7月23日の土曜日、ひょんなことから埼玉スタジアム2002へ出向くことになった。いつも味スタやアウェーにFC東京を応援しに来てくれるT氏、実は埼玉県在住で浦和サポでもあるのだ。彼は今期後半のSOSIOにまでなってくれて感謝感激ではあるが、未だに心は浦和にあるらしい(笑) そんなレッズ、あまり調子が良くなく、この日は負ければ降格争いに引き込まれてしまう大事な一番、ヴァンフォーレ甲府戦だったので、ちょいと様子を見に埼スタまで行ってきたのであった。
埼玉高速鉄道の浦和美園駅から歩くこと20分弱でスタジアムに到着だ。異様な雰囲気のスタジアムはまるで地球防衛軍の秘密基地のようだ。
ちょっと羨ましいのは「赤酒場」と書いて「れっずばー」と読むのであろうか、このビアガーデン風のエリアだ。ゲームまでの時間をつぶすのもよし、帰りの混雑を回避するまでサッカー談議に花を咲かすのもよし。味スタにも欲しいなぁ~。
結果は2-0で浦和の勝利。開始早々に浦和のGKが一発レッドで退場となり、どうなることかと思ったが、この日は先日無くなった初代監督の森孝慈氏の追悼試合でもあり、数的不利であっても気合で勝つことが出来たようだ。これでひとまず降格圏内からは脱出したので、T氏には安心して東京サポへの階段を登ってもらうことにしよう。
そしてココからが本番(笑) 翌24日、日曜日は我がFC東京のホームゲームが聖地国立競技場で行われる。当然T氏も青赤ユニフォームを着て参戦だ。連日お疲れ様です。
ちょっとお天気が心配だったけど、キックオフ直前には綺麗な夕焼けになっていた。国立の空が美しい。
この日は同じ東京をフランチャイズにしているプロ野球セリーグの東京ヤクルトスワローズとのタイアップゲームである。キックオフ前にスワローズの選手から嬉しいコメントがあった。
このところ、ドロンパは必ずハーフタイムにピッチに出てきてくれる。そしてヤクルトのキャラクタ、燕太郎及びつばみちゃんと一緒に「まるもりダンス」を踊ってくれた。芸達者だわ、いつ見ても。ヤクルトにはもう一人(というか一羽か?)、つば九郎というキャラもいるが、折しもオールスター戦と重なっており、そちらへ出張中とのこと。ヤクルトも現在首位で調子良いし、FC東京も首位だし、両者とも優勝へ向けて突っ走って欲しい。
さて、肝心のゲームだが、この日の対戦相手はロアッソ熊本である。割と最近、熊本で大雨の中対戦しており、お互い手の内はよく分かっている。堅守の熊本をどう東京が攻めるのかが見所であった。ところが前半終了間際、熊本のゴール前でセザー、谷澤と倒される。谷澤の方がファウルとなり、相手にレッドカード。一発退場となってしまった。その後セザーが落ち着いてPKを決め1点先取。
後半、一人少ない熊本は防戦一方だ。後半開始早々に羽生のゴール、再び谷澤がゴール前で倒され、谷澤自身のPK、その後SBの徳永が2試合連続となるゴールを決め、とどめは途中交代したルーカスが満を持してのゴールと、終わってみれば5-0の圧勝。前節、谷澤は決定機をことごとく外した為に、サポータからブーイングを食らっており、そのお詫びを込めた土下座パフォーマンスが爆笑を呼んだ。やはり聖地国立競技場は験が良い場所だ。近接する他のチームも勝利しているので、上位チームは順位に変わりは無く、今節も首位を守った。
土曜、日曜とスタジアムに足を運び、サッカー三昧な週末を過ごした。ちょっと疲労感もあるけど、楽しいひと時だった。来年のJ1昇格後の視察を兼ねて、また何処かのJ1を見に行ってみようかなぁ~。