CozyConer

サッカーやグルメや旅行やキャンプや…日常のちょっとしたことをつらつらと。JリーグのFC東京を強烈に応援しています。

【訃報】 松田直樹逝く・・・

2011年08月05日 | 日記・エッセイ・コラム

 平成23年8月4日13時6分、長野県の信州大学医学部付属病院で永眠した。享年34歳、あまりにも早い最期であった。

P1040255

 今年の4月3日、震災の影響でJリーグの開催が中断されていた時に行われたJFL松本山雅FCとのチャリティマッチがあった。まだ震災のショックが癒えない中、ボクらも何か出来ないか、と模索していた頃だし、好きなサッカーを見ることで被災地への支援になるのなら、と松本市にある松本山雅FCのホームスタジアム、アルウィンまで訪れたのだった。これが彼を見た最後の雄姿となってしまった。

 松田直樹、彼についてはもうニュースで散々流れているので、今さら説明する必要もないだろう。長いこと横浜Fマリノスに在籍していたが、ボクがあまりマリノスに興味がないことから、それほど気に掛けたこともなかった。むしろ2002年の日韓W開催したワールドカップの日本代表のディフェンスという印象が強い。当時はマスクを付けたバットマンこと宮本選手の方が話題になったりしたが、彼の当たりの強いディフェンスは頼もしい限りだった。そんな彼も昨年、横浜Fマリノスから戦力外通告を受けてしまう。最後のゲーム終了後、「オレ、サッカー好きなんスよ~」というサポーターに対するコメントは今でも涙を誘うが、当時このニュースを見た記憶があるけど、あ、そろそろ年齢的にも厳しいんだな、くらいな感覚で受け止めていた。

 そんな彼に松本で出逢うんだけど、そのアグレッシブな動きに実は魅了されてしまった。FC東京が攻め込まれている時、DFであるハズの彼は常に前線に飛び出し、ゴールを狙っていた。攻守切り替わった瞬間など、つい「松田、戻れ戻れ!」なんて叫んでしまい、どっち応援してんだか、ってな感じだったのだ。

 もしかしたらまだ彼は死んでしまったことに気がついてないのかもしれない。グランドで倒れてから意識を回復してないし。まだピッチで横になってるんだって思ってるかもしれない。今節、各地のスタジアムで松田コールが叫ばれるだろう。あっちこっちでコールされれば、サッカー馬鹿な彼もきっと気付くことだろう。どうかゆっくりと休んで欲しい。彼の意思は松本山雅FCの選手、スタッフ達に間違いなく引き継がれる。J2、J1とステップを踏み、我らがFC東京のホームスタジアムに迎えることを楽しみにしている。真の守護神となった松田直樹がいる山雅は強いに違いない。

 松本山雅FC、松田直樹選手のご冥福を心よりお祈りします。今まで夢や希望を見せてくれてありがとうございました。


門田隆将著「甲子園の奇跡」を読んで

2011年06月13日 | 日記・エッセイ・コラム
 今日のニュースによると、脇腹を痛めていた日ハムの斎藤佑樹投手が2軍で登板したらしい。高校時代は早稲田実業を夏の大会で優勝に導き、その後早稲田大学に進学し、最後はキャプテンとして「持ってる」何かをフルに使って優勝をしている。鳴り物入りでプロ野球界入りしたものの、ちょっとどうなのかな?と不安なイメージは否めなかった。
 と、普段はサッカーばっかりなのだが、今日はこんな野球の話から入ってみた。というのも、早実が2006年第88回選手権大会で優勝した後、ブログで「ハンカチ王子と老エース」という記事を書いたのだが、それから4年、題名を「甲子園の奇跡」と変えて出版されたのだ。前もそうだったけど、父親がウチのポストにこの本を入れておいてくれた。調度読み返そうかな、と思ってた矢先だったので、これ幸いとばかりに通勤途中の読書のつもりで持ち歩るき、時間つぶしのつもりだったのだが一気に読み耽ってしまった。そして涙が止まらなかった…

