CANNONDALE JAPANのWEBサイト に「2012年9月20日、キャノンデールはブリクシアスポーツ社へ増資し、新名称“キャノンデール・プロサイクリングチーム”として再スタートするチームのタイトルスポンサーになることをここに発表いたします」という驚きのニュースリリースが掲載されました。
LIQUIGASのスポンサー撤退を受け、資金面では厳しい状況になるかもしれませんが、CANNONDALEのこの英断は評価に値すると思っています。BMCがそうであるように、自分たちの造るバイクに自負があるなら、多くのチームにバイクを供給することより、メーカー名を前面に出してプロ・ツールを戦い抜くチームがもっとあっても良いのではと考えています。
勿論、かなりの資金力が必要ですから、この理想を実現するには難しい問題も少なくないと思います。新体制は年明けからスタートとなり、ジャージやバイクのカラーリングがどうなるのかが今から楽しみです。
ペーター・サガンをはじめ、モレーノ・モゼール、エリア・ヴィヴィアーニといった才能豊かな若手が中心のチームになりますが、バッソは残るようなので2度のジロ・デ・イタリア優勝の経験を活かしチームを牽引してくれるでしょう。
GMのボブ・バーバンクは「イノベーションの分野でリーダーシップをとることこそ、キャノンデールのDNAだ。過去6年間、バイクのポテンシャルを最大限発揮させ、その限界を押し上げるようなチームの走りには心底興奮を覚えた。タイトルスポンサーになることは、プロサイクリングへの継続的なコミットメントを体現する最高の機会である。現状を維持することに留まらず、挑戦を続けるキャノンデールらしさを、販売店やエンドユーザーの皆さまに見ていただきたい」と語っているとのこと。CANNONDALEユーザーとしては実に頼もしい言葉だと感じています。
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