お~カナダ! たてよこナナメ歩き

主にカナダ🇨🇦西海岸の生活話と少しアメリカ🇺🇸のことと音楽について

バースデーケーキ

2010-07-16 21:24:40 | カナダで暮らす
カナダに移住して14年目に入ったというのに、いまだに慣れないもの・・・

それはこんなケーキ



プラスチックみたいで、とても食べ物とは思えない・・・

まだ黄色はマシなほう。
真っ青のとか、クレヨンの標準色緑色のとか、紫色のとか。

食欲がわかないのです。
自然な食物の色じゃないじゃないですか!

おまけに、食べると、後ろからごーんと殴られたみたいに甘い!!
クリームも、中の、キメの粗いスポンジも、スポンジに挟んであるクリームもしつこく甘い!
そして、砂糖の粒が残っているみたいにクリームの食感がざらざらしているんです。

これが抵抗なくささっと食べられるようになったら
もっと”カナダの人”になったってことなのかな。
でも・・・これだけは・・・無理かも知れん・・・笑




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あこがれのラジオ局へ

2010-07-15 19:24:53 | 夏のものごと・2010
BCLという言葉をご存知の方いらっしゃるでしょうか。
Broadcasting Listening / Listenerの頭文字をとったもので、大体が短波放送で外国のラジオ放送を聴くという趣味です。
ラジオ局にレポートを送ると、べリカードという放送局独自のカードが返事としてもらえたりします。
私は小学生高学年の頃このBCLに熱中していました。
私だけじゃなかったですよ、ブームになっていましたから。
アメリカの短波放送VOAのジャズアワーという番組が大好きで毎晩楽しみに聴いていました。
もちろんそのとき英語はちっともわからないのに、です。笑
♪A列車で行こう♪のテーマソングをバックに渋くかっこよく "JAZZ HOUR"と番組名のナレーションが入るその途端からしびれていました。
ラジオを持って、家の中のどの場所が一番よく聞こえるかを探しまわったり、
アンテナはどうするかとか、小学生なりに、できる範囲ですがかなり凝ってやってました。
短波放送なので、雑音が入って音質はよくないのですが、遠い国の放送を聴くという不思議な体験が、その後、何度も日本を離れてしまうという未来=私の現在につながっていたのだと思います。

さて、そういう事情で私は今でもラジオを聴くのが大好きです。
毎年ジャズフェスティバルの季節になると、CBCというラジオ局がスタジオを開放して無料のコンサートを開くので、いつか行ってみたいと楽しみにしていました。
で、今年やっとその機会がありました。6月の終わりに。





スタジオは地下にあります。普段入れないところに入るのはドキドキうれしい。





この日のコンサートは公開録音で、案内役にはいつもラジオでおなじみの声の主が表れました。
午後のFM放送のDJをしている人です。
実はこういう人だったのだなぁ~というのがわかる、意外な楽しみはラジオならでは。
公開録音なので、ディレクターの人や録音の人の紹介もありました。
普通のジャズライブにはない、緊張感が漂ってました。





このあと、別のスタジオでもコンサートがあったのですが、そちらは公開録音ではなく、コミュニティースペースなのでもっとリラックスした感じでした。



ジャズフェスティバルのフリーコンサートは、
もっといろいろな会場で、本当にたくさん開かれているのです。
この日は車で要領よくたくさん回ることができてたくさん聴けました♪
その話は後日また☆


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疑わしきは・・・涙涙

2010-07-14 16:56:58 | 家の売買と引越しとリフォーム
(前のページから続く)
検査士F氏は台湾の人だったので、中国語(北京語)で話しました。
D氏は同じく中国系ですが、ここで生まれた人で、主に英語を話し、できるのは広東語。
すぐそばで聞いていても、話の内容がわからないということでした。
「どうでしたか?」と聞くと、まず
「これは大変だよ」との返事。
パソコンに取り込んだ画像を見ながらの説明を聞いていて、頭がくらくらしてきました。
詳しい問題はここで公開しませんが、直すのも一筋縄ではいかないだろうと言いました。
「修理にはいくらくらいかかるのですか? 買っても大丈夫でしょうか?」
気になるのはそこのところです。F氏の答えは
「そういうことはアドバイスできません。もし私が何か言うと、売主は私を告訴するかもしれません。私は現状の報告しかできないので、報告書を読んで自分で判断してください。更に詳しい情報が必要だったら、専門の人を雇ってください」

検査代、日本円の感覚で4万5千円也。報告書と、画像の入ったディスクももらいました。

さあ、困りました。
どう判断したらいいものか。

一両日中に結論を出さなければならないのに、専門の人を雇う時間もないし、
誰にアドバイスや見積もりを求めたらいいものやら・・・
F氏に電話したけど、抽象的な答えしかくれません。
普段仕事で家を建てては売っているD氏は、
「たいしたことない、こんな問題はどこにでもある」
と言うのですが、
いくら人柄が実直で信用できる人物に見えるD氏でも、売主のエージェントです。
まるごと信用していいものでしょうか。
たまたまつかまった、修理業者の人に来てちょっと見てもらいましたが、
正式に見積もりが出せるわけでもなく、かなり大掛かりな修理になると言うだけ。