甲子園の奇跡 斎藤佑樹と早実百年物語 (講談社文庫) 甲子園の奇跡 斎藤佑樹と早実百年物語 (講談社文庫)
価格:¥ 680(税込)
発売日:2011-04-15
 ボクの父親の弟、叔父貴は早実野球部の監督を長いことやっていた。そしてあっけなく54歳の生涯を閉じてしまった。もう19年も経つんだけど、ここのところ妙に叔父貴の事が気になっていた。何度と無く墓地にも通ってみたけど、この気持ちは何なのか?この本を読み直してみて、やっとボクは叔父貴をリスペクトしていたのかもしれない、というのに気がついた。正直言うと、もっと生前に甘えておけばよかった、もっと悩みを相談しておけば良かった、って思うんだよね。本では早実の監督をやる上での苦悩が紹介されていたけど、ボクらの前では酔っ払いの叔父貴、娘にはチョー甘い叔父貴だった。口は悪いけど優しい叔父貴だった。尊敬の対象ではなく、偉大な野球人でもなく身近な「叔父ちゃん」だったのだ。そんな叔父ちゃんの愛した早実が優勝した。早実創設以来の悲願の優勝だったってことが克明に記されている。良かったら是非この本を読んでみて欲しいなぁ。駒大苫小牧のマー君こと田中投手との投手戦なんか読んでるだけで当時を思い出して力んでしまった。オススメの一冊です。
追記:最後にサッカーネタに戻るけど、ボクの愛するFC東京、今年の2月に阿久根社長が就任された。その阿久根社長、早実野球部のOBである。ご自身も東京ガス野球部の監督経験がお有りだ。現早実野球部監督の和泉さんと同期で、今でも親交あり、そしていつも叔父貴の話題になるそうだ。野球とサッカーの違いはあるものの、共に責任のある立場で叔父貴を思い出してくれるのは大変誇りに思う。きっとこれも何かの縁、これからもFC東京を応援し続けます!

懐かしの面々と

2011年01月23日 | 日記・エッセイ・コラム

 1月22日に高校時代の同級生と新年会を行った。何年ぶりかと思われる連中から、つい最近会った連中まで幅広く、そしてこれだけ一堂に会すのも珍しいだろう。そして何より、我らが担任だった宮島先生まで来て頂いた。今年古希、そして足腰が少々悪い中、遠方まで有難うございました。

P1030939

 今回の会場は、同級生が営む写真スタジオだ。彼は料理専門のカメラマンなので、スタジオもキッチンスタジオになっている。そこで実際に具材と酒を持ち込んでのホームパーティー形式と洒落込んでいる。また、ボクら同級生はソーシャルネットワークサービスのmixi上にコミュニティを設けてあり、19人程参加しているので、今回の新年会もコミュ上であーでもない、こーでもないと相談しながら計画を練っていったのだ。そんなワケで当日は小田急線の祖師ヶ谷大蔵駅集合であった。

P1030941

 ボクらは先生をピックアップするはずだったのが、先生が時間を間違えるというトラブルで少々遅くの到着となった。既にそれと思わしき集団が駅前でたむろしていたので、無事合流。既に高校時代に戻った感覚だ。

P1030946

 近所のスーパーや、酒屋で大量に具材を買出しし、会場のキッチンスタジオに向う。かつての女子達は主婦業もベテランの域に達しているので、初めての場所でもテキパキと手際が良い。

P1030948

 かつての男子達は、やることもなく先生の話し相手や、今回ビールサーバを酒屋からレンタルしたので、その組み立て等、雑用に終始する。それでも楽しいから幸せだ。

P1030952

 やがてテーブルには所狭しとツマミや料理が並び、ビールサーバにややトラブルがあったものの、生ビールもサーブ出来たことで、いよいよ新年会の開始だ。皆さん、お久しぶり~。かんぱ~い!!

