夏が過ぎ、いつのまにか秋めいてしまい、今日なんかもう冬を感じるくらいの寒さである。だが、土日が来るたびに天気が悪く、元々家にいるのが好きではないボクにとってフラストレーションのたまる日々であった。
予ねてから計画していた低山ハイキングであったが、それまでの天気予報ではまずまずの気配だった。だが当日はあいにくの曇り、しかも雨も時折降っている。今回のハイキングは、いつものパートナーのまぁ坊と、高校時代の友人であるT氏だ。中学時代の同級生K氏も参加表明していたが、仕事の都合でキャンセルとなった。
今回のコースは、埼玉県の名栗方面にある伊豆ヶ岳だ。西武秩父線の正丸駅にてT氏と待ち合わせにしたが、よく考えると電車の本数も少ないので所沢から同じ電車の可能性がある。携帯メールしてみたら案の定同じ電車であった。途中、人身事故の影響で突然ストップしたが、なんとか正丸駅に到着。ちょっと肌寒い中の出発だ。
人気のコースだけあって、天気が悪い割には人が多い。年配のハイカーが多いので、間を縫って前に進む。ほとんどの人が正丸駅から伊豆ヶ岳方面に向かい、子の権現コースが多いのだが、我々は正丸峠を先に目指した。
勾配を増していく程にT氏は無口になっていった。それまでは饒舌だったハズなんだが…特に正丸峠直下の階段は心臓破りの階段でありかなりしんどい。なんとか登り切ったT氏を見ると、口から心臓が半分飛び出ていた・・・
正丸峠で休憩を取り、更に先へ進む。ここからは尾根伝いなのでそれほど起伏は激しくない。天気も時折ガスが出るがなんとか持っている。まだ紅葉には早いが、気持ちの良い森林コースだ。バードコールで鳥と会話をしようと思ったが、ガスのせいで湿ってしまいうまく鳴らせなかった。
途中休憩を挟んで、伊豆ヶ岳の手前までやってきた。ここから男坂と女坂に分かれる。小学校の遠足で来た覚えがあり、なんとなく記憶がよみがえってきた。男坂は岩場を鎖を伝って登るというワイルドなコースだが、コースの老朽化により落石があるらしく今は通行止めになっていた。なので必然的に女坂を登るが、これがまた登り応えのあるコースだ。高尾山の女坂とは訳が違う。トレッキングステッキを使いながらの登頂だ。T氏はステッキ持ってないから更に大変そうだ。もうどこかに心臓落としてきたような形相になっている。正丸駅近くの売店に550円の杖売ってたのに買えばよかったね、となぐさめてあげた。

山頂からの景色は絶景で、名前の由来は伊豆まで見渡せる、という話もあるくらいの眺望だ・・・そうだ。だがあいにくの天気でまわりはガスだらけ。写真だけ見たらチョモランマでも行ってきたか!と思われるかもしれない。ちょっと残念だが、気を取り直して楽しい楽しいお昼の時間だ。
山頂付近は比較的広いので、シートを広げてお弁当にした。汗と冷たい風でちょっと寒い…ボクとまぁ坊はコンビニで買ってきたオニギリと毎度の魚肉ソーセージだが、T氏は愛妻弁当だった。おかずを差し出し、「よかったらつまんで」という有り難い言葉をいただいたが、つまもうと思った頃にはT氏は全部食べていた(T_T)
気温も下がり、更にガスが濃くなってきたので、早々に引き上げることにした。来た道を途中まで戻り、途中から下山コースを取る。一気に下るコースなので割と険しい道だ。膝が大笑いしてきた。
無事に下山し、都内まで戻ってから昼間っからやっている居酒屋へ飛び込んだ。無事の帰還を祝ってビールで乾杯だ。これが最高にうまい!ちょっと飲むつもりが気が付いたら夜も更けている。飲みすぎたかも~
次回はK氏も是非参加して、祝杯をあげようじゃないか!
予ねてから計画していた低山ハイキングであったが、それまでの天気予報ではまずまずの気配だった。だが当日はあいにくの曇り、しかも雨も時折降っている。今回のハイキングは、いつものパートナーのまぁ坊と、高校時代の友人であるT氏だ。中学時代の同級生K氏も参加表明していたが、仕事の都合でキャンセルとなった。
今回のコースは、埼玉県の名栗方面にある伊豆ヶ岳だ。西武秩父線の正丸駅にてT氏と待ち合わせにしたが、よく考えると電車の本数も少ないので所沢から同じ電車の可能性がある。携帯メールしてみたら案の定同じ電車であった。途中、人身事故の影響で突然ストップしたが、なんとか正丸駅に到着。ちょっと肌寒い中の出発だ。
人気のコースだけあって、天気が悪い割には人が多い。年配のハイカーが多いので、間を縫って前に進む。ほとんどの人が正丸駅から伊豆ヶ岳方面に向かい、子の権現コースが多いのだが、我々は正丸峠を先に目指した。
勾配を増していく程にT氏は無口になっていった。それまでは饒舌だったハズなんだが…特に正丸峠直下の階段は心臓破りの階段でありかなりしんどい。なんとか登り切ったT氏を見ると、口から心臓が半分飛び出ていた・・・
正丸峠で休憩を取り、更に先へ進む。ここからは尾根伝いなのでそれほど起伏は激しくない。天気も時折ガスが出るがなんとか持っている。まだ紅葉には早いが、気持ちの良い森林コースだ。バードコールで鳥と会話をしようと思ったが、ガスのせいで湿ってしまいうまく鳴らせなかった。
途中休憩を挟んで、伊豆ヶ岳の手前までやってきた。ここから男坂と女坂に分かれる。小学校の遠足で来た覚えがあり、なんとなく記憶がよみがえってきた。男坂は岩場を鎖を伝って登るというワイルドなコースだが、コースの老朽化により落石があるらしく今は通行止めになっていた。なので必然的に女坂を登るが、これがまた登り応えのあるコースだ。高尾山の女坂とは訳が違う。トレッキングステッキを使いながらの登頂だ。T氏はステッキ持ってないから更に大変そうだ。もうどこかに心臓落としてきたような形相になっている。正丸駅近くの売店に550円の杖売ってたのに買えばよかったね、となぐさめてあげた。

山頂からの景色は絶景で、名前の由来は伊豆まで見渡せる、という話もあるくらいの眺望だ・・・そうだ。だがあいにくの天気でまわりはガスだらけ。写真だけ見たらチョモランマでも行ってきたか!と思われるかもしれない。ちょっと残念だが、気を取り直して楽しい楽しいお昼の時間だ。
山頂付近は比較的広いので、シートを広げてお弁当にした。汗と冷たい風でちょっと寒い…ボクとまぁ坊はコンビニで買ってきたオニギリと毎度の魚肉ソーセージだが、T氏は愛妻弁当だった。おかずを差し出し、「よかったらつまんで」という有り難い言葉をいただいたが、つまもうと思った頃にはT氏は全部食べていた(T_T)
気温も下がり、更にガスが濃くなってきたので、早々に引き上げることにした。来た道を途中まで戻り、途中から下山コースを取る。一気に下るコースなので割と険しい道だ。膝が大笑いしてきた。
無事に下山し、都内まで戻ってから昼間っからやっている居酒屋へ飛び込んだ。無事の帰還を祝ってビールで乾杯だ。これが最高にうまい!ちょっと飲むつもりが気が付いたら夜も更けている。飲みすぎたかも~
次回はK氏も是非参加して、祝杯をあげようじゃないか!