今日一つの銘店が暖簾を降ろしました。26年間八王子市役所の近くで美味い蕎麦を守り続けてきた銘店、そば処「中清」が2014年の年末に営業を終了しました。
ボクがこの店と出会ったのはカミさんとの結婚がきっかけです。カミさんの実家の近くにあり、昔バイトをしていた普通の蕎麦屋というのが最初の印象。だけど、ここで食べる蕎麦、そしてつゆの味がボクの好みと見事にフィット。ときどき食事で寄らせてもらった時、お店のメニューには凝ったものがいくつかあるんだけどボクは決まってせいろ蕎麦の大盛りでした(笑)
夜のメニューも充実していて、1回くらいしか飲みに行けなかったけど、初めて頂いた蕎麦焼酎の蕎麦湯割には参りました。
毎年大晦日は中清まで蕎麦を買いに行って年越しを迎えていたんだけど、これからどうしたもんか・・・そう思いながら先ほどカミさんが茹でてくれた最後の蕎麦を食べました。皮肉なことにこの最後の蕎麦が最高の茹で加減だったとカミさんが言っておりまして、その通り本当に美味しかった。蕎麦湯も最後の一滴まで飲み干しました。
今まで美味しいお蕎麦をありがとうございました。またいつか、中清の蕎麦が食べられる日が来ることを心より願っています。中清のご主人、奥さん、そしてスタッフの皆さん、お疲れ様でした。どうぞ良いお年をお迎え下さい。
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