P1030956

 これはRumi♪タン(仮名)の作品。シフォンケーキとなんとも可愛らしいモニュメント。メルヘンである。

P1030957

 こちらは、ふふタン(仮名)のキッシュ。ワインにグッド。インフルエンザの病み上がりで参加が危ぶまれたが、こんな力作持参で来るとは。。。

P1030964

 そして、なんと我が東村山名物、黒焼きそばまで登場。これ誰作ったんだっけ^^? 東村山にあるポールスタアソースが出している黒焼きそばソースを使ったモノだ。ミテクレはグロいけど、味は最高。

P1030967

 アンジェリーナ(仮名)の愛娘、めいちゃんが、ボクの愛してやまないFC東京カラーのミサンガを作ってくれた。ありがとうね、めいちゃん。おじさんずっとこれ付けてますから。願いがかなうまで。

P1030969

 宴もたけなわになった頃、宮島先生がお帰りになるというので一言頂いた。当時から小さい先生だったけど、また少し小さくなったような気がする…。先生、どうかお元気で。またすぐに古希のお祝いの会、開催しますので。今度はもっと近場にしますからネ。ありがとうございました。

P1030981

 このスタジオのアイドル、ケビン君。最初おとなしくてお行儀が良いワンコだったけど、誰かさんがツマミで手懐けてしまったため、ケビン君の箍が外れてしまったようだ。アチコチでおねだりするようになってしまった。ケビン、また遊ぼうね。

 そんなこんなであっという間に時間は過ぎ夜は更けていった。今回参加出来なかった人、遅く来て会えなかった人、また先生の古希のお祝い会でご一緒しましょう。いやぁ~、懐かしい面々との再会、とっても楽しいひと時であった。皆さん、有難うございました。


お写経のススメ

2011年01月04日 | 日記・エッセイ・コラム

 正月も三が日を過ぎて、世間では仕事始めだったりするけど、4日の今日までお休みをもらっているのでのんびりとした朝を迎えた。昨年の秋に奈良へ行った際、薬師寺で写経を勧められたのだが、それを実行しようと予てから計画していたので準備開始だ。

P1030903

 さて、生まれて初めての写経、作法も何も知らないし、どうしようかなと戸惑い気味に始めてみたのだが、これが案外さくさくと書けてしまう。最初はカミさんと和気藹々な感じでやっており、「写経なう!」とかTwiiterでつぶやいてみたり、と罰当たりなことこの上ない。ところがそのうち気持ちが集中し始め、気が付いたらお互い無言で一心不乱に書き写していた。今回、お写経させてもらったのは、般若心経という超有名なお経だ。

P1030904

 筆ペンで書いているんだけど、下にお手本があって、和紙は若干透けるので下の字に沿って書いていく。書き写しているだけだが、見事な字に見えてきて字が上手くなったような錯覚に陥る。最後に自宅住所やら氏名を書くんだけど、その時に錯覚であったことが証明される(笑)。更に書き順もかなりいい加減なことに気が付く。なぞっているにも係らずよく字が分からなくてちょっとめくって確認してみたり、と結構集中できる。

P1030905

 最後にお願い事と住所氏名を記入して完成だ。「家内安全」「身体健全」とふたつもお願い事を書かせて頂いた。書き上げたお写経は、薬師寺宛に郵送すると、永代供養してもらえる。この般若心経で270文字で、もっと長いお経も書くことができるらしい。もし興味ある方は、薬師寺のホームページがあるので、問合せてみると良いと思う。郵送でお写経セットが送られてくる。年の初めに書初めを兼ねての写経は心身ともにシャキっとするに違いない。来年もやってみようかな。


2010年を振り返って

2010年12月30日 | 日記・エッセイ・コラム

    今年も残すところあと僅か。明日の大晦日は各地で天気が荒れるような予報が流れている。今年もいろんなことがった。ざっくりと振り返ってみようか。

【1月】

 百名山の一つ、鹿児島県の開聞岳に登ったっけ。

P1020515 

焼酎は美味いし、砂蒸し温泉は気持ち良いし、イイこと尽くめだったハズだが、実は帰宅してから椎間板ヘルニアが悪化。そのまま動けなくなってしまったのだった。これ以来登山禁止令が発令され、今日に至っている。

【2月~3月】

 会社もろくに通えず、1日置きにリハビリに通う毎日。病院の待合室で見る冬季オリンピックが何よりの楽しみだった。フィギュアスケートではキム・ヨナ選手のどきゅーん!にヤラれたし。

