夜泣きは適切な対策で簡単に治すことができる--理学博士の夜泣き対策--

夜泣きには明確な原因があります。原因はお母さんの生活習慣、育児の仕方などであり、赤ちゃんや幼児にはありません。

夜泣き対策は早く --- 遅れると対策が不可能になることがある

2014-11-06 22:22:42 | 夜泣き
   中谷 勇   元山形大学理学部生物学科教授
       is-nakatani@nifty.com

 夜泣きは簡単に治せますが、夜泣きが続いて親御さんが心身ともに疲れると対策が不可能になる事があります。私の本の読者の中には、アドバイスをしても全く対策をしない(できない)で何度も同じ内容のメールをくれた例が複数ありました。また、別の例では、本を全く読まない(本を読めないほど精神的に疲れている)で「何かアドバイスをください」、「助けてください」など同じ内容のメールを何度もくれる事もありました。
 読者には無料で相談にお応えしますが、このような状態でメールをいただくと私自身も泣きたい気持ちになります。親御さんが対策をしない(できない)限り、メールではアドバイスはできますが、具体的な対策などできるはずがありません。「今の状態では、私がお子さんをお預かりしない限り治すのは不可能です」というメールも何度か書きました。しかし、これらは読者のごくごく少数で、他の読者は夜泣きを治しています。
 このような事から夜泣き対策は早い程よいのです。夜泣きが始まってすぐに対策をすると2、3日で治せます。しかし、夜泣きが続くと親御さんが疲れるだけでなく、お子さんの睡眠障害も重症になり適切な対策をしても治るまでに日数が多くなり、最悪の場合1か月程になります。これは体内で睡眠を誘導し維持する物質を産生する器官(組織)が機能を取り戻すのに多くの日数を要するようになるからです。
 生後6か月以前からの夜泣きの主な原因は睡眠障害です。この場合、夜泣きは適切な対策をしなければ6歳頃まで続く事があります。お子さんには、原因がないので夜泣きを治す薬など存在しません。
 育児で大切な事は、親御さんや大人の目線ではなく、赤ちゃんや幼児の立場になった育児です。

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