先だって、Cさんの家を一緒に見に行ってくれた知り合いの人に尋ねても、
銀行の担当の人に尋ねても、誰に聞いても
「買わないほうがいいんじゃない?」

怖いのは、将来問題が出るかもしれないと言うこと。
こんな大きな買い物をして、自分達が売りたくなったときに売れなくなるのが恐ろしい。

あれこれ考えて、D氏に「ここで引きます」と伝えました。
E氏が望んでいた、月末までの売買完了はここで不可能になりました。
伝えてから、どっと力が抜けて、涙が止まりませんでした。
わーわー声をあげて、泣きました。
ダンナはただそばで黙って座っていてくれました。
子ども達もがっくり来てしまったのですが、両親が考えた末に出した結論ですから、
文句を言うわけにもいきません。
引越ししたいと言っても、ここまで行動に移したことがなかっただけに、
楽しみにして盛り上がっていただけに、いろいろ引越し後の生活を想像していただけに、
言いようのない、悲しみと淋しさとがっかりとごちゃ混ぜになったやりきれなさが、
家族全体を覆ってしまいました。

でも、きっぱり断ったことで、なんとか気持ちも収まるかなと思っていたのです。

ところが、一夜明けて、ダンナがまたD氏と連絡取ってしまったんです。
みんなのがっかりした様子を見て、どうしようもなくそうするしかなかったのでしょう。
実際のところ、契約切れまでにはあと1日残っていました。
D氏は、もうちょっと値下げできないかE氏と相談すると言いました。
結局、かなりの額を引きますという話になったのですが、
修理代として見込んでいた額より低かったので、どうしようもありません。
結局また断ることになりました。今度は完全にアウトです。

私は、ダンナがみんなのことを考えてD氏と交渉した気持ちはよくわかりました。
でも、無理やりにいったん落ち着けた気持ちを、また掘り出されてしまい、
初めに断ったときよりも、ずっと深く傷ついてしまいました。
やっと葬り去ったのに、また少し希望を持ってしまって、まただめになる。
それはとてもキツイことでした。
一ヶ月経った今、ここに書いていても涙が出そうになります。

フォーチュンクッキーはなんとおっしゃったか!?

IF YOU HAVE ANY DOUBTS AT ALL, HOLD OFF ANY DECISIONS.
少しでも疑わしきがあれば、結論を先延ばしにしなさいってか・・・

THE LONGEST JOURNEY IS STARTED BY A SINGLE STEP; TAKE IT.

GO EASY, BE MODERATE AND PATIENT.

YOU WILL TRY SOMETHING NEW.

THIS IS A GOOD TIME TO FINISH UP OLD TASKS.

また引越し先を探すとなれば、忍耐強く、長い道を一歩ずつ歩いていかなくちゃ。
片づけやら、荷物を減らすことやら、懸案事項を片付けるとしましょう。
何か新しいことを始めて気分を変えなくちゃやってられないですよねえ。

なんだかホントに見られてるようです、フォーチュンクッキーには。笑

長いお話におつきあいくださってありがとうございます。
・・・なのですが、この話はここで終わっていないのです、実は。
終わっていたんですよ、だけど、昨日また掘り起こされてしまいました。
今、まだまだ進展中なので、もう少し事態がはっきりしてからまた書きます。



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好事魔多し?

2010-07-13 10:22:14 | 家の売買と引越しとリフォーム
「フォーチュンクッキーのお告げ」からずっと続いてます・・・もう少し。

ヨロコビから一夜明けて、翌日金曜日は一日、手続きに必要な書類などをそろえたり、
ローンに必要な書類を銀行の担当の人にFAXして、だいたいどうなるか相談したり、
保険屋に電話して見積もりをとるなど、バタバタして過ごしました。
保険屋の電話、なんだかんだで1時間以上かかってしまいました。
これは大変、思っていたより用事があります。
おまけに、その用事は一週間以内にきちんと終えなくちゃいけないのです。
もともと楽しみにしていた今夏のジャズフェスティバル行きはあきらめよう!と決意。

本契約から2週間以内で家を受け取るとなると、
今住んでいる家の固定資産税と、次の家の固定資産税、
二軒分を、どちらも一年分、一度に支払わなくちゃいけません。
固定資産税の支払いが7月だからです。
もちろん、今の家を買ってくれた人が、引渡しの後には清算してくれるのですが、
売れる前の期間の部分の税金は、私達の負担です。
おまけに、二軒の家を持って、どちらかの家を空き家にすると、
空き家のほうの保険料がとてもとても高くなります。
いろいろ考えると、あっという間に今住んでいるところを売ったほうがいいです。
で、空き部屋を持っている友人に、
次の家が手に入るまで部屋を貸してくれるよう電話で頼みました。
今の家はちょっと物が多い印象があるので、売るときにスペースが狭い感じがすると思うから。
誰でも、スッキリ暮らせそうな家のほうがいいですよね。
毎日の生活に必要ないものを少しでも友人の家にしばらく置かせてもらえば、
家を売りに出して、誰かが見に来たとき、イメージがよくなるかなと思ったのです。

