今日ラジオを聞いていたら、「蟻の兵隊」という映画の紹介をしていた。ボク自身初めて聞くタイトルだが、実は戦後の奥深い意味合いのある「言葉」だったのだ。
監督は池谷薫氏で渋谷で上映される。自主上映みたいだ。この映画広告のWebに予告動画があってちょっと覗いてみた。怒りの言葉を吐き出す老人達。いったい何がどうなってるんだ?とラジオに耳を傾けつつ、Webでも見てみた。
終戦後、中国残留の日本軍約2600名が、上官の命令にて武装解除をせずに、中国国内の内戦に参加した。多くの犠牲者を出し、どうにか帰国した時には、彼は自分の意志で中国に残り、国の命令に背き、中国国民軍として戦ったので軍籍を抜かれており、何の保証も受けることができなかった。
ざっと概要はこのような内容だ。こんな話、実は全く知らなかった。何で中国で日本兵が戦後も戦い続けたのか?何で国はそれを反逆としたのか?これは興味をそそる。Webで検索しても概要程度しか情報がなく、どうも隠蔽されてるようでならない。機会があったらこの映画を是非観てみたい。
ちなみに原作は奥村 和一(おくむらわいち)氏の手記である。戦後60年を経て、実際に現場へ行って、当時の殺人を犯した場所を確かめ、暴行した中国人の女性と面会したりと勢力的に行動したとのこと。そのドキュメンタリー映画によって少しずつ真実が明らかになっていく様が描かれているようだ。
まだまだ戦後って終わってないんだな~。いろんな影響が、この平和ボケした今日まで引きずってしまっている。本当に戦争はイヤだ。
憂鬱な時、雨が降ってたらどうしますか?
ちょっと音楽を聴いてみたくなりました。
雨のステイション 荒井由実 作詞・作曲
新しい誰かのために わたしなど 思い出さないで
声にさえもならなかった あのひとことを
季節は運んでく 時の彼方
6月は蒼く煙って なにもかもにじませている
雨のステイション あえる気がして
いくつ人影見送っただろう
東京都立川市にある、JR青梅線の西立川駅。今では昭和記念公園の入口として行楽客で賑わう駅である。まだ米軍が立川に基地を持っていたとき、この駅は米兵達の憩いの場に最も近い駅であった。
明け方、少女は始発の電車を待っている、そんなシチュエーションを荒井由実が歌った「雨のステイション」、当時の西立川駅は、ボクの記憶の中にほんの少し残っている。東京とは思えないほどの寂しい駅だったが、なんとなくアメリカナイズされたところで、近辺の住宅もなんとなくアメリカンだった記憶がある。
今でも横田基地の近くにある福生等はその面影が残っているが、立川周辺はすっかり様変わりしてしまった。
この歌のモデルが「西立川」と知ったとき、「あ~、なんかわかる」と思ってしまったのは歳のせい…だろうか…
写真は、西立川駅の公園口にある「雨のステイション」の石碑である。
コイズミさんは「どう思おうと個人の自由」という意見を貫いているが、大方感じるところがあったのではないだろうか。
報道によると当時の宮内庁長官が、昭和天皇のメモを保管しており、そのメモには靖国神社へのA級戦犯合祀について不快感を述べた内容が書かれていたとのこと。
靖国神社はボクのブログの中でも何回か語っているが、戦争で犠牲になった人たちの鎮魂が目的の神社であり、決して戦争を美化する目的ではない。そういう考え方で言えば、A級だろうがC級だろうが戦争で犠牲になった戦犯達を祀ったところで靖国神社の意味合いは問題ない。ただし当時の裁判で処刑になったり、終身刑で獄中死やら病気やらで死んだ戦犯も祀っているのも事実。特に昭和天皇は超ウルトラ戦犯として罰せられるかもしれなかったのだから、そんな戦犯達を祀ったりしたら、そりゃ心中穏やかではなかっただろう。
天皇陛下万歳と叫んで戦地で命を落した人達に鎮魂をこめて参拝していた昭和天皇。やはりA級戦犯合祀になってからは鎮魂にはならないと判断されたのであろう。この時期に特別な意味を持つメモを公開したというところに、天皇家、宮内庁の本当の思い入れがあるのではないだろうか。分祀論に若干の追い風になることは間違いないであろう。A級戦犯は、永久に戦犯なのである…ただし本当にA級戦犯なのか?という疑問もあるのも事実。あの裁判は強引だった…と訴えている人達もいるのである。
土曜日、突然の雷雨に見舞われてしまい大変な目にあってしまった。屋根付きのバス停でバスを待っていたのだ。それも10分程度だと思う。多少雨が落ちていたが、肌に感じる湿気とか気温や、空の怪しい雨雲からして夕立だろうという気配ありありだった。そして一気に土砂降りというか風も強くてはっきり言って嵐だった。屋根も傘も意味を持たず、逃げ込む場所もなくバスが来るまで耐えしのいだ。
三鷹のジブリの森付近にある写真スタジオで所用を済ませた後、吉祥寺の駅方面へ歩いてみた。日中の嵐はウソのような天気で湿度も高く、蒸し暑いったらありゃしない。遅めの昼飯だったのでそれほど空腹感はないのだが、喉の渇きは相当なレベルに達していた。
数件買い物に立ち寄り、じゃぁ何処行くべ~かとブラブラしてみたが、「吉祥寺ビアホール」の看板が呼んでいる(^^;
迷わずと言うか吸い込まれるようにというか、とにかくビアホールへと向う階段を下りていた。ジョッキが運ばれて来て、一気に半分ほど飲み干してしまった。最初は普通のビールで、次は黒とのブレンド、ハーフ&ハーフ、途中、プレミアムビールの「琥珀の時」という黒より少々薄い感じだけど味のあるビール、最後に黒ビールと4本の中ジョッキを立て続けに明けてしまった。段々と色濃く仕上げていったのがちょっとコダワリだったりして。
こう暑い日が続くと、ビールの消費が激しくていけません。オサイフもくたびれてしまう。これからはカロリーやプリン体にも気をつけないといけないと思い、ビールはホドホドにしまして、ホッピーにしようかと思っている…なんか身体を気遣ってるのか良くわからないけどね…