11月も後半になり、日本海側や東北、北海道では豪雪のニュースも聞こえている。日本列島、冬の準備完了!ってなところだろうか。東京地方はここのところずっと晴天に恵まれており、連休の中日である今日も快晴であった。この時間、窓の外は空がオレンジ色からグレーへとグラデーションがかかり美しい。さて、そんな快晴の中、今日は西武沿線マンスリーハイキングの11月コース、子の権現(ねのごんげん)のコースを堪能してきた。いつもは割りと平坦なコースなのだが、今度のコースは本格的な山岳コースである。と言っても9キロ、3時間ちょっとなのでご家族連れでもまったく問題ないお気軽コースだ。西武鉄道秩父線の西吾野から子の権現を目指し、コース的には子の権現をかすめるように下山へと転進して、吾野駅を目指す。さすがに晩秋というより初冬の奥武蔵は気温が低い。薄手のダウンジャケットでも寒いくらいだ。この辺りは針葉樹や常緑樹が多いらしく、あまり燃えるような紅葉という感じじゃなかったな。ちょっと残念。でも所々に見事な紅葉を眺めることができる。
さて、今回の山行についてはこれくらいにして、今日は寒いときには温かい珈琲が美味しい、という話に持っていきたい。吾野駅近くの東郷公園というところで紅葉祭りが開催されていた。なんだか賑やかな雰囲気と露店の良いニオイに誘われて、そそくさと公園に向かって、お昼の時間にすることにした。で、食後はリッチに珈琲をドリップである。プリムスのガスボンベは実は夏仕様なので、もうすっかり寒くなると火力に元気がない。両手で暖めながらお湯を沸かす。
お湯が沸くまでに、いつものドリップ珈琲をセット。珈琲鳴館のその名も「コーヒー一生懸命物語」だ。パッケージのイラストには珈琲鳴館のオーナー夫妻の可愛らしいイラストが描かれている。ここの珈琲は大変気に入っていて、我が家では毎日欠かしたことがない。家では豆を挽いてドリップしている(すべての行程はコーヒーメーカーがやってますけど)、山行にはなるべく荷物を軽くしたいので、このパックを持ち歩いている。寒いときには暑い珈琲をふーふーしながら両手で飲むとホント幸せを感じてしまう。今日は枝豆大福と一緒に珈琲タイムを楽しんだ。ここの珈琲は実は身内が働いているということで知ったのだが、そのヒイキ目を差っ引いたとしてもご機嫌に美味しいと思っている。宣伝をするわけじゃないが、もしこの記事を読まれて気になった方はコチラから通信販売もできるので是非ともお試しあれ。
のんきに珈琲を味わっていたせいか、吾野駅では電車が到着しかかっているではないか。小走りに駅へ向かいどうにか乗ることができた。1時間に2本程度しかないので乗り損なうと次まで時間を持て余してしまうので、ちょっと必死モードになった。皆さんも紅葉狩りをしながら美味しい珈琲を試してみませんか?