次の日、土曜日は銀行に行ってローンを組みました。
一番いい組み合わせのローンを選んで手続きするのに約2時間奮闘しました。
(この銀行は土曜日も開いています)
今、ローンの利息はとても低く、2%で借りられるとのことでした。
前回ローンを組んだときは6%台だったのです。
当時日本から来たばかりの私には、とても高い率に思えました。
でも、そのときのエージェント(白人の50代女性)は
「私が家を買ったときは、20%台だったのよ! 6%台なんて夢みたいに低いわ!」
って言ってましたが! 所変われば、ですね。笑

翌日、日曜日は、今の家を売ることを想定して、
片付けて、今すぐ要らない物を箱詰めし、友人の家に運びました。
壁の汚れているところをきれいにしたり、キッチンをぴかぴかにしたり。
すぐに売りに出さなきゃという緊張感で、がんばって働きました。

次の日の月曜日は、朝から弁護士探し。
ネットや、イエローページ(職業別電話帳)を見て片っ端からかけていきましたが、
なぜか断られるばかりでいい返事がないのです。なぜ?

実は、うちの州は7月1日から消費税が増税になりました。
厳密に言うと、増税とは言えなくて、以前と同じ税率のままのものもあるし、
例えば紙おむつにかかる消費税は12%から5%に下がったんですが。
そんなことはほとんど知られてないし、消費税率が下がったものはわずかです。
この増税には反対の嵐が巻き起こって、署名運動やら盛り上がったのですが、
州民の大多数の反対をよそに、予定通り執行されてます。
で、弁護士や会計士などの専門家の費用にかかる税率も7%のアップです。
そんなわけで、6月末までに終了できるよう、弁護士事務所には駆け込み依頼が殺到!?
「6月末引渡しの依頼は受けられません」と言われてばかりでした。
だいぶ奮闘してやっと一人、受けてくれる弁護士さんがみつかりました。
しかし「一日でも早く本契約にサインして持ってきてくれないと間に合いませんよ」って。
こうなったら、木曜に予定していた本契約サインを水曜に前倒ししなくちゃいけないかも・・・。

専門の建築物検査士さんもなかなか予定が空いてる人が見つかりませんでした。
こちらも増税のあおりかな? あんまり関係ないかな?
前に頼んでよかった、という人が一番いいので、
いろいろ聞いてみて、評判のよかった検査士さんに電話すると、ラッキーなことに
火曜日の朝だけ空いてるということで、予約を入れました。

さて、ローン、保険、弁護士とクリアしてきました。
あとは家の検査だけです。これがOKだったら、即にでも本契約にサインして、
弁護士の手続きを始めたら、6月末の引渡しに間に合いそうです!
エージェントD氏から電話がかかってきたとき、
「もし家の検査で大きな問題がなければ、水曜日にも本契約サインをします」と言いました。

火曜日朝、9時に家の検査でした。
息子を学校に送っていってから、家に行くと、D氏と検査士さんはもう来ていました。
双眼鏡で外から検査を始めています。
検査士さんF氏は見るからにまじめそうな人で、
双眼鏡から目を離してはメモを書き、また写真を撮り、と忙しく動いていました。
あるときダンナがちょっと話しかけたら
「私は仕事に集中しているので、話しかけないでください」と言われてしまったほどです。

私は私で、気になる点がいくつもあったので、自分でも検査をしてまわり、
暇そうにしているD氏を質問攻めにしました。
あまりよくメンテナンスされていないところが多いので、
本契約に入る前にきっちり確かめておかないと大変なことになりそうでした。

話が全部終わっても、まだ検査が続いていました。
そして、検査が終わってから、F氏は検査結果と画像をパソコンに取り込みはじめました。
12時近くになったので、息子を学校に迎えに行きました。それでも終わりません。
D氏は1時に次のアポイントがあるといって、そわそわ落ち着かなくなりました。
でも仕方ありません、F氏の説明を聞き終わって、報告書をもらわないと帰れません。
(続く)


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結果は・・・

2010-07-12 13:25:15 | 家の売買と引越しとリフォーム
まだまだ続いてます・・・

話し合いが始まってから、エージェントの確認があったのですが、
あらためて、D氏が売主のエージェントである以上、私達のエージェントにはなれないので、
私達にはエージェントがない状態で、直接交渉するということがはっきりしました。
「では、エージェントを誰か連れてきたほうがいいのですか?」
と聞いてみました。すると、D氏はちょっと歯切れが悪い言い方でしたが、
買主がエージェントなしで直接交渉をして、
もし、売主が受け入れるにはちょっと高めの、微妙な金額のオファーになった場合、
売主のエージェントが、コミッションの一部を放棄する形で、
買主の手に入る金額に上乗せして、買主が期待していた金額にして、
オファー成立に向けて決着を図ることはありえる・・・かもしれない・・・たぶん。
みたいな返事が返ってきました。

そうか。
やっぱり聞いていた話は本当だったのかな。

売主E氏にとって、早く売買完了できることがとても重要だ、とエージェントD氏が言いました。
家庭の事情で。
「ということは、満額オファーの人に勝てる可能性があるということですか?」
と聞いてみると、おそらくそうだろうとの返事。

オファーが通ってから、売買が成立するまでに普通一ヶ月位の時間を取るそうですが、
E氏の希望通り、2週間強ですべて終了して、家を明け渡す、という条件にしました。
双方がオファーを受け入れて、買主が”一週間以内に弁護士を探し、保険屋に話をつけ、
登記上問題がないかどうか確認して、銀行のローンを組んで、専門の建造物検査士に依頼して
家の構造検査などをして結果を検討し”すべてに問題がなければ、手付金を払って本契約の成立。
手付金は売買価格の5%。
手付金を支払ったあとは、契約を破棄しても、手付金の返却はありません。

