさんに伝えるよ。2月にはあんたが病身でありながら、苦労して子守をした、長孫が結婚するそうだ。昨年既に家を出て近くのアパートに独居していたが、結婚したらそこに二人は住むそうだ。
孫が元旦に「明日、挨拶を兼ね顔見せに来る」と言ったが、生憎その日は二男と三重県へゴルフに行き会えなかった。

「そのうちまた連れてくる」と、後日言っていたよ。スマホで見せて貰うとハンサムな好青年だった。
孫は近くの小学校の教員であるが、相手もまた教員で、岐大卒の中学校教員だとのこと。
孫の親(長男)も同じで大学先輩に当たり、母は養護教員。今は非正規雇用だ。
在所の甥っ子も同じ、甥の長男も同じ。
知らぬ間に教員一族になってしまった。「物を育てるのではなく、人を育てるやりがいのある職業」と、昔甥が言っていた。責任も重いが。

かあさん安心してくれ。自分ももうすぐ仲間入りできるだろうと心で呟き墓参した。


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