お~カナダ! たてよこナナメ歩き

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エージェントをどうする

2010-07-07 10:01:58 | 家の売買と引越しとリフォーム
昨日の続きです。ここに書く話は、あくまで個人的な聞き書きです。
実際の不動産売買に関しては、専門家にご相談なさってください。


不動産売買や、不動産の管理の仕事をしているエージェント。
家を売るとき、最近は自分で売る人も増えているようですが、
たいていはエージェントに頼んで広告を載せてもらったり、
問い合わせてきた人に家を見せたりという仕事をしてもらっています。

なぜ自分で家を売る人が増えているかというと、
最近は、エージェントを使わず家を売るための指南をしている会社もあるし、
なんと言っても、売却成立後にエージェントに払うコミッションを節約できるからです。
計算公式もあるのですが、ここでは必要ないと思うので、あくまで感覚的な話ですが、
6000万円くらいで家を売って、エージェントに200万円くらいコミッション払う感じです。
コミッションを払わないとすれば、例えば自分で5900万円で売れたら御の字ですから、
売値を下げることができて売りやすくなるかもしれません。

実際は、自分でやれば思いもよらない煩雑な用事に悩まされるかも知れず、
コミッション節約して割に合うのか、そこをどう考えるかは売主次第ですね。

では、買うときはどうでしょう。

昨日書いたように、気に入った家を見つけて、うまく話がまとまれば買おうということになったら、
自分の側にエージェントを入れるかどうか、考えなきゃいけません。
経験豊かなエージェントに間に入ってもらって交渉するのは、
もしそのエージェントが信頼に足る人間だったら、どーんとお任せにすることができるでしょう。
買主側の利益になる情報ももたらしてくれるはずだし、アドバイスも期待できます。

ところで、不動産売買で、エージェントにコミッションを支払うのは売主のみ。
買主側にはコミッションが発生しません。
買主のエージェントはどこから収入が?
売買成立のあかつきに、売主が支払ったコミッションは、
買主のエージェントと売主のエージェントで折半なのです。(正確な数字はここで省きますが)

売主のエージェントの気持ちになって考えると、自分で努力して宣伝したり家を見せたりして売っても、
買主が連れてきたエージェントにコミッションの約半分を持っていかれるわけです。
(逆もあるのでお互い様なのでしょうが・・・)

なので、オープンハウスで売主のエージェントと話をしたりすると、
私達にエージェントがいるかどうか聞かれることが多いし、
エージェントはいません、と答えると明らかにうれしそうにされたこともあります。
実際、エージェントを連れずにオープンハウスに行って見て気に入ったら、
直接売主のエージェントと交渉に入る可能性は高いかもしれません。

いろいろな知人や友人の交渉体験談を聞くと、
自分(買主)がエージェントを使わなかったから、値段交渉が楽だったという話が多々あります。
なぜかというと、売主のエージェントが自分のコミッションの何割かをあきらめることによって、
買主の購入価格を低くしたりすることがあるからです。
売主のエージェントにすれば、その家を売れなければコミッションは入らない、
それに、売主と買主の双方の満足度を高くしたい。
(買主が大満足なら、将来、不動産売買でそのエージェントを使うかも知れないし、口コミもあるし)
仮に買主にエージェントがいたとしたら、どうせ約半分のコミッションを持って行かれてしまうのだから、
それは始めから自分の収入にはならないことにして放棄して、もらわないことにして、
その分、買主が支払う購入価格を低くしよう。それで売買が成立するなら・・・・
というわけなのです。もちろん、いつもこんな風にうまく行くわけじゃないと思います。
そういう話をたくさん聞いたということなのです。
さらに、こう言うとちょっと悪口みたいなのですが、
売主買主双方にエージェントがいると、どちら側もなるべく高く売ろうと結託して画策し、
(コミッションが売却金額からの比率計算になるからかな?)
最終的な値段がなかなか下がらないから買主に不利だ、という感想を持つ人も多いです。
それはまあ、なんとも言えないと思います。私にはわからないです。
でも、今住んでる家を買ったとき、値段の交渉は売主買主のエージェントを通してやりましたが、
うち(買主)のエージェントがあんまり値段を下げたがらなかったという印象はあったかも。。。苦笑

で、私の引っ越し話はどうなったかって?
背景と事情の説明が終わったんで、続き、ちゃんと書きます!!

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