今住んでいる家を買ったときは、オファーをするときに、まじめに考えてる証として
日本円の感覚で10万円ほどのお金を置いてくれと言われました。
これはオファーが成立しなければ戻るということでした。
今回はそういう話はなかったです。

そんなこんなで、わーわー話し合っているうちに、3時間ほど過ぎていました。
そして、金額を入れたオファーの紙をプリントアウトしてサインしていると、
売主のE氏がやってくるのが見えました。
これからE氏とD氏が話し合って、私達のオファーを受けるかどうか決めるのです。
私達と入れ替わりにE氏が入ってきて挨拶をしました。
昨日の夜、家を見せてもらったので、面識があるし、
売主と買主がオファーをはさんでこんなところで出会うのは変な感じがしました。

D氏が「車の中で結果をまちますか?」と聞きました。
私達は、話し合いで疲れ果てた上にお腹も空いているし、
子ども達もお腹をすかせているだろうから、ここは家に帰ることにしました。7時半でした。
帰る道々、携帯が鳴るか鳴るかと待っているのだけど、鳴らないんですね・・・
家に帰ってから、息子を迎えに行って、また戻ってきても連絡なし。
いきなり電話がかかってきたら、受け入れがたいオファーだから相手にされなかった可能性もあるし、じっくり考えてくれてるのは希望が持てるとか言っても、やっぱり落ち着きません。

そして、電話がかかってきたのは、もうすぐ夜10時というときでした。
ダンナが取りました。
なんて返事してるのか、みんな耳をすませました。
「はい、はい、わかります、わかります」
何なの!? どうなってるの!?
「はい、ありがとう、ありがとう」
おお!! 通ったみたい!?
娘と私は大きな声で叫びたい気持ちを抑えて胸の前でガッツポーズ!
なんてうれしい瞬間でしょう。
電話を置いて戻ってきたダンナが
「D氏がコミッションの一部を放棄したみたいだった、妥協したよと言ってたよ」
と言いました。

ああ、朝からの緊張がす~っと抜けて、とてもいい気持ちでした。
さあ、これから一週間、用事が山積だよ、うれしい引っ越しに向けてがんばるよ!

その日のフォーチュンクッキーのお告げは三枚。

YOU WILL BE IN THE BEST POSITION.

WITH RENEWED ENERGY, ACCOMPLISH WHAT YOU CAN.

MANY IDEALS ARE BECOMING REAL.

そう、ベストなポジションに立つことができました。
売買成立できるように成し遂げてみせますとも!
長い間夢見てきた生活がすぐ目の前まで来てる!

そのときは、その次の週に何が起こるのか、予想だにしていなかったのです。(続く)



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エージェントとオファー

2010-07-11 11:19:52 | 家の売買と引越しとリフォーム
話がずっと続いていますが、どうかもう少しおつきあいください。

エージェントD氏とのアポイントは4時半でしたが、
前の晩一睡もできなかった上に、翌日は朝からこれ以上緊張するか!というくらい緊張してました。
落ち着かなくてうろうろ・・・。
息子六歳は友達の家に預かってもらいました。
何を話したらいいか、メモを書かなくちゃ、と思うのですが、なかなかはかどりません。

娘達が帰ってきて、食べるものを用意して出かけました。
途中でダンナの会社に寄ってピックアップ、一時間くらいかかってしまいました。
その一時間が長く思えてしかたなかった。ハンドル握る手に汗・・・

なんでこんなに緊張したかといえば、
やはり自分達にエージェントがいないこと。
そして、家の売値ががくんと下がってから、多くの人が見に行っていたこと。
さらに、私達より前に値段交渉(オファー)をした人がいて、それが売値満額オファーだったこと。

考えれば考えるほど、「私達のオファーは通るのかな?」という疑問が
「通って欲しい!あの家が手に入ったらいいのに・・・」と思う気持ちに変わり、緊張したんです。
車の中で、ダンナが「緊張することない、買えたら買う、買えなかったら買わない、ってだけのこと」と言うのですが、それはそうなのですが、でもやっぱり手に入れたいと思い始めるとなかなか、自分でもコントロールできないのでした。
そして、交渉の場で、「すごく買いたい!」という態度を見せるのは、買主にとって値段交渉に不利だと言われていますので、注意しなくては。

D氏は、交渉はコンピューターに必要事項を入力しながらして、40分くらいかかると言ってました。
D氏のオフィスは自宅にあるということでした。
そこはバンクーバーでも有数の高級住宅街で、まあ、D氏の家は新しくて大きくてデザインがよくて。
中に入ると、ディテールも凝っているし、家具もすばらしい。
モニターつきのセキュリティーや、セントラルエアコンもついているのでした。
D氏はほかのエージェントみたいに高級車に乗ってないし、服装も髪型もすごく素朴なので意外でした。

