市民クリテリウムが全て終了してランチタイムになったが、モエレ沼公園会で食事ができるところはガラスのピラミッド内の売店のお弁当かフレンチレストランしかない。万が一のことも考慮して、朝途中のコンビニでおにぎりを買っておいたのだが、応援というのは意外とエネルギーを消耗するものらしく、市民クリテリウムの最中に食べてしまっていた。
已む無く、バイクを起こしてガラスのピラミッドへ。ゴールが公園の東側でガラスのピラミッドは西側と結構な距離があり、徒歩だと本番の応援に間に合わない可能性もあったのだ。
人とバイクで溢れかえる道をガラスのピラミッドへ向かうも、お弁当は既に売り切れてしまっていた。市民クリテリウムの応援もせずにお弁当を買う人がこれほど多いとは、驚きだ。ホットドックとアイスコーヒーをオーダーしたが、ピラミッド内のベンチは既に人で埋め尽くされていた。幸い雨の気配はなかったので、外の芝生に座ってホットドックにかぶりついた。
食事を終え応援席に戻ると、予想以上のハイペースで予想タイムを大幅に上回りそうな気配だ。午後2時前には関係車両が戻って来た。そして、上空ではヘリコプターのローター音が近づいて来る。プロトンが東口のゲートを通過したというアナウンスが聞こえる。会場がにわかに活気付く。モエレ沼の周回コースに入れば500mほどのストレート。来た!!一団のスプリントになるかと思いきや、公園内へ入る2つの直角コーナーでプロトンは縦長になっていた。
そこからはあっという間の出来事で、プロトンは風のようにゴールに吸い込まれて行った!TTやクリテリウムが行われていたこともあったが、予算の関係で年々ステージ数が減り続け、今年は3ステージになってしまった。国内では数少ないUCIポイント対象レースなだけに残念だ。
私が声援を送りに来たSPACE ZEROPOINTは前日の山岳ステージで総合順位を落としていたが、第1ステージで7位に入っていた小室選手のスプリント力に密かに期待していたのだが、先頭と2番手が大柄な外国人選手で3番手に比較的小柄な日本人手がいたことは分ったが、誰なのかまではゴール後のアナウンスがあるまで全く分らなかった。そして3位の日本人がゼッケン151番の小室選手だとアナウンスされた時は胸が熱くなった。これが生で見る初のロードレースだった。
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