【4月】

 なんとクロスバイクという自転車デビュー。腰痛はどうにか収まったものの、右足にシビレが残ってしまい、歩くことがつらいので自転車ならどうにかなるか、という気持ちで始めたのだった。これがハマってしまったのだ。

P1020696

【5月】

 その自転車で長野をサイクリング。ゴールデンウィークに諏訪湖や松本空港の付近を思いっきり走った。ますますハマっていく自転車だった。

P10208271

【夏休み】

 今年の夏は猛暑だったなぁ。6月までは近場を自転車で走っていたが、7月からはムリ。確か軽い熱中症になった覚えが。そんな暑さから脱出し、信州は野辺山にて高原サイクリング。ちょっと道を間違えて焦ったけど、それも楽しい思い出だ。

P1030254

【9月】

 9月と言ってもまだ暑い日が続いていた。師走に「暑かった日」と言ってもなんだか忘れてしまって実感ないけど、写真を見ると思い出す。自転車で初めて1泊旅行に出たのもこの月だったなぁ。荒川から川越に向かい、美味しい焼き鳥食べたっけ。

P1030375

【10月】

 この月は最も思い出深い月になった。長期休暇をもらって、自転車の旅に出たのだ。四国は愛媛県の今治まで車で行き、自転車で瀬戸内海を島伝いに横断して広島県の尾道まで「しまなみ海道」を走り切ったのだった。そして帰りついでに奈良県に寄り、歴史探訪のサイクリングまで楽しむことができた。最高だったなぁ。

P1020095

【11月】

 そろそろ寒くなりかけた頃、自宅からスカイツリーを見に行くことにした。荒川をずっと下ってスカイツリーを見たあと、名物のツリー丼をがっついてそのまま東京湾方面に。自宅から海まで自転車で来てしまったよ!という興奮モノのサイクリングだった。そして帰りは自転車をばらして輪行袋へ入れて、初の電車移動。この時の教訓は、先頭車両の運転台すぐ後ろは、鉄っちゃん達の迷惑になるので、できれば中間辺りの先頭車両、もしくは最後尾に乗ることだった(笑)

P1030735

【12月】

 我が愛するJリーグのFC東京がこともあろうにJ2へ降格。これまで真剣に応援してこなかった自分が悪かったと猛省し、今後は東京サポを前面に押し出すことに。ブログの装いもサッカー風へと模様替えした。

Sh3h023801

唯一の楽しみだった天皇杯も準決勝で鹿島アントラーズに敗れてしまった。でもこの日の東京は平山の見事なオーバーヘッドのシュートが決まったり、気持ちの入った内容であった。延長戦ロスタイムに失点したワケだが、東京らしい負けっぷりだ。来期のJ2はしっかりと応援するから任せておけ…、と言いたいけど正直勝って元旦に戦って欲しかったなぁ~。

【総括】

Sh3h0236

 先ほど、洗車をしてきて愛車もピカピカで新年を迎える準備を終えた。腰痛との闘いはまだまだ続くだろう。つい先日も大事な友を病で亡くした。これは本当に辛かった。体調管理は大事だということを友は命を張って伝えてくれたようにも思う。また嬉しいニュースは4月にカミさんの妹夫婦に女の子が産まれたことだ。つい最近クリスマスパーティーで会ってきたけど、まだ人の顔を見ると泣きやがる(笑) でもついついカワイイのでかまってしまう。癒されるんだなぁ~、姪っ子は。

Sh3h0237

 ということで今年も終わろうとしている。車に飾ってあった2010年のFC東京フラッグを外した。来期は味スタにも通ってしっかり応援して、来年の今頃はJ1への昇格と天皇杯で大騒ぎしていることを心から祈るのであった。

 本年も本ブログを読んで頂きまして誠にありがとうございました。テーマがフラフラと揺れてしまい、まとまりのないブログではありますが、これからもこんな感じで続くかと思います。1年間有難うございました。来年も皆様にとって素晴らしい年でありますように。良いお年をお迎え下さい。