オフィスになってる部屋に通されて、まず、個人情報を入力していきます。
身分証明として、運転免許証の情報、住所、電話番号、職業などなど。
それから、今回の交渉について、エージェントの確認をします。
売主にはD氏というエージェントがいて、これは明らかです。
で、D氏は私達のためにエージェントになるのかどうか?
答えはノーです。私達はエージェントを立てず、個人で直接売主のエージェントと交渉するのです。
D氏は、交渉がうまく行くようにプロの知識を使うけれども、
交渉は売主の立場に立って行い、私達買主の手助けはできません。

家の購入価格を決める前に、家に属するものは何が価格に含まれるのか確認して記入します。
その作業をしながら、私達は最終的なオファー価格を決めなくちゃいけません。
これは難しい、低すぎると相手にされない可能性もあるけれど、
もちろんのことですが、買主としては低いほうがありがたい。
売主が見て、オファー価格が少し低めだと思ったら、
買主に対して少し高い価格をカウンターオファーすることができます。
そして、また買主が新たにオファー価格を出す・・・繰り返し・・・ということもあります。
もちろん、買主からのオファーに対して一回でOKを出すこともありえます。

だいぶ迷って、ダンナと、始めに考えていたのより日本円感覚で10万円ほど足そう話しました。
売値(言い値)よりは低い数字です。満額じゃないです。
もしこれでOKだったら、もう、御の字!!って私は思いました。
だけど、どうだろう?
すでにオファーした人は、満額回答してるのです。
私達に有利な条件は、その人より早く売買完了できるということだけでした。(続く)


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次の一歩

2010-07-10 13:50:31 | 家の売買と引越しとリフォーム
今日もすかっと晴れましたが、昨日のように暑くなく、
さわやかな風が吹き、いつものバンクーバーの夏の日になりました。

さてさて、意気消沈して眠りにつこうとしていたところ、
ダンナがノートパソコンを持ってやってきました。
不動産サイトで検索していたのです。

Cさんの家の近所にも売りに出ている家があったのですが、
予算をはるかに超えていたので、考えてもみませんでした。
しかし、ノートパソコンの画面に映し出されたのを見ると、
感覚として、日本円で1000万円くらい一気に値下げされてました。
二日ほど前に見たときはまだ元の値段だったので、ホントに値下げしたばかりなのでしょう。

Cさんの家には車庫がなかったのですが、この家はある。
床面積は1.5倍くらい大きいし、なにしろ、あちらが築50年以上経っているのに対し、
この家は17年でとても新しい。写真を見ると立派な建物です。

何はともあれ見てみようじゃない~。
少しだけ気分が明るくなりました。
早速、不動産サイトから売主のエージェントにメールを送りました。

で、ここからの展開がついていけないほど速かったです。

まず、朝一で電話がかかってきて、その日の10時に見に行くアポイントが取れました。
10時2分前に到着すると、ほぼ同時にエージェントD氏がやってきました。
今回は高級スポーツ車じゃなかったです。笑
1時間くらいかけてゆっくり見せてもらいました。
私達と入れ替わりに2組の人たちが見に来ました。
値段が一気に大きく下がったせいでしょう、たくさんの人がアポイントを取ったそうです。

その家は、作りが豪勢でした。
玄関のドアを開けると、どーんとらせん状階段で二階に行くようになってて、
吹き抜けになっていてシャンデリアが下がっています。
リビングやファミリールーム、それぞれの寝室のでかいこと!
玄関の吹き抜けに二階部分の部屋を作ったら、もっとたくさん寝室ができるはず。
それに、寝室ひとつひとつにフル装備のバスルームがついていました。
主寝室には天窓があって、大きなジャクージも。
わーわー言いながら見てまわりました。

ところが。

一体どうすればこう汚くなるかな~と思うほど汚れていたのです。
そこには家庭の事情がありました。
そして、二週間ほどで購入手続きが完了する人に売りたいということでした。
いろいろ考えて、値段交渉をしてみようということになりました。
夕方、娘達が帰ってきてからその話をすると、自分達も見たいというので、
D氏に電話すると、たまたま売主さんE氏が在宅だったのでお邪魔できることになりました。
見に行くと、E氏がいろいろ説明しながら案内してくれました。
もちろん、売主さんにはエージェントがいるので値段の交渉はしません。
質問にも気安く答えてくれました。
Cさんご夫婦との会談とは全然違い、穏やかな、わくわくするような時間でした。

次の日、値段交渉をすることにして、D氏とそのアポイントを取りました。

家に帰ってまたフォーチュンクッキーを食べました。
中から出てきたのは

YOUR IDEA ARE WORTHWHILE.

WORTHWHILEは、骨折り甲斐がある、時間をかける値打ちがある、と辞書には出てます。
うわぁ~。
そうなのかな~?
とにかくやってみようよ。

(続く)



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売主さんとの直接交渉

2010-07-09 09:34:56 | 家の売買と引越しとリフォーム
毎日肌寒くて「夏はどこなの~?」と文句が飛び交っていたのですが、
三日前に急に暑くなり、バンクーバーも夏らしい日が続いています。
私の住んでいるところは33℃くらい・・・ゆうべは寝苦しかったです。
こんなに暑くなるのは、毎年7月のうちの一週間くらいだけ。
夏でも窓を開けたまま寝るとか扇風機使うなんて日はほとんどありません。
今年はどうなるかわからないですけど、予報では明日から気温が下がっていくそうです。
短い夏を精一杯楽しもうと、毎日子どもをつれてプールに行っています。
(ここで、普段なら、撮ったばかりの画像を載せるところなのですが、
実は私のデジカメを娘にもっていかれてしまったので写真が撮れないのです。とほほ。)

