君が代を学校の卒業式で歌うの歌わせないので相変わらず賛否両論の意見が飛び交っているようだ。奇しくもお上が愛国心を評価するとかしないとか、なにやらきな臭い話題が尽きない今日この頃だ。
先の大戦がなければこんな話題にもならないであろう、日の丸掲揚とか君が代斉唱とかだが、あの戦争のおかげでどうも大日本帝国の軍隊を連想してしまうのも、まあ理解はできる。だけども日の丸はニッポンの国旗だし、君が代は国歌なんだから、あまり過去に拘らずに受け止めればいいんじゃないか、というのがちょっと大人っぽいボクの意見だ。特に最近はスポーツで国歌斉唱なんかがあるせいか、若い人もそれなりに君が代は口ずさんでいるようだ。
で、そんな中、こんなニュースがあった。君が代の替え歌が、ネット上で流れているとのこと。またどっかのアホが馬鹿にした下品な内容なのかと思ってあまり真剣に知ろうとは思わなかったが、これが案外良く出来ている。不謹慎とも思われるが、ちょっと学がないとこれは書けない内容だ。以下に記載するので、良かったらご意見、ご感想をお待ちします。
【詞】
Kiss me, girl, your old one. Till you’re near, it is year till you’re near.Sounds of the dead will she know? She wants all told, now retained,for, cold caves know the moon’s seeing the mad and dead.
【訳】
私にキスしておくれ、少女よ、このおばあちゃんに。 おまえがそばに来てくれるまで、何年もかかったよ、そばに来てくれるまで。 死者たちの声を知ってくれるのかい。すべてが語られ、今、心にとどめておくことを望んでくれるんだね。だって、そうだよね。冷たい洞窟(どうくつ)は知っているんだからね。お月さまは、気がふれて死んでいった者たちのことをずっと見てるってことを。
これ、英語の発音で歌うと、君が代の歌詞とほぼ同じ音になるのだ。外国なまりの日本語で歌っているように。訳を見ると慰安婦のことのようだ、とニュースでは語っていた。あえてボクはコメントは差し控えたい。