さて、話の続きです。

見に行った家のオーナー、Cさんとします。
かなり積極的に電話をくれたので、月曜の夕飯のあとに会いに行くことにしました。
いくつか気になる点もあったので、確認したかったし、二女を除いて家族みんなで行きました。
Cさんはご主人を呼んできて、一緒にテーブルにつきました。

直接交渉しよう、という話になれば、当然値段も自分達で決めることになるのですが、
私はこういう話がニガテです。特に面と向かっては・・・でも、ちゃんと話をしないとと思い、
ノートにどんなことを聞いたり話したりするか、メモを書いてから行きました。

事前に銀行の、いつもいろいろ教えてくれる担当の人に聞いたところ、
家の売値は、政府の評価額のプラス10%までが理想だよ、とのことでした。
評価額は、固定資産税の算出の基準になるもので、毎年初めに手紙で送られてきます。
「でも、他人の家の評価額なんて、エージェントに聞かないとわかんないでしょ?」
と聞くと、それがまた、全然知らなかったのですが、ネットで公開されてるんですと!
いいことを教わりました。
住所を入力すれば、その家と周囲の家の評価額と、最近の売却価格が出てます。
実は、前に家を見せてもらったとき、件のA氏に、Cさんの家の評価額を聞いたのですが、
「えっと~確か○○万ドルだったかな~」という返事でした。なんかあやしかったので、
自分でネットで調べてみると、なんと、A氏申告より日本円にして800万円近く低いんです。
(A氏がわざと間違えて高い額を言ったのか、うろ覚えだったのかは知りませんが・・・)
計算してみると、Cさんの家の売値は、評価額の40%増しです!!
これはかなり割高ですよね。Cさんの家の評価額は、今私が住んでいる家の評価額より低いんです。
もし、Cさんの家を売値通りに買ったとして、将来評価額が下がったら、
今度自分達で売るときに、すごく低い値段でしか売れないので困るだろうなあと思いました。

値段の交渉ですが、理屈から言えば、エージェントに支払うはずのコミッションは、
売主と買主で折半というのがまあ、理にかなっているかなと思います。
200万円コミッションを払うとすれば、最終的に双方で決めた売値から100万円引く感じです。
実際、この家の売却を頼んだエージェントとの契約はもう何日か前に切ったということでした。

どんな感じで話が進むのかとドキドキしていたら、Cさんがいきなり威圧的に出てビックリしました。

Cさんご夫婦はほぼリタイアしていて、子どもさん達は独立しているそうで、
「今の家が売れたら、次に小さめの家を買って、その差額で旅行などもしたいと思ってる。
でも、実はこの家には思い入れがたくさんあるので、売れなくてもいいの。お金はあるから。
で、あなたたちは一体どうしたいの? 具体的な額を言ってちょうだい。その話しに来たんでしょう。
私と主人は、言い値ちょうどの金額が欲しいのよ。じゃなきゃ、買ってくれなくてもいいのよ。
全然かまわないんだから、あなた達次第よ。」

もっと穏やかに話が進むと思っていたので、思わぬ展開にまいってしまいました。

ご主人はずっとご病気だそうで、そこに座っているのもつらそうな感じだったのですが、
小柄なアジア系女性のCさんが、交渉で私達に侮られたくないと思い、
白人の大柄なご主人に同席してほしかったという気持ちが言葉端にちらほら見えました。

私達は目配せをして、ここでは金額の話し合いをしないことにしました。

買主としては、直接交渉した結果、売主の言い値全部を出すなんて思いもよりません。
もし私達がそんな額を出すのなら、売主にエージェントがいてくれたほうが断然楽なのです。
なにしろ、自分達で売買したら、契約、売買、登記にかかわる手続きは一切自分でやることになるし、
第一、相手が本当に誠実に手続きしてくれるのかどうか、全然わからないのです。
買主の私達は一切コミッションを払わないのです。売主が払うんです。
だから、売主が高く売ろうと思って買主と直接交渉するのなら、
払わなくて済むコミッションの半分くらいは買主側に渡すくらいの条件でないと話になりません。

それで、前から疑問に思っていた家の設備に関する質問をしました。
Cさんは、いろいろ家を改装していて、その話を一つ一つしてくれました。
手間暇お金をかけてリフォームして、子ども達を育てた家には思い入れがあるというのが
本当によくわかったし、そこではお互いの気持ちをよく伝えられたと思います。

そうしていろいろ見て回っていて、あちこちに飼い猫の吐しゃ物がありました。
長女は猫アレルギーを持っているので、これはダメかな・・・と思い始めました。
バルコニーから見る庭、あそこで家族みんなリラックスできるなあと思うと胸躍るのですが。
ああでもない、こうでもないと頭の中はプラス面とマイナス面がぐるぐる回り。

時間も遅くなったことだし、また話し合いしましょうといって帰りました。
家に帰って、なんだかとても情けなく、悲しい思いにとらわれてしまいました。
金額的に無理がなく、庭もまあまあ、すぐ隣の家を除いてまわりの環境もよいし、
汚いところや壊れたところは自分達で時間かけてきれいにすればいいねなんて言ってたけど、
Cさんにあんな風にガンガン言われてしまったのが腑に落ちなくて。

もう、肩を落としてがっくり、って感じでした。
話し合いに行ったときは、もっと思いやりを持って話できるかなと思ってたんです。
そんなにすごく安くしてもらおうとか思って行ったわけじゃないんですよ。
だけど、言い値で買え、じゃなきゃ買わんでもいい、というのはちょっとね・・・
よく手入れしてない家を、政府の評価額の40%増しの値段そのままで買うのはやっぱり危険です。

お茶を入れて、そこにあったフォーチュンクッキーを食べました。
中から出てきた細長い紙にはこう書いてありました。

BE CAUTIOUS AT THIS TIME.

慎重にいけって?

なんか見られてるみたいで、娘と二人、始めは驚き、それからうなずいてしまいました。

それからどうなったかというと・・・(続く)


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振り回された

2010-07-08 09:57:22 | 家の売買と引越しとリフォーム
さて、まだまだ話が続いてます。

6月のある日、新しい、きれいな家の建ちならぶ、静かな通りで
一軒の家の前に「売り家」の看板が立っているのを発見しました。
インターネットでチェックしてみると、部屋数は足りてるし、
値段も、今住んでいる家を売ったお金に少し足せばいいくらいです。
不動産サイトでは、売り家の中、部屋の写真なども公開してることが多いのですが、
写真を見た限りでは、いいんじゃないかな~と思いました。
(このサイトの写真が、また上手に撮ってあるんですねぇ。
時々、実際に家を見たとき、よくあんなにきれいに広々とした感じに撮れたもんだなあ~と
実物と写真のギャップに驚くことがありますから・・・)

で、売主のエージェントにメールを送って、中を見せてくれるように連絡しました。

このエージェント氏、ここでA氏ということにしますが、
まあ、こんなにルーズな人がよく不動産の仕事できるなぁと思うくらいひどかったです。
けっこう大々的に宣伝してるんですよ、A氏の巨大な写真を印刷したトラック見たことあります。
まず、すぐにメールの返事が来なかった。何日か経ってやっと連絡が。
約束した日、11時のアポイントでしたが、10時半に電話がかかってきて
「売主の掃除が間に合わなかったから、今日のアポイントはキャンセルします」だって。
それからというもの、一週間音沙汰なし。
次に連絡があって、日時を決めてその売り家に行ったんですが、A氏遅刻!おまけに
「僕、次のアポイントがあるんで、20~30分だけで頼みますよ」だと・・・。
見ている間も、なんだかんだせかすし。
大急ぎで家の中や外を見て回ったわけですが、不完全燃焼。
A氏は超高級スポーツカーでいそいそ、ブル~ンと大きな音をたてて去っていきました。
なんだか家の間取りもよく覚えられないまま、帰宅しました。
数日後、もう一度見たいとA氏に連絡、例によってすぐに返事なし。
返事が来たと思ったら、A氏は直前に一軒売買成立して、バケーションに出かけていました。
なので、「同じオフィスの、違うエージェントが代理で行くので」
という返事で、その次の日曜にアポイントを決めました。

家も住んでいる人によって、メンテナンスがちゃんとできてるかどうか違います。
実は、その家は、ほんまに売る気があるの?と思うくらい汚かったのです。
片付いていないだけでなく、あちこちほこりだらけ、ネコの爪とぎあとだらけ。
いくらなんでも、普通、売りに出したら普段よりきれいにすると思うのですが・・・
それで、家のどこかが壊れたり具合悪くなってたらいやだなあと思いました。
汚いだけなら、掃除すればすむことですが、具合が悪いのは困ります。
ちょうど週末だし、知り合いに自分で改築したことがあって詳しい人がいるので、
頼んで一緒に行って見てもらうことになりました。

日曜の朝、時間厳守で現地に行くと、売主さん夫婦が車で出かけるところでした。
(普通、売り家を見に行くと、売主は出かけててそこにはいないです)
約束の時間を過ぎても、エージェントが現れる気配がありません。
おまけに、そのとき気づいたのですが、「売り家」の看板がなくなっていたのです。
エージェントのオフィスに電話しても、留守番の女性が電話を受けて、
「メッセージ伝えますから待っててください」と言うのみ。
待てど暮らせど誰も来ない・・・そしたら、なんと売主さん夫婦が戻ってきました。
「エージェント来ないの?」と聞いてきました。
そりゃ気になります、私達が見に来てるので、玄関の鍵は閉めずに出かけてるんですから。
「仕方ないわねえ・・・」と言いながら、また売主さんたちは去っていきました。

待つこと30分以上、やっと違うエージェントから電話がかかってきました。B嬢といいます。
彼女は「これからほかのところでアポイントがあるので私はそこへは行けない」と言うのです。
なんだそれは~。完全にあきれてしまいました。これは何!?
すったもんだの末、B嬢は「20分だけ寄るから」と言うので待つことにしました。

その間に、なんと、もう一度売主さんが戻ってきました。
「エージェント、まだ来ないのね、この際、エージェントは通さずに私達で直接交渉しない?」
と言って、携帯の番号をくれました。
なんだか展開がおかしくなってきたぞ?
電話番号を交換すると、また売主さんは去っていきました。

さらに待って、やっとB嬢が、高級ドイツ車からハイヒールカツカツ鳴らして現れ
「私だったらお客さんを待たせるようなことはしないわ」
と言いながら、派手な名刺をくれました。B嬢も派手な感じの人です。髪の毛もすごい色。
話を聞いてわかったのですが、私達がアポイントを取ったのとすれ違いに、
売主さんはその家を売るのをやめたのでした。で、「売り家」の看板がなかったというわけ。

私達は、前回見てから気になっていたところを見て、
知人には家を買うときに要チェックの場所を見てもらいました。
B嬢はその間ずっと仕事の電話をしていたのですが、最後にこちらにやってきて、
自分の宣伝を始めました、私なら、お客さんの扱いはもっといいわよ~と。

あっという間に見終わって、B嬢は自分の仕事へと去っていきました。
もう売りに出ていない家を大急ぎで見て、ほかのエージェントに会って勧誘され、
売主さんからは「直接交渉しない?」と誘いをかけられてしまったが・・・(続く)






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エージェントをどうする

2010-07-07 10:01:58 | 家の売買と引越しとリフォーム
昨日の続きです。ここに書く話は、あくまで個人的な聞き書きです。
実際の不動産売買に関しては、専門家にご相談なさってください。


不動産売買や、不動産の管理の仕事をしているエージェント。
家を売るとき、最近は自分で売る人も増えているようですが、
たいていはエージェントに頼んで広告を載せてもらったり、
問い合わせてきた人に家を見せたりという仕事をしてもらっています。

なぜ自分で家を売る人が増えているかというと、
最近は、エージェントを使わず家を売るための指南をしている会社もあるし、
なんと言っても、売却成立後にエージェントに払うコミッションを節約できるからです。
計算公式もあるのですが、ここでは必要ないと思うので、あくまで感覚的な話ですが、
6000万円くらいで家を売って、エージェントに200万円くらいコミッション払う感じです。
コミッションを払わないとすれば、例えば自分で5900万円で売れたら御の字ですから、
売値を下げることができて売りやすくなるかもしれません。

実際は、自分でやれば思いもよらない煩雑な用事に悩まされるかも知れず、
コミッション節約して割に合うのか、そこをどう考えるかは売主次第ですね。

では、買うときはどうでしょう。

昨日書いたように、気に入った家を見つけて、うまく話がまとまれば買おうということになったら、
自分の側にエージェントを入れるかどうか、考えなきゃいけません。
経験豊かなエージェントに間に入ってもらって交渉するのは、
もしそのエージェントが信頼に足る人間だったら、どーんとお任せにすることができるでしょう。
買主側の利益になる情報ももたらしてくれるはずだし、アドバイスも期待できます。

ところで、不動産売買で、エージェントにコミッションを支払うのは売主のみ。
買主側にはコミッションが発生しません。
買主のエージェントはどこから収入が?
売買成立のあかつきに、売主が支払ったコミッションは、
買主のエージェントと売主のエージェントで折半なのです。(正確な数字はここで省きますが)

売主のエージェントの気持ちになって考えると、自分で努力して宣伝したり家を見せたりして売っても、
買主が連れてきたエージェントにコミッションの約半分を持っていかれるわけです。
(逆もあるのでお互い様なのでしょうが・・・)

なので、オープンハウスで売主のエージェントと話をしたりすると、
私達にエージェントがいるかどうか聞かれることが多いし、
エージェントはいません、と答えると明らかにうれしそうにされたこともあります。
実際、エージェントを連れずにオープンハウスに行って見て気に入ったら、
直接売主のエージェントと交渉に入る可能性は高いかもしれません。

いろいろな知人や友人の交渉体験談を聞くと、
自分(買主)がエージェントを使わなかったから、値段交渉が楽だったという話が多々あります。
なぜかというと、売主のエージェントが自分のコミッションの何割かをあきらめることによって、
買主の購入価格を低くしたりすることがあるからです。
売主のエージェントにすれば、その家を売れなければコミッションは入らない、
それに、売主と買主の双方の満足度を高くしたい。
(買主が大満足なら、将来、不動産売買でそのエージェントを使うかも知れないし、口コミもあるし)
仮に買主にエージェントがいたとしたら、どうせ約半分のコミッションを持って行かれてしまうのだから、
それは始めから自分の収入にはならないことにして放棄して、もらわないことにして、
その分、買主が支払う購入価格を低くしよう。それで売買が成立するなら・・・・
というわけなのです。もちろん、いつもこんな風にうまく行くわけじゃないと思います。
そういう話をたくさん聞いたということなのです。
さらに、こう言うとちょっと悪口みたいなのですが、
売主買主双方にエージェントがいると、どちら側もなるべく高く売ろうと結託して画策し、
(コミッションが売却金額からの比率計算になるからかな?)
最終的な値段がなかなか下がらないから買主に不利だ、という感想を持つ人も多いです。
それはまあ、なんとも言えないと思います。私にはわからないです。
でも、今住んでる家を買ったとき、値段の交渉は売主買主のエージェントを通してやりましたが、
うち(買主)のエージェントがあんまり値段を下げたがらなかったという印象はあったかも。。。苦笑

で、私の引っ越し話はどうなったかって?
背景と事情の説明が終わったんで、続き、ちゃんと